『 今度の旅行は どこに行くの? 』 と 旅行に出かける十日ほど前に トトに聞いた
私が行きたいのは ただ一箇所 ケルンだった
ドイツに行く ケルンに行く でも ほかの観光は トトにお任せ
『 カッセルでしょ。 リューベックでしょ。 ブレーメンでしょ。 そして ケルン! 』 と トトの答えは シンプルすぎて ちんぷんかんぷん
リューベックもブレーメンも聞いたことある地名だったが カッセルは数回聞いても 覚えられなかった
『 なぜ その地を? 』
『 グリム兄弟が 住んでいたところでしょ 』
あらまぁ グリム童話の一つでも 知っているのかしら … 言えない 言えない 言ってみたいけど
そこで こっそりと調べてみた
見所がないわけではないが グリム兄弟には 興味がわかなかった
それでも 一日目の観光地カッセルに着いてしまった
ICEで Kassel Wilhelmshoheから 一駅で Kassel Hbfへ 到着
今回の旅行は どの観光地も一泊ずつで 鉄道での移動だったので ホテル選びは 唯一 駅近であること
カッセルは エクセルシオールを前々日にネットで予約してあった
『 初日ぐらい バスタブ付きじゃなきゃね 』
Kassel hbfは 小高い所にあり 街が緩やかに下っている
そして ホテルは ほんとに歩いて数百メートルのところにあった
フロントで荷物を預けなければならないので 予約の確認をすると なんと部屋の準備が出来ているので チェックインしていいという
これだけで このホテルを選んで トトさん大正解と思った ( 一瞬 )
部屋にたどり着くと リニューアルしたばかりのような新しさである ( 外観は 古かった ) で バスルームを開けると
バスタブがなく シャワーブースだけだった
トトよ 失敗したね! と 口には出さない。 そのかわり
『 私が予約したんじゃなくて よかったぁ 』 と 本音を口にしてしまった … 私が予約していたら 責められたもんね きっと
改めて 歯を磨いたり 顔を洗ったり 着替えたりして ( アーリーチェックインできて よかったぁ とつくづく思う ) 観光へ スタート
トラムのワンデイチケットを駅で購入し 乗り場を探しているトトを尻目に プーさんが 金髪のジャーマンボーイに 目的地へトラムでの行き方を尋ねる
ドイツ人の英語は わかりやすく 私でも理解出来る
5分くらい指差した方向へ歩いていくと ダウンタウンの中心地になり そこから トラムが出ていて… トラムの番号を二つ教えてくれる
『 最初は どこから見ようか? 博物館? 』
私は ここのサイトを見ていたので
『 公園 ヘラクレス像のある公園へ まず行かなきゃ 』
ヘラクレスの像より 公園の上からカッセルの街とヴィルヘルムスヘーエ城までの石の階段を見てみたい 出来たら歩いて降りてみたいと思っていた
希望は叶えられ トラムに乗り Bergpark Wilhelmshoehe ベルクパークを目指すことに
トラムの終着駅で降りて バスに乗り換えて ベルクパークへ
まるで避暑地のような佇まいの建物が並ぶ 終着駅
カッセルの街は 暑くて日傘をさしたり 建物の影に隠れたくなるほどだったが さすがに風が爽やかで 気温も若干下がっている
いろんな人が ここはヘラクレス像がある建物は工事中で中に入れなかったとなっていたが 入ることが出来た
『 カッセルの街は 先の戦争で ほとんど焼き尽くされたらしいから ここも焼かれたんじゃないか? 』
『 で 何で ヘラクレスなの ドイツなのに? この像はいつ出来たの? 』
『 それが カッセルの一番のお勧めなのに 歴史とかは あまり書いてない 』
私と同じ程度の知識しかネットで拾っていないことがわかる
近くからでも 遠くからでも よく見えないヘラクレス像
どうやって あのてっぺんまでのっけたんでしょ?
でも高いところ大好きだから 入館料払って 入る
高ければ 高いほど よく見下ろせるかも? で 螺旋階段を上って ヘラクレス像がのっかっているピラミッドの一番上まで登る
螺旋階段は ここも上に行くほど細くなり 最後はすれ違うこともできない狭さ
でも よく見えました 満足
逆光の中で 記念撮影
山のてっぺんから一直線にこういう噴水を作るドイツ人って ローマ人が昔 ひたすら直線の道路を作ったのを真似ているのかしら
建物を出ると お腹もすいてきたので 近くに見えていた山小屋風のレストランで休憩することになった
ヨーロッパでは ほとんどのレストランにテラス席があり、どちらがいいか尋ねられる テラス席の風景
外は暑いので 空調のきいた室内を選ぶと テーブルを準備してもらえた
メニューは ドイツ語に ちょっと英語で説明がある程度
季節限定のアスパラガスメニュー
尋ねると ホワイトアスパラガスと 肉や魚のコンビネーションのプレートだという
私とトトは まさかこんなところで( 失礼 )シーズンのホワイトアスパラガスが食べられるなんて と 感激して 注文する
私は 生ハムとのセット トトは サーモングリルとのセット
プーさんは パスタ
ほどほどに冷たい ビールも美味しい ( 暑いので もっと冷たければ さらに美味しく感じたかも )
楽しく美味しい遅めのランチでお腹いっぱいになり レストランを出る
トトが 来るとき乗ったバスで帰ろうとするので すかさず
『 歩いて石の階段を降りて行こう 』 と提案すると
『 あなた 歩けるの? 歩けないでしょ 』
『 歩ける 歩ける サポーターしているし ゆっくりなら歩けるし 歩いてヴィルヘルムスヘーエ城まで 降りてみたい 』 と 頼み込み 歩いて降りていくことになった
トトは今日は土曜日だから 水を流さなくて残念でした と言っていたが ほんとにヘラクレス像のある建物の高さからしたまで石の階段を伝わって水が流れるのを見ると気持ちがいいだろう
水曜日と日曜日に 時間を限って 噴水が吹き出して 下まで水が流れ落ちるらしい
一番下の噴水の到着点の池からは 公園の中を通ってヴィルヘルムスヘーエ城を目指す
この公園は 今が多分一番美しく 気持ちいい季節のようで 緑がきれいだし 湿度が低くて 風が爽やか
ジューンブライドを数カップル見かける
野外記念撮影するカップルいたり 公園内なのに フォーマルな服装の人をよく見かけるのは あちこちで結婚式あげているのかも?
もちろんトレッキングスタイルで 歩いている人もいる
この 公園を歩いているときは ほんとに最高に癒された
理由は ゴミがない 季節がいい 公園の規模に対して中にいる人が極端に少ない 騒音がない
ヴィルヘルムスヘーエ城は 中の見学は省き ( ここの自然に比べると 関心度が 低い展示物だった ) さらに歩いて トラム乗り場まで
行きもトラムの中から見えたグリム兄弟の銅像は 博物館の前だったと思うが 小さい ひっそりとしている … 博物館もスルーしたい
カッセルの中心地に戻ってきた
ここで あまりの天気の良さに プーさんがサングラスを買いたいと言い出し デパートに入る
このあと ちょっとウィンドショッピングし さらに 観光を続けるというトトに グリム博物館は諦めてもらい、オランジェリー城を目指す
といっても歩いて行ける距離
途中 面白いもの見つけて 行ってみると スポーツするときの シュート板のような? 野外スクリーン?
オランジェリー城は 着いた時間が西日が強くて 外も中も興味がもてないし 夕食をこの中のレストランでというトトの計画にも のれない私とプーさん
西日の強さに負けず日光浴している人々
トトにしても 朝早くからの移動や散策ですっかり疲れている
ホテルに帰ることにした
ホテルに着いたのは7時すぎ
でも もちろん外は明るい
だれも食欲もないほど疲れていて バスタブ バスタブと騒ぐトトさえ シャワーも浴びず ベッドに入った
私もプーさんも コンタクトレンズを外し 化粧を落として 同じようにベッドに
日本時間で 夜中の3時ぐらい
時差ボケで どうせみんな3時間ほどで目が覚めるのが 西へ旅行した時の常である
私が行きたいのは ただ一箇所 ケルンだった
ドイツに行く ケルンに行く でも ほかの観光は トトにお任せ
『 カッセルでしょ。 リューベックでしょ。 ブレーメンでしょ。 そして ケルン! 』 と トトの答えは シンプルすぎて ちんぷんかんぷん
リューベックもブレーメンも聞いたことある地名だったが カッセルは数回聞いても 覚えられなかった
『 なぜ その地を? 』
『 グリム兄弟が 住んでいたところでしょ 』
あらまぁ グリム童話の一つでも 知っているのかしら … 言えない 言えない 言ってみたいけど
そこで こっそりと調べてみた
見所がないわけではないが グリム兄弟には 興味がわかなかった
それでも 一日目の観光地カッセルに着いてしまった
ICEで Kassel Wilhelmshoheから 一駅で Kassel Hbfへ 到着
今回の旅行は どの観光地も一泊ずつで 鉄道での移動だったので ホテル選びは 唯一 駅近であること
カッセルは エクセルシオールを前々日にネットで予約してあった
『 初日ぐらい バスタブ付きじゃなきゃね 』
Kassel hbfは 小高い所にあり 街が緩やかに下っている
そして ホテルは ほんとに歩いて数百メートルのところにあった
フロントで荷物を預けなければならないので 予約の確認をすると なんと部屋の準備が出来ているので チェックインしていいという
これだけで このホテルを選んで トトさん大正解と思った ( 一瞬 )
部屋にたどり着くと リニューアルしたばかりのような新しさである ( 外観は 古かった ) で バスルームを開けると
バスタブがなく シャワーブースだけだった
トトよ 失敗したね! と 口には出さない。 そのかわり
『 私が予約したんじゃなくて よかったぁ 』 と 本音を口にしてしまった … 私が予約していたら 責められたもんね きっと
改めて 歯を磨いたり 顔を洗ったり 着替えたりして ( アーリーチェックインできて よかったぁ とつくづく思う ) 観光へ スタート
トラムのワンデイチケットを駅で購入し 乗り場を探しているトトを尻目に プーさんが 金髪のジャーマンボーイに 目的地へトラムでの行き方を尋ねる
ドイツ人の英語は わかりやすく 私でも理解出来る
5分くらい指差した方向へ歩いていくと ダウンタウンの中心地になり そこから トラムが出ていて… トラムの番号を二つ教えてくれる
『 最初は どこから見ようか? 博物館? 』
私は ここのサイトを見ていたので
『 公園 ヘラクレス像のある公園へ まず行かなきゃ 』
ヘラクレスの像より 公園の上からカッセルの街とヴィルヘルムスヘーエ城までの石の階段を見てみたい 出来たら歩いて降りてみたいと思っていた
希望は叶えられ トラムに乗り Bergpark Wilhelmshoehe ベルクパークを目指すことに
トラムの終着駅で降りて バスに乗り換えて ベルクパークへ
まるで避暑地のような佇まいの建物が並ぶ 終着駅
カッセルの街は 暑くて日傘をさしたり 建物の影に隠れたくなるほどだったが さすがに風が爽やかで 気温も若干下がっている
いろんな人が ここはヘラクレス像がある建物は工事中で中に入れなかったとなっていたが 入ることが出来た
『 カッセルの街は 先の戦争で ほとんど焼き尽くされたらしいから ここも焼かれたんじゃないか? 』
『 で 何で ヘラクレスなの ドイツなのに? この像はいつ出来たの? 』
『 それが カッセルの一番のお勧めなのに 歴史とかは あまり書いてない 』
私と同じ程度の知識しかネットで拾っていないことがわかる
近くからでも 遠くからでも よく見えないヘラクレス像
どうやって あのてっぺんまでのっけたんでしょ?
でも高いところ大好きだから 入館料払って 入る
高ければ 高いほど よく見下ろせるかも? で 螺旋階段を上って ヘラクレス像がのっかっているピラミッドの一番上まで登る
螺旋階段は ここも上に行くほど細くなり 最後はすれ違うこともできない狭さ
でも よく見えました 満足
逆光の中で 記念撮影
山のてっぺんから一直線にこういう噴水を作るドイツ人って ローマ人が昔 ひたすら直線の道路を作ったのを真似ているのかしら
建物を出ると お腹もすいてきたので 近くに見えていた山小屋風のレストランで休憩することになった
ヨーロッパでは ほとんどのレストランにテラス席があり、どちらがいいか尋ねられる テラス席の風景
外は暑いので 空調のきいた室内を選ぶと テーブルを準備してもらえた
メニューは ドイツ語に ちょっと英語で説明がある程度
季節限定のアスパラガスメニュー
尋ねると ホワイトアスパラガスと 肉や魚のコンビネーションのプレートだという
私とトトは まさかこんなところで( 失礼 )シーズンのホワイトアスパラガスが食べられるなんて と 感激して 注文する
私は 生ハムとのセット トトは サーモングリルとのセット
プーさんは パスタ
ほどほどに冷たい ビールも美味しい ( 暑いので もっと冷たければ さらに美味しく感じたかも )
楽しく美味しい遅めのランチでお腹いっぱいになり レストランを出る
トトが 来るとき乗ったバスで帰ろうとするので すかさず
『 歩いて石の階段を降りて行こう 』 と提案すると
『 あなた 歩けるの? 歩けないでしょ 』
『 歩ける 歩ける サポーターしているし ゆっくりなら歩けるし 歩いてヴィルヘルムスヘーエ城まで 降りてみたい 』 と 頼み込み 歩いて降りていくことになった
トトは今日は土曜日だから 水を流さなくて残念でした と言っていたが ほんとにヘラクレス像のある建物の高さからしたまで石の階段を伝わって水が流れるのを見ると気持ちがいいだろう
水曜日と日曜日に 時間を限って 噴水が吹き出して 下まで水が流れ落ちるらしい
一番下の噴水の到着点の池からは 公園の中を通ってヴィルヘルムスヘーエ城を目指す
この公園は 今が多分一番美しく 気持ちいい季節のようで 緑がきれいだし 湿度が低くて 風が爽やか
ジューンブライドを数カップル見かける
野外記念撮影するカップルいたり 公園内なのに フォーマルな服装の人をよく見かけるのは あちこちで結婚式あげているのかも?
もちろんトレッキングスタイルで 歩いている人もいる
この 公園を歩いているときは ほんとに最高に癒された
理由は ゴミがない 季節がいい 公園の規模に対して中にいる人が極端に少ない 騒音がない
ヴィルヘルムスヘーエ城は 中の見学は省き ( ここの自然に比べると 関心度が 低い展示物だった ) さらに歩いて トラム乗り場まで
行きもトラムの中から見えたグリム兄弟の銅像は 博物館の前だったと思うが 小さい ひっそりとしている … 博物館もスルーしたい
カッセルの中心地に戻ってきた
ここで あまりの天気の良さに プーさんがサングラスを買いたいと言い出し デパートに入る
このあと ちょっとウィンドショッピングし さらに 観光を続けるというトトに グリム博物館は諦めてもらい、オランジェリー城を目指す
といっても歩いて行ける距離
途中 面白いもの見つけて 行ってみると スポーツするときの シュート板のような? 野外スクリーン?
オランジェリー城は 着いた時間が西日が強くて 外も中も興味がもてないし 夕食をこの中のレストランでというトトの計画にも のれない私とプーさん
西日の強さに負けず日光浴している人々
トトにしても 朝早くからの移動や散策ですっかり疲れている
ホテルに帰ることにした
ホテルに着いたのは7時すぎ
でも もちろん外は明るい
だれも食欲もないほど疲れていて バスタブ バスタブと騒ぐトトさえ シャワーも浴びず ベッドに入った
私もプーさんも コンタクトレンズを外し 化粧を落として 同じようにベッドに
日本時間で 夜中の3時ぐらい
時差ボケで どうせみんな3時間ほどで目が覚めるのが 西へ旅行した時の常である