THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

VOL,177 小樽お気楽ライブ65 運河プラザ三番庫

2020-12-15 23:40:19 | Live Set List

2020,12,13(SUN)

今年はとうとう新型コロナウィルスの猛威に地球上のすべてが散々な目にあいっぱなしでしたね

STAは10年以上に綿t理コンスタントに月一ライブを敢行していたのに、遂にそれも途絶えてしまいました。いつかはこんな時が訪れると覚悟はしていていたものの、まさかこんな事態に陥るとは夢にも思いませんでした‥‥(泣)それでも今年は半分の6回を達成。決して手放しで喜べることではないのですがね。

さてさて、本年度最後のライブも無事に終えることができました。

会場は小樽の歴史的建造物内にあるイベントホール(小樽色内1-13)。

観光地のど真ん中に位置しています。

もはやSTA恒例となりつつある小樽ライブ。先月のマリンホール(すぐ近所)に引き続きまたもやその日がやって参りました。

バンド名に「サッポロ」と入っているのに、年間通して半分近くは小樽で演奏しているから小樽のバンドと思われそうです。

今年も6回中4回が小樽!!

今冬は初雪が遅いからと楽観視していたのですが、この日を狙ったかのようにグッと冷え込みが厳しくなってきた。

本番当日はカラッと晴天で気持ちも晴ればれのライブ日和・・・・と思いきや道中、小樽が近づくにつれて雪が降ってきた。まあ、狭い車中にメンバーらがひしめき合って和気あいあいと楽しかったですがね。

さて、このライブイベントですが

音楽好きな小樽市民としてはひじょうに奥の深いものだそうです。なんと今回で65回を迎えるとのこと。

毎月1~2回程度の開催ですからそれも納得。

STAはこのライブの存在を知ってはいたものの、なかなかタイミングがつかめなく毎回見送っていたのでした。

主催最高責任者のサイトウ氏の取り計らいにて、この度めでたく3度目のSTA出演が実現となりました。まあ前々回は懐かしの今はなき「エンペラー」下にあった「かもめ亭」でしたが・・・(ちなみに今年の10月はコロナにて中止の憂き目にあっちゃいました・・・・・)。

小樽での大掛かりな企画。ロビー奥の大きな会場がここ「運河プラザ・イベントホール」です。

実はここでは「おん座生ライブ」「音楽紀行」でSTAは出演しています。

それはそうと、なんたって場所が凄い!

観光客でドッと賑わう運河沿いにある大きな石作りの建物内にて行われるのですよ。

機材や楽器類は玄関に置いてマサは有料🅿へ。

ちょっと早く現場に到着してのマサ&ヒロリン&ミキティは、ブラブラとロビー内を散策。

あの紅白歌合戦にも出演し、近年sapporoキタエールホールにてソロコンサートを大成功のうちに終えた今話題沸騰人気絶頂バンド、サカナクション・リーダー山口一郎君(小樽出身G&VO)コーナーを発見。

硝子ケース内に彼のアコースティックギターを中心に小樽での釣り写真や思い出の品、メッセージなどが展示されていました。彼はお父さんの影響で中日ドラゴンズの熱狂的ファンだそうで始球式も行ったそうですよ(小樽はあらゆるジャンルの著名人達が数多く輩出されています)。

時間も迫ってきたので1階奥へ(受付嬢に「2階はありませんよ!」と笑われちゃったさ)

ホール内に足を踏み入れました。中はとても年季の入った空間。

昔の体育館のような木造建築に、とてもナチュラルなサウンドが得られそうで早くもワクワクします。器材を運び込んでいるうちにゾクゾクとバンドメンバー達がやってきました。

ホール内には普段はステージも何も置いてなく、1からの組立作業です。こういうのも楽しいもの。

バンドマン達も自分の楽器類を持ち込みます。大人数での分担工程なのでアンプ、各スタンド、ドラムセットが備え付けられて、あっという間に見事なコンサートホールの出来上がり!

一段落したら、もぐもぐタイム。これで空腹感も満たされて大満足。懐かしのバンドマン達やお客さん、スタッフともご対面で話に華が咲きます。

リーズナブルな入場料金で太っ腹な企画。素晴らしいですね。

ザ・パーティーズのメンバー達も愛用のカメラを携えて元気一杯にやってきました。会場に常時待機してシャッターチャンスを狙っています。大音量でBGMも流れ出してロビーにはフライヤーも掲げられ、待ち焦がれた観客達も続々とつめかけてきました。小柄なおばあちゃん達もカップルも家族連れも子供達も期待に胸を躍らせてイスに腰掛けています。

BGMはノリノリでホットなチューンばかり。

「セレブレイション」(クール&ザ・ギャング)「キャンドル・イン・ザ・ウインドウ」(エルトン・ジョン)「ゲット・バック」(ザ・ビートルズ)

パニック映画のハシリともいえるポセイドン・アドベンチャーの挿入歌「モーニング・アフター」(モーリン・マクガバン)「ベイブ」(スティクス)「愛のコリーダ」(クインシー・ジョーンズ)、映画バグダット・カフェからのヒット曲「コーリング・ユー」(ジェベッタ・スティール)オチカもホットタイムでプレイしたことがあるという「ナイトバーズ」(シャカタク)「シャウト」(テイアーズ・フォー・フィアーズ)「エンドレス・ラブ」(ライオネル・リッチー&ダイアナ・ロス)

STAは大トリなのでまだまだ時間に余裕はあります。

チューニング&ウオーミングアップものんびりとこなします。

マサはミキシング主任のおなじみ三輪君に挨拶を交わしてSTAのセットリストや各パートの詳細表をにステージサイドにスタンバイしている若手のアシスタント・カザマくんへ提出。ワイヤレス2機の周波数も含めてね。

備え付けの器材類を紹介しましょう!

ドラム・セットはパールのシルバー。

ギターアンプは赤いボディのフェンダーとマーシャル・ビルトインタイプ、そしてピーヴィー(これとほぼ同型のものを以前西やんは所持していたそうです。当然それを使用することに。良かったね)ベースアンプヘッドはHARTKE HA3500  350WATTS

スピーカーはピーヴィー。

こいつは音作りもやりやすいし、耐久性も抜群。サウンドもルックスもご機嫌なセットでお気に入り。毎度お世話になっています。キーボードアンプはベリンガー。

いよいよ開演時間となりました。小樽音楽界の重鎮サイトウ氏がマイクを手にご挨拶。イベントの詳細案内、主旨説明を経てPM3:00いよいよ開始です!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

folding screen(chicago)

2020-12-15 18:44:08 | CHICAGO

屏風とは、部屋の仕切りや装飾に用いる調度品の一種。木の枠に小さなふすまのようなものを数枚つなぎ合わせて折り合わせた構造である。「風を屏ぐ」という言葉に由来する。 ウィキペディア

masa's art chicago logo respect gallery

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

the mob/the heritage sessions(CD)

2020-12-15 18:41:17 | CHICAGO

the  mob
「the  heritage sessions」
1970年にリリースされたデビューアルバム!
と言ってもよほどのマニアでなければこのバンドを知っている人はいないだろうなあ。
俺だってブラスロックのカテゴリーで名前は知っていたけど実際の音を聞いたのはかなり後の話。
でもこのバンド、実はキャリアが凄い!まずテクニックは申し分ない。そして曲のクオリティもかなり高い!なんたって強力なコンポーザーがメンバーに在籍しているからね。

1966年、ビートルズは名盤「リボルバー」をリリース。
この中に収録されている
「ゴットトウゲットユーイントウマイライフ」が
初の本格的ブラスロックなのは有名な話。
同年にザ・モブが結成される。
アメリカ中西部を本拠地として活動。
そしてブラスロックブーム吹き荒れる中に先述のアルバムで登場となるわけ。
一般にブラスロックの元祖といえばシカゴと関わりの深いバッキンガムスと言われているんだけど、彼らの代表作品「カインドオブアドラッグ」を提供したのがこのモブのメンバー。以降もバッキンガムスにはヒット曲を提供している。
だからこのモブのアルバムも曲の完成度が別格なのです。
当時他のブラスロックバンド達は長尺だったり実験的なプログレ要素がチラついていたのに対し、モブはあくまでもシングルヒット狙いにターゲットを絞っている。だからとてもキャッチーなメロディでコンパクトにまとめ上げている。
どの曲も素晴らしいくらいにポップ。
サウンドはファンキーテイスト溢れるR&Bブラスロック!
リードボーカルはBS&TのDCトーマスタイプのソウルフルなシンガー。
はっきり言ってうまい!
こういう風に実力派なのに埋もれていったバンドってたくさんいるんだろうなあ…。
Pヴァインさん、オリジナルジャケットで国内発売してくれてありがとうだ!
ちなみにモブはメンバーやレーベルを変えてセカンドアルバムをリリースするも程なく解散。
後に再結成もされたようです。

この CDは19曲入り。
内ボートラは9曲!
スタンダードの「マネー」やキャロルキングのカバーもあり。
リフにストーンズの「サテイスファンクション」がチラッと顔を出したりして遊び心満載!^_^
ビックリしたのはあのクール&ザギャングのダンスナンバー「セレブレーション」そっくりな曲が入ってる事。
1971年のレコーディングだからモブの方が先だよね…。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする