****さてさて、いよいよもって佳境に差し掛かってきましたよ。
本来ならばここで大トリの出演となるのですが、いまだにメンバーが到着していない・・・・(´;ω;`)
よって事前に4番手のザ・パーティーズに引き続きお願いして、ライブ第2部を受け持ってもらうことにあいなりました。
どうぞよろしくお願いいたしまする。
会場内に流れるBGMはザ・ビートルズで「ペニーレイン」
4、5:40~5:55
ザ・パーティーズ
地元の小樽が誇る、なんでもあり、問答無用のお祭りバンド再登場。
ベーシストのテヅカ君が欠席。ギタリストのマスターが爪を割ってしまった。
更には直前になって2バンドがこのコロナ禍によりキャンセル…とトラブルが情け容赦なく何度も襲ってきましたが、それでも何とかかんとか一応はここまでたどり着きました。もう一息だ。頑張ろう。
メンバー達は一旦、ステージから降りて観客たちと雑談を楽しんでいる。
STAのメンバー達とミナガワさんは和気あいあいと和む。
矢沢永吉ソロライブで最初にオフィシャルソフト化された「スター・イン・日比谷」のDVDーRをミナガワさんからミキティにクリスマス・プレゼント。他にも面白可笑しい話題で皆が盛り上がる。
-お互いを写真撮影したりして、すっかりと打ち解けている。リラックスムード全開だ。
そろそろサイトウ氏がステージからメンバー達を呼ぶ。
「おーい、マスター!やるよ~~!!」
ミナガワさんはすっかりとオーディエンスになっちゃってる(笑)
こそっとミナガワさんがマサに耳打ち「STAのメンバーが全員揃ったら教えてね。このままだと体力がもたないよ・・・・・・」「了解いたしましたあ!!」
(トロンボーンのヤマちゃんは夕方5時に札幌のコンサートホール「ヒタル」を出発して高速に乗り小樽に向かっている、とミキティに連絡が入った。)
さあ、休憩もたっぷりと取ったことだし、ライブ軽快に再スタートだ。
4曲を披露。
全てが気持ちのいいくらいに、オールディズで網羅されている。
まずはポール・アンカが自ら手掛けた曲で「ダイアナ」
1957年7月2日リリース。
2:28
ビルボードにおいて最高2位を記録。
ノスタルジックな雰囲気で胸がキュンキュンと切なくなるほどに、甘い青春時代がよみがえる名曲だ。誰もが経験したであろうほろ苦い思い出が、浮かびあがるね。
これって世界共通なんだろうなあ。素晴らしいことだ。
切々と歌い紡ぐサイトウ氏。
的確なプレイでそれを支えるバック陣。
まだまだスタミナには余裕があるね。
さすが百戦錬磨の達人集団。この勢いで突っ走れ!(逐一ミキティに山ピーから連絡が入る)
ポール・アンカが出てきたならば、お次は、やはりニール・セダカですね。
「オー・キャロル」
ダイアナの次はキャロルかあ。
こちらもニール自身による作詞、作曲だ。
1959年に発表された極上のロカビリーポップス。同年12月に全米9位を記録。
な、な、なんとお、驚いたことにこのキャロル嬢・・・・学生時代にガールフレンドだったキャロル・キングに捧げた曲なんだってさ。
伝説にはそれなりの偉人たちが絶妙に関わっているのだねえ…と納得した次第。斎藤さん、気持ちよさそうに酔いしれながら歌っている。
ナオちゃんは和製キャロル嬢に見えてきたぞ。
ツインギターの妙技が断然かっこいい。
いぶし銀のアンサンブルだ。
ベースが不在の分、みっちゃんのリズムセクションが、自ずと責任重大になるんだけど一切ぶれることもなくグルーブを醸し出している。
貫禄たっぷりに安定感も抜群。どこからでも任せなさい、と自己主張。
当然、皆川さんのパーカッションも味わい深いラテン系のサウンドで折り紙付き。
「ルイジアナ・ママ」
アメリカのシンガーソングライター、ジーン・ピットニー自作自演の楽曲。
1961年発表。、不思議なことに本国ではほとんど誰もこの曲を知らないんだそうですよ・・・・。
日本ではこれだけ長年にわたって人気を博しているのにね。
パーティーズはここのみ日本語バージョンで披露。これってもしかしたら飯田久彦の歌詞かな?
もしかしたら日本人に受ける要素が多分に含まれているのかも。日本語の歌詞も何の違和感なく溶け込んでいるし。
歌謡曲っぽいメロディにヒントがあったりして。
サイトウ氏はしっかりとパーティション前に陣取って、飛沫感染防止対策もバッチリに熱唱。
このパーティションは最初違和感を感じて歌いにくかったけれども、数曲歌っていくうち徐々に慣れてくるものだね。
自分の顔が映って気恥ずかしい部分もあるけど・・・・(笑)
と、ここでヤマちゃんが小樽の駐車場に到着。今、会場に向かっているとミキティに連絡が入った。、(1時間も早く着いた。相当に飛ばしてきたんでしょう)
ミキティからマサへ伝達。マサはまっしぐらにミナガワさんへそのことをジャスチャーで表現する。だって演奏中だもん。
さあ、泣いても笑っても締めくくりの終曲
「恋の片道切符」でトドメとは、いやはやなんとも憎い配慮。
これもニール・セダカの代表曲。ニールにしては珍しく他作者によるもの。
1959年に発表した楽曲。歌詞の中には当時ヒットしていた曲の題名がいくつも織り込まれているひねりの効いた作風。
イントロのドンドンと加速していくリフ。多分これって列車の発車する情景を表現しているのでしょう。ずっと以前からマサはシカゴ「イントロダクション」後半にドラムフィル直前の部分と同じだということを誰かに言いたかった。それをやっとヤスに言うとニンマリ。
まったく同じなんだもんね。
かたやロカビリー、かたやブラスロックと、ジャンル違いなのに見事なくらいにマッチしている。
職人技だよなあ、これも。
そうこうしているうちにヤマちゃんが無事姿を現した。
その場で一切の無駄もなくセッティングとチューニングとミーティングとウォーミングアップに取り掛かる。
それを見届けて「ザ・パーティーズでした!」とサイトウ氏。
本当にお疲れ様でした。
心の底から感謝感激だ。
残り時間をフルに活用してバッチリと燃焼します。
****大トリに控えしは我らがSAPPORO TRANSIT AUTHORITY。
本来ならば主催者のザ・パーティーズがそのポジションにつくはずだったんだけど、成り行き上つくづくごめんなさい・・・・・****