THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

VOL,215 夏の終わりの北運河サウンドエナジー13(BOZ PRO 編)

2024-09-03 14:09:18 | Live Set List
****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ。
チェックも中々に手厳しく、叱咤激励を日々受けております。
今後とも、どうぞお手柔らかに
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****

日差しもギラギラで日焼け止めが必要なほど
グッと冷えたビールが美味しくって何杯でもいけちゃうぞ
(俺は下戸だけどね((´∀`))
まあ何はともあれ、いやが上にも、グッとくるなあ・・・・・・。

まずはステージ上にセットされている機材類のご紹介をします。
キーボード用のアンプにローランドのJC-40。
ベース・アンプはご存じのハートキーシステムで、
410BASS module-2。
HEAD HA7000。
ドラムセットはご存知、茶色い光沢のシェルが美しいパール。
ギターアンプはマーシャルJCM-900とJC120の2台が用意されている。

早くも熱気を帯びはじめた会場内に絶えず流れ続けているノリノリの素敵なBGM
めっちゃムード満点。
会場内に流れるBGMはザ・ビートルズの「ヘルプ」&「ペーパー・バック・ライター」。
ビージーズ「イン・ザ・モーニング」
グラス・ルーツ「今日を生きよう」
ストローブス「パート・オブ・ザ・ユニオン」(あのリック・ウェイクマンもメンバーだった・・・でもこの1年前にイエスへ加入してしまったからここでは演奏していない)
ダイアナ・ロス「イフ・ウィ・ホールド・オン・トゥゲザー」
ジョー・コッカー&ジェニファー・ウォーンズ「愛と青春の旅立ち」(究極の名バラード)
レインボウ「シンス・ユー・ビーン・ゴーン」
EW&F「セプテンバー」
ボニーM「サニー」
オリヴィア・ニュートン・ジョン「レット・ミー・ビー・ゼア」
ニール・セダカ「オー❕キャロル」
ザ・ヴェンチャーズ「急がば回れ」
スリー・ドッグ・ナイト「喜びの世界」
ジョー・ウォルシュ「ロッキー・マウンテン・ウェイ」
ランナウェイズ「チェリーボム」
「ゲット・イット・オン」(T-REX)
「ミスター・ロボット」(スティクス)
「遥かなる影」「スーパースター」「イエスタディ・ワンス・モア」(カーペンターズ)
「ひとりぼっちのあいつ」「ドント・レット・ミー・ダウン」(ザ・ビートルズ)
エルトン・ジョン「ユア・ソング」
そして、ハミルトン・ジョン・フランク&レイノルズで「恋のかけひき」
アキはボーカルや曲の雰囲気が布施明か尾崎紀世彦みたいだなあ、とほざいていたさ((´∀`*))
もっと勉強しなさいな!
もうこれだけで、気分は高揚するんだからねえ。


それでは景気よくライブレポートに突入と参りましょうか!
心行くまで楽しんじゃおう。
下手な屁理屈抜きにして、それっきゃない!!

皆さま、お次の番だよ。
時間の方は相変わらず多少巻き気味での進行
****このライブ・レポートももちろん果てしなく書き進めていくよん!!
我らがSTAは、このブログの主役故最後にタップリとお届けしますよ。
というわけでして、それでは皆さん、目いっぱいにゾクゾクと陶酔してね~~!!
覚悟のほうはいいかな!?****

後半戦へ勢いにのって突入
それにしてもこんな素敵なバンドが10番手だなんて勿体ないくらい・・・・

15:35~16:05
「BOZ PRO」
隣り街・札幌から2年ぶり5回目出演のこのバンドは、名物ダンサーのアベさんも、たいそうお気に入りなのです。
バンド名の通り、ボズ・スキャッグスの完コピバンドです。
ありそうで中々ないジャンルなんだよね
あの味を醸し出すのは至難の業だけに
ボズ・スキャッグスといえば・・・・・そうです、TOTO誕生のキッカケとなった遅咲きベテラン・ミュージシャン。
スィート・ヴォイスの持ち主。
ネオン街の帝王・・・・・
切れはないけど、味はあるその風情で最初にホワイト・ソウルした男。
顔が高田純次似なのはご愛敬。
最近は声までもが似てきたような…(-_-;)
ファンの皆さま、ごめんなさい・・・・。
人気絶頂の当時は、そのあまりの異常な盛り上がりに渋谷陽一はやっかみ半分で「アメリカの五木ひろし」のあだ名を献上したほど((´∀`*))

この日の出演バンド中、一番渋いサウンドを届けてくれました。
なんたって、AORの大御所がレパートリーですからね。
次々と繰りされる楽曲に、琴線が振るわされっぱなしですよ。
もちろんフロントセンターに陣取る、ボズ役のレオくんがいなければなりたたない。
しかし、改めて言わせてもらうけど、レオ君の許容範囲の広さには超絶脱帽だ。
プログレ、ブリティッシュロックからサザンロック、ソウル&ディスコ、時にはNWOBHMを徹頭徹尾に貫いたと思ったら、今度はダンディーないで立ちで甘く囁くような歌声を披露する。
全くもってムード満点で心憎い男だ。
実際、ライブハウスで会うたびに、出演バンドが違うんだもんなあ
一体全体、どれだけのバンドに所属しているんだい。
呆れるほどですよ。((´∀`*))
彼と知り合ってから軽く10数年という歳月が経過しているけど、このボズ・プロのシンガーがメドルムーンのギター&ボーカルと同一人物だとは夢にも思わなかった。
もう笑い飛ばすしかないねえ((´∀`*))
天晴だ!
レオ君いわく、ゆるゆる感覚でボズ・プロは活動しているそうなんだけど、そんなこと微塵も感じなかったよ。
レパートリーだけは、テッパンで15曲くらいあるそうです。
今度また対バンの機会があれば、全曲じっくりと聞きたいもんですなあ。
絶対に、聞きごたえ満点なんだろうなあ・・・・。
(ちなみにSTA,パープルブリンガー評は絶賛してくれました。
ありがたいことだ)

見るのは去年の2月26日(日)小樽公会堂大ホール・雪明かりの路以来だ

ステージ前では今か今かと待ちきれなく痺れを切らしたオーディエンスが横にズラッと並んで思い思いのステップダンスを繰り広げている
こんな光景が見られるというのも屋外イベントならではだね

この日鉄壁を誇る7人不動のメンバー構成とセットリストは、事前に特別こっそりと内緒で教えていただきました((´∀`*))

リーダー&ベース・・・キャップとサングラス姿のワッキー
(しばらく病気で休養していたけど、この度、復活劇を果たしました。
よかった!
おめでとう!!
お帰り!!!
今年、さっそく長年の念願だったポール・マッカ―トニー&ウイングスのカバーバンド「P-WING」を始動
そのお披露目を2月の小樽公会堂・の雪明かりの路で目撃したよ
ハッキリ申しまして感動的だった
つい先日もスターライトで「還暦以降ミュージシャン大集合」にも出演
フリーのウィッシング・ウェルなどでもブイブイ言わせていた
茶色いボディカラーいのミュージックマン5弦ベースを使用。
ローズ指板。
ヒョウ柄のストラップを装着)
この人もレオくんに負けず劣らず、ハードロックからAOR系までをも網羅してエンジョイしている人だね。
欲張り~!

ドラム・・・全身が黒づくめのタカヤさん
帽子とサングラスを着用

ギター&コーラス・・・カサマイさん(ブラウンサンバースト・ボディカラーのギブソン335を使用。
ローズ指板)
このギターはテツが熱視線を絶えず送っていた
今年、小樽の楽器店「コウエイ堂」にて購入したそうで、当たりもの
テツに散々自慢をしたそうだ
「あれ、欲しいよ」とひたすらにこぼしていた((´∀`))
以前はイスに座ってのプレイで、ロバート・フリップやジェフ・スカンク・バクスターを彷彿とさせていたね
サングラスに白いハットと腕をまくったTシャツ姿

そしてツイン・キーボード&コーラスには左右に女性2人を配置するという、見た目にもアットホームな空気が漂うセッティング。
つまりボーカルのレオくんは両手に花というラッキーマン。
キーボード&コーラス・・・下手にユカぴょん(ローランドVR09使用)
スタンディングでのプレイ・スタイル
黒い艶やかなるワンピース

同じく、キーボード&コーラス・・・上座に鎮座するクリムンさん
(NORDを使用)
椅子に座ってのプレイ・スタイル
以前にワッキーが率いていた、もう一つのバンド、ブレイク・フリーではジョン・ポール・ジョーンズ役を、見事男顔負けな腕前で弾きこなしていましたよ

テナー・サックス・・・髭と眼鏡姿のブンキさん
黒いTシャツ姿
(このバンドとのホットタイム対バンがキッカケで、STAに何度かライブ参加してもらった経緯があります。
この日もわざわざ直々、挨拶にきてくれてとっても嬉しかったなあ!!)

そして、、右手にマイク握って茶色いシャツ、帽子とサングラス姿のボーカルには先述のマルチな才能を惜しげもなく披露してくれる・・・レオくんという布陣だ!!

とにもかくにも、時間がちょっと押しているそうなので、早めに進行・・・・

それでは前置きが大変長くなりました。

さあ、ここからはいよいよ佳境だよ。

グッといぶし銀のサウンドで迫ってくるボズ・プロの登場。

大人の落ち着いた貫禄ある雰囲気が漂うステージを展開してくれました。

前後対バン達との対比がすこぶる面白い。
これはワッキーが狙ったのかな?

以前に見た時から、ほとんどの曲を入れ替えてきましたよ。
見事なくらいのライブ・セットリストに対する妥協なき徹底ぶりに拍手喝采
やる気満々の意気込みがヒシヒシと伝わってくる采配
期待感にワクワクときめきながらの観戦

ここいらで本編に入りますよ!

ステージの入れ替えには10分が用意されている
・・・・(-_-;)
サウンドチェックをとうに終えてセッティングは完了しているので十分に余裕があります。

若きヒカルちゃんはステージ上で俄然スタッフに徹している
斎藤さんがからかう
「メンバー達から声がかかっているよ
ちゃんと働いてください((´∀`))」

皆さま、準備万端整いました
さあ、そろそろ参りましょうか!!
満を持してのショーが幕開けだ
詳細なるライブレポートをお送りしていきたいと思います((´∀`))

賑やかなBGMに誘われてワイヤレスマイクを手にした斎藤氏がバンドを声高らかに紹介する
((´∀`)ステージ後方のテント内から)

「お待たせしました!
小樽北運河サウンド・エナジーはおかげさまで順調ですよ
今日はあちこちでライブイベントが開催されている中、こちらを選んでご来場いただきありがとうございます
先ほどまでの雲はどこかに行ってしまいました
昨日に引き続きピーカン
暑いのも考えものですが・・・・
まだまだ色々なバンドが出演しますよ
私は司会進行があるのでバタバタですが・・・(-_-;)
1人でMCを担当させていただきます
私もボーカルなんですけど、今日はスタッフに徹して1曲も歌いません((´∀`))
演奏に先駆けてちょっと説明させてください
会場内キッチンカーでフード&ドリンク類を各種揃えていますのでドンドンと注文してくださいね
ただし、熱中症にはご用心
それでも具合が悪くなった方がいらっしゃいましたら、必ず救急車を呼びますのでご安心ください
水分の補給と日傘は必須アイテム
お次に控えしバンドも、力強いサウンド展開で凄い楽しみですよ。
興味津々のジャンルはボズ・スキャッグスのカバーが中心。
更にパワーアップしてきました
これからもドンドンと活躍の場を広めていきたいそうです。
応援のほどよろしくお願いいたします!
それではボズ・プロの皆さんです。
どうぞよろしくお願いいたします!!」

なんまら力が漲ってきたぞ。
ARE YOU READY!?
OH!YEAH,
HEY!
LET'S GO!

バンドは万雷の拍手によって迎えられた
かなり、緊張感もほぐれてきたご様子だ。
写真で見てもおわかりでしょう
いよっ、待ってました
オーラが半端ない
息つく島もあたえてくれない
悪しからず・・・(-_-;)

まずは名刺代わりに・・・・ワクワクするイントロから「ジョージア」
それに導かれてハイハットカウントから激しいビートがいきなり炸裂
おお!
いきなり初っ端からこれですかあ!
衝撃ですな
情け容赦なき掟破りの波状攻撃が火を噴いた
開始の狼煙はこれ。
オープニングナンバーに相応しい
大傑作アルバム「シルク・ディグリーズ」2曲目に収録
ひじょうにマニアックでキザな冒険的セレクションに突入。
アメリカの州名、日本では缶コーヒーの名称で有名だけど、ここでは当然のごとく女性の名前さ
歌詞の内容はちょっぴりと切ない男女のストーリー
シングル・カットはされなかったが重要な位置を占める名曲
レコーディングのメンバー達にも腰が抜けるほど驚愕。
出し惜しみしないで王道のナンバーを叩き付けられて、いきなりノックアウトされちゃいました
安定感も抜群なドラミングと流麗なるシンセサイザーの響きに導かれて、お馴染みのギターフレーズが弾きだされた。
いきなり力強く鳴り響く型破りでキャッチーなビートに、痺れるアレンジで追随するキーボード群
超一級の陽気でキャッチーなR&B色とポップさが組み合わさった軽快なバラード。
伸びと張りのある声の持ち主、レオ君は八面六臂の活躍でグイグイと全体像を牽引。
下手くそなシンガーならば、絶対に成立しえないから、もちろんその起伏に富んだ表現力やファルセットのフェイクは太鼓判。
自信と余裕が魅力的に滲み出ている。
ファースト・バースで「ジョージア」の後、韻を踏むように「ゴージャス」と歌われます
軽快に引っ張るランニング・ベースラインと、ファンキーなチョッパー奏法が芸術的な音壁を構築。
正確無比で、やや歪み気味なギターによるサスティーンだけれど、何故か、トーンははかなげなご様子・・・・。
そして美味しいところで、ブンキさんのサックスがエモーショナルにブローしながら掛け合いを演じる構成は完璧。
柔らかく嘶くサックスも、カッコいい
でも決して気取った嫌味な感じは与えないところがミソ。
その派手なリフ絡みとインパクトの匙加減が絶妙に漲っている
凄まじき光景に鳥肌ゾクゾクで目が点になっちゃいました。
テクニカル集団の極みにおもわず息を呑む
これほどまでに演じきれたらさぞかし気持ちいんだろうなあ
快感という言葉でしか表現できない・・・・
一瞬たりともその美しい旋律から目が離せない。
瞬き厳禁
そしてステージ左右に佇んでいる麗しきキーボード・レディ達
このライブを観ていてマサは羨む
・・・ああ・・・何という贅沢な空間
もう大評判
会場のあちこちから感嘆の声が漏れ聞こえてきましたよ

「はい、ボズ・プロです
こんにちは!
2年ぶりにこのステージに立たせてもらっています
天気にも恵まれましたが、お客さんにとっては日差しが暑過ぎてキツイかな・・・!?(-_-;)
冷たくて美味しいドリンク類を飲んでもらって楽しんでもらいましょう
2曲目は皆さんも知っていると思います・・・・・
さあ、お待たせしました。
ロウダウン・・・いってみましょう!」
シカゴにも同名異曲がありますが、正直な話、悔しいけれどクオリティではこちらに軍配が上がるでしょう。
このスラング言葉をタイトルに入れた最初のホット100ヒットは、1969年ジェームス・ブラウンの「ロウダウン・ポップコーン(41位)」、そしてシカゴ1971年の「ロウダウン(35位)」。
これも、1976年7枚目のalbum「シルク・ディグリーズ」に収録。
全米では最高3位を記録。
当時ビルボードと競合していたチャート誌「キャッシュボックス」では全米1位を獲得。
画期的な大ヒット曲は今でも色褪せることなく、アンセムとして愛され続けています。
ハードでリアルな歌詞と、魔法のようにうっとりとするエレガントな空気感がたまりません。
都会の現実と、ダークサイドのニュアンス・・・・。
懐かしき感慨深さを禁じ得ません・・・・。
TOTO初期のデモ音源をボズが気に入り、一部のコード進行にデヴィッド・ぺイチがマーヴィン・ゲイを参考にコーラスを考え出して完成させた曲。
それにしても、ボズのボーカルってけっこう音域が広いのですよ。
野太い声をしているからあまりそうは感じないのですが・・・・。
黙々と紡がれるベース。
なんたって画期的なリズムのボトム・キープが要。
特にスクエアなレベルのスーパー・ドラムに尽きる。
やっぱりいいなあ、達人ジェフ・ポーカロと職人デヴィッド・ハンゲイトによるリズム・セクションの融合。
しっとりとクールで不思議な躍動感が目いっぱいに漂う
それをナチュラルにプレイするボズ・プロのインストメンらも、なかなか的確にコダワリぬいた、いい仕事をしています。
皆さん、よほど耳がいいんだろうなあ。
流麗なるシンセサイザーによるストリングス・サウンドが描き出す情景が、ドラマティックで効果も絶大
益々の臨場感を醸しだしています。
ちなみにこの曲をヒントに、日本が誇るスーパーギター・ヒーローのチャーは、ソロ・デビューアルバムで傑作「シャイニン・ユー・シャイニン・ディ」を書いています

「ありがとうございます
ボズ・スキャッグスの札幌公演を見に行ったその時、俺たちもこれをやってみよう、と意気投合したのがキッカケなんです
このバンドは2015年に結成
2016年にここで初めてライブをおこないました
それから10年間、一度もメンバーは変わっていないのが密かな自慢でもあります((´∀`))
また来年も出たいなあと思います
それでは7人いるので5曲やらせていただきます
・・・ハード・タイムス」
1977年作、全米チャートでは11位を記録した通算8枚目のコジャレ度を増したアルバム「ダウン・ツー・ゼン・レフト」2曲目に収録
ファースト・シングルで全英チャートでは40位を記録した
うるさ型に通受けする黄昏度の高い傑作・・・・
一押しだよん
珠玉のメロー・ソング。
不安感をあおるギター・リフと咽び泣く哀愁の洗練された旋律が、グッとムードを引き立ててくれます
本当に落ちていきそうな感覚に陥ってしまう煌めきのメロディ
静かにリラックスして身を任せ、紡ぎ出される音絵巻に心底浸りましょうよ。
エレクトリック・ピアノやシンバルの響き一つとっても、センス溢れるアートの域に達していますね
ハイハットの繊細な刻みから、思いっきりエモーショナルなギターによる美しい旋律を筆頭に、徐々に高みへと登り詰めていく様は筆舌に尽くしがたい
ゆとりをもたせた良い意味での地味な演奏からも、風格が漂っています。
ドレスアップした服装で、じっくりと美味いお酒などをたしなみながら!(;^_^A)夜景などを眺めつつ聞くというのが似合いそう

ここで・・・・一息入れてのレオくんによるユニークなメンバー紹介
懇切丁寧に一人一人を指さしてのアナウンス
((´∀`))
盟友サックスのブンキさんの時「最近、彼はメル・コリンズと呼ばれているそうですよ
と言っても誰もわからないかあ・・・・・・・・」
そうなのだよん
そんなこんなで、ほっこりとした仲良しムードが伝わってくるシーン

「いきますか・・・・・1978年のナンバーで・・・・ジョジョ」
イントロのピアノがはじまった時、真夏の爽やかなポップス気分に浸れちゃいました
ここでもユカぴょん嬢による、情感の籠った鍵盤からはじまった。
繊細な指さばきが伝わってくる
このタイトルは、ザ・ビートルズ「ゲット・バック」出だしの歌詞を聞くたびに思い出す。
あと、あの有名な漫画「ジョジョの奇妙な冒険」とかもね。
日本で一番売れた1980年のアルバム「ミドル・マン」に収録。
30万枚もの売り上げを記録したのだから大したもんです。
日本ではシングル化されてはいませんが、アメリカではセカンド・シングルとしてヒット。
全米チャートでは最高3位を記録。
サウンド、アレンジと、ソフトロックとは一味違う、これぞAORというべき、究極のゾーンに達している。
R&Bチャートにおいても成功を収めています。
天才デヴィッド・フォスターの真骨頂。
貢献度が絶大。
ただひたすら文句なし
メロディ、コードワークと、もはや言うことなし。
キレッキレで申し分なしにはじけ飛ぶ
無意識のうちに、ほろ苦き青春時代もフラッシュバックしてきたさあ・・・・
一気呵成にダンサーたちが集結
ステージ前へと雪崩込み豪快に手拍子を連発
なだらかなギターによるカッティングから、シンコペーションに至る流れや進行は、もはや流行なんか超越するほどに輝きを発しています。
ギターの大御所カサマイさんは、フロントにせり出してガンガンに弾きまくってのプレイ。
ステイーブ・ルカサー並みに、しっかりと自己主張していましたよ。
だからなのか、「ジョジョ」も最初の方とかが「ジョージ―・ポーギー」みたいだったりする。
ノリノリなグルーブを、ただひたすらに淡々と叩き出すタカヤさん。
ジェフ・ポーカロが憑依したかのよう。
しかしサックスのブンキさんは、ここぞというところで、頑固なこだわりもちらつかせつつ、さりげなく見せ場全てをバッチリとかっさらっていっちゃうナイーブなプレイヤーですね。
官能的にブローするテナーサックス
そんじょそこいらにたむろっている、ガキンチョ・ロッカー共が束になって挑んできても、この味は絶対に出せないよね。
経験豊富な熟練の業師。
先述通りに、ブンキさんは、ジャズやプログレもたしなむという凄腕の持ち主。
(だから、メドルムーンにも在籍しているレオくんとも意気投合するのかな!!?
・・・・そうそう確か、ピンクフロイドのカヴァーでも吹いていたはずさ)

「ありがとうございました
ごめんなさい・・・・
訂正が一か所あります
先ほど言った1978年ですが1980年が正解でした
おっと、大丈夫ですか・・・?
暑くないですか・・・・?!
それでは時のたつのは早いものでもう最後の曲となりました
超スタンダードで締め括りたいと思います・・・・
・・・・ブレイク・ダウン・デッド・アヘッド」
まさに今現在の世の中にピッタリなアクティブソングです・・・・・
非の打ち所なき、甘美なまでのパーフェクトなチューンへと突入します~・・・・・!!
金字塔ともいえる名盤「ミドルマン」からのシングルカット曲
ボズとデヴィフォスによる共作
1980年5月17日付けのビルボード・ホット100では15位を記録
多くの国の人々を感涙させた、モンスター級のビッグヒットソング
イントロのロッキン・ドラム・ブレイクによるアップビートなシャッフルがご機嫌この上ない
熱冷ましとばかりに、この曲をここへもってくるなんて、粋な配慮ですなあ。
レオくんの声質、キーやキャラクターから吟味された選曲の妙も爽快
噛み締めるように、優しく歌い紡いでいたのが印象深かったなあ
ステージの進行具合を、詳細に計算しつくした組み合わせ
タイトでシンプルかつストレートなリズムセクションにのってシェイクほとばしる巧みに弾きこなすギター・ソロが絶品
満を持して伊達男のブンキさんはステージを飛び降りて客席前方を走り回りながらテナーサックスを吹き込む
こんな姿を見るのは初めてだ
それくらいにハイテンション・マックスなんだろうなあ
圧巻のバッキングも素晴らしい
盛り立てるべく、この場面にはもってこいだね。
アダルトな気分に浸りきって、チーク・ダンスへと洒落こむカップルも数組出現
いやが上にも、ドラマティックなエクスタシーワールドへと誘われてしまいます
心にシミジミと染み入るほどに切ない、泣きの決定版だもんねえ
起承転結の絡みはお手本のようなもの。
誰もが言葉を失うほどに聞き入っている!!
ワクワクものですよ。
ベテランならではの味わい深いひと時。
もう余裕綽綽に構えているんだからなあ。
全体を覆いつくすかのような、壮大なるキーボードの音色が効果覿面。
ツボへと、モロにはまった感ありのオーディエンス達は脳天ヒューズ・スパークしまくり
皆でニコニコウルウルと大合唱だ
華麗なるバックメンバー達によるコーラスも絶品
もちろんこだわりにこだわりぬいた趣向を施して、へヴィーな演出で場を盛り上げていました。
敬服しちゃう。
ギターのよるアンサンブルは見事過ぎだ。
まあ、いずれにせよ、決して古臭くなったりしない、これは光輝くトドメのアイコン
よりコンパクトに纏め上げられた、もってこいの一撃ですね。
何から何まで申し分ない・・・・皆、楽しそうだよ。
この光景を後方の席から眺めていたんだけど・・・うかつにもシミジミと感動しちゃったさ・・・・
(そのことは、終了後しっかりとレオ君にも伝えた)
何度もしつこく言うけどギターのカサマイさんが、これまた卓越した腕前なんだから恐れ入っちゃったよ。
堂々とムーディーに請け負っていたし。
時にはオーディエンスを凌駕するほどの存在感も発揮しているよ
レッドゾーンは振り切れ寸前。
余力を振り絞っての熱演。
曲者ら全員が汗だくなんだけど、不敵な笑みは絶やさない。
あらら・・・・?
どこからか現れたおじさんがシャボン玉を次々と飛ばしてステージに彩を添えてくれる。
フワフワと漂う数多くの綺麗なシャボン玉を見ていると、童心に戻ってしまうね。
ブレイクのタイミングから待ってました、とばかりに手数王の如きドラムソロへ連結
半端なき千手観音のようだ
チャイナシンバルの連打を目印にソロを受け継ぐバック陣
目まぐるしいバトン・タッチ
カサマイさんがお手本ともいえるフィンガリングで滑らかにまくし立ててくる
アイコンタクトを得たユカぴょんも男顔負けな鍵盤さばきで対応
締め括りはやはりワキちゃんのバトルで決まりさ
ラストにふさわしき全員によるせめぎ合い。
そこからスネアロールでタム回しを迎える
会場全体が一体となっての凄まじきダンス大会。
お祭り騒ぎ。
ライブならではの醍醐味だね。
だからこそ、やめられないライブイベント出演
「ボズ・プロでした。
まだまだ、この後もイベントは続きますよ。
最後までゆっくりと気軽に楽しんでいってください。
どうぞ、よろしくお願いいたします
どうも今日はありがとうございました!!」

起伏のあるセットリストで全5曲がアッという間に終了

フィナーレを迎えたボズ・プロは、汗びっしょりで達成感に満たされて席に戻っていきました。
観客席のあちこちからは感動の声が漏れ聞こえてきた。
それも致し方ないだろうね。
正直な感想なんだもん。
完全燃焼でライブは終了。
爽やかな疲労感にまみれて、メンバー達はステージを後にしました
中身は十分に濃厚でエキサイティングでした
最大級の賛辞が絶え間なく送られていました

当たり前だけど、今さらながら上手いなあ・・・・
絶賛の嵐が吹き荒れる


会場後方テント内に陣取る司会進行役の斉藤さんも興奮したままでワイヤレスマイクを手に豪快なるアナウンス。
「ありがとうございました。
ボズ・プロの皆さんにもう一度盛大なる拍手をおねがいします!」
惜しみない歓声があちこちから飛び交う

真っ白な灰になって燃え果てた。
やれるだけのことはやりつくした。
満足感に溢れたメンバーらを見れば、それも一目瞭然。
熱気ムンムンに心地よい汗を流せたね。
すぐにでもまた、ステージに戻ってきたいなあ、という表情を浮かべていた
ソフトドリンクがすこぶる美味しいだろう!!
このバンドの立役者ワッキーの今後の大躍進にも期待していますよ!
ひじょうに器用な連中だけに、まだまだ隠し玉を忍ばせているのでしょう。
まあ、それは次回のお楽しみとして取っておきましょう!((´∀`*))
もう一度、ぜひとも見てみたいバンドでした

****本当にお疲れ様でした!!!
今回のライブも大団円!!
ステージ後、方々からメンバー達は称賛を受けていました。
賛辞をたまわりつつ上機嫌。
あまりにも熱狂し過ぎて、世の憂さもあっさりと吹き飛んじゃいそうだ。
7人も後のイベントライブを堪能していましたよ。
とっても熱心で、研究に没頭していたところは感心だ。
そうなんだよねえ・・・・この日のライブは何から何までもが大収穫だよ・・・・((´∀`*))

さて、様々なロック、ポップにと多彩なるジャンルのバンドが目白押しで、これからの長丁場、入れ替わり立ち代わりにエネルギッシュなプレイを披露してくれますよ。
それぞれに目指す音楽は違えど、拘り抜かれたポリシーは誠実に貫かれています。
トンボたちもたくさん青空を飛んでいて、秋の気配は、もうすぐそこにまでやってきていますね。
皆さん、ぜひとも最後の瞬間まで、このひと時をリラックスしながら満喫していってください!!


追記:
****この熱量そのままにお次も負けてはいられません。
さあ、また違った意味で泣いても笑っても、大御所勢の彼らだあ~~・・・・・・!!!!
こいつらもクセモノ連中故に、ゾクゾクとしちゃうね((´∀`*))
ソウル&ジャズのカバー・プロジェクトだもん!
これまた異色のバンドで参上しますよ!!
いってみよう!!****
・・・・((´∀`))

会場に流れるBGMは・・・・
トム・ジョーンズ「デライラ」
スプリームス「ストップ・イン・ザ・ネーム・オブ・ラブ」
ボーイズ・タウン・ギャング「君の瞳に恋してる」








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