THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

春分の日もあっという間に・・・・・・

2022-03-23 19:10:10 | Live Set List
はい、皆さんその後いかがお過ごしでしょうか。
ついこの間、豪雪地獄でさすがの道民も泣かされたのに、急に気温も上昇してポカポカの陽気。
やっと、春到来か。
マンボ―延長も晴れて解除されたことだし、バンド界隈も賑わってきましたよ。
これは素晴らしいことだ。

我らがSTAも今月の13日にライブを終えたばかりなのに、気を抜く暇もなく、さっそく、4月3日のライブめがけて準備に取り掛かっていますよ。
会場は再び大好きな小樽ゴールドストーンだ。申し分なし。
メンバー全員のお気に入りだもん。
例によって一部のメンバーに入れ替わりあり。
しかも1人増えて10人編成。
直前に変動がありましたが、ゴージャスなメンツに違いはなし。

マサ、みゆき、ツッツー、マッキー、ニシヤン、サエグー、タカジュン、アキ、ファニー、そしてカタボウという布陣。
懐かしいメンバーもいるね。
固定化しつつあるメンバーもいる。
サエグー、タカジュンは今度で2回目の参加だけど、もうすっかりとバンド内に溶け込んでいる。

ファニー、マッキーは残念ながら欠席。よってトランペットパートのみ不在。
とりあえずは8人が集合。
すでにロビーの段階で賑わっている。

いつものように各ポジションについて楽器を取り出す。
ニシヤンは必要な譜面台やギタースタンドを配ってくれる。
段取りをほぼ把握しているから効率よし。
早い時間帯に8人が揃った。
本当に今のSTA メンバーの出席率は凄い。

マサはセットリスト表を壁に貼り付け。
チューニング、セットアップ、ウオーミングアップ、チューニング、スコアのチェック・・・・。
ミキサーにケーブルを接続したんだけど、今回はオーナーに頼らずに音出し完了((´∀`*))
だいぶ手慣れてきたさ。やっとかい・・・・(-_-;)。
オーナーは前もって冷え切った室内をストーブとエアコンで暖めてくれたけど、すぐに暑くなったのでストーブのスイッチはオフ。
喉を傷める危険性もあるしね。
その代わりに、受付カウンターで喉飴をたくさんもらった。
100円で飲み放題のホットコーヒーも何人かのメンバーが飲んでいる。
コーヒーを床にこぼして悲鳴あげたメンバー若干1名あり・・・・と記しておこう・・・・。

今回のライブは会場同じ、主催者企画も同じ、STAメンバーもほぼ同じ・・・・・ということで、前回の続編というか発展ヴァージョンを目論んでおります。
ちょっとだけ捻りを加えた。
そこは一筋縄でいかないSTA。
マサとツッツーとで虎視眈々と話し合った。
数曲をマサがリストアップ。
その中からツッツーにベストなところをセレクトしてもらった。
なるほど・・・・というか九分九厘これを選ぶと睨んでいたらその通りになった。
これをSTAが取り上げるのは何年ぶりだろうか。
確かその時も場所は小樽だった。
屋外の北運河だったけれども、意外に好評を博した。
全然、納得のいく演奏ではなかったのに。
やはり斬新な曲だったからだろう。
で、今度は気合の入り方が半端ではないよ。
色々とスッタモンダあったけど・・・・。
スタジオバージョンではなくライブバージョンでコピーしてきて、スタジオ入り直前にそのことに気づき慌てふためいたメンバー若干1名あり・・・と特別に記しておこうっと((´∀`*))。
ソロのパートを誰が担当するかで悩むシーンあり。
エンディングの回数が紆余曲折ありイマイチ把握しきれていない点。
ブレイクの箇所が頭ではわかっているのに、中々に体得できない。
スコアが皆の認識と食い違っていたり。
最後のコード進行シーンはマサが合図を送って決めていこうとお約束。
その他もろもろ・・・まだまだ修正していかないと。
今回のライブ一番の鬼門だ。
だから取り上げる回数も念入りに多くプレイ。
本来ならばツッツーの登場曲として1分半ほどの2コード・インスト・スタンダードを差し込んでメドレーにしようと画策していたんだけど、諸事情によりそれも先延ばしに。
同一タイムのメンバー紹介に差し替えた。
あまり他のバンドが当たり前のようにやっていることはやりたくないんだけど。
次回のライブの告知とかもね。
違う場所ならば、その会場スタッフたちはいい気持ちがしないだろうし。
だから、今まで1度もそれはやったことがない。
メンバー紹介もあまり積極的にやっていなかったんだけど、メンバー内からそのことを指摘されたので、最近はことあるごとに採用はしています。

オープニングナンバーの開始。
トランペットがいない分、皆が頑張っている。
特にサエグーの成長が著しい。
この間も良かったけど、ライブ後に相当反省点を改良してきたのだろう。
明らかにそれが伝わるよ。
スティックさばき、パワー、リズム、アクセント、抑揚、表現力などなど段違いに成長した。
初ライブでは多少の緊張もあり走り気味だった・・・・と素直に自認していた。
マサは別にあのくらいでもいいと思うんだけどね。
疾走感があってスリリングだし。
ただホーン隊が、それについていくのが必死だったらしい。
それがライブだ、ブラスロックだあ!。
フィルインの差し込み具合がかっこいいぞ、サエグー!
素晴らしいドラマーを紹介してくれたアキちゃんには、足を向けて寝られないなあ((´∀`*))。
タカジュンも負けてなんかいられない。
ムードメーカーとしてのポジションも軽くゲット。
意気揚々と吹きまくっているよ。
最初のソロが何たってトロンボーンだもんなあ。
責任重大なのに、余裕の表情で切り抜ける。
シタタカなるバンドで鍛え上げたテクニックがここで陽の目をみた瞬間。
トランペットがいないからサックスでチラッと吹いてくれた。
火を噴くギターソロ。
それをバックでグイグイと牽引するサエグーのドラミングが、見違えるほどに攻撃的でドライブ感満点。
刺激的でこちらサイドまでエキサイトしてしまう。
いいなあ、こうでなくっちゃあねえ。
メンバー達も感心仕切りだ。
ベルトーン部分は次回全員が揃った時に取り決めることにした。

ピアノの旋律でメドレー。
ここはマサのMCとの息があわないと滑稽になっちゃうから要注意。
ああ・・・・素敵なコーラスとパーカッションがほしいなあ。
それも近々実現する予定さ。
サエグーいわく「この曲がムズイ・・・」とのこと。
回数を重ねるごとにみるみる良くなっているよ。

ここでツッツー登場でツッツーコーナーに突入。
参加するごとに曲が増えています。
決して誰一人として楽はさせないのだ((´∀`*))。

定番のソウルフルなスタンダード2連発。
ツッツーにかかったらこの辺はお手の物。
水を得た魚のごとくボーカルが活き活きしている。
雰囲気が一変して、時折センスのいいフェイクやアドリブまで差し込むし。
マサとのハーモニーも冴えわたる。
サエグーの決め部分も板についてきた。
タカジュンとのヤングコンビが加入したおかげで、グッと明るく活性化してきたね。
エンディングのお約束も滅茶苦茶にわかりやすい。
これもオリジナルの音源を何度も聞き込んだマサが、逐一ツッツーにライン伝達した結果。
ツッツーも呑み込みが早いし。
あまり合図ばかりだとカッコ悪いんだけど、ここは目印としても効果面でも最高の結果を得られたという稀な例。
息があってくるとケミストリーも度々生まれてくるものさ。
何故か、この場面のみニシヤンがキースリチャーズに変身。
アクションをオーバー気味に演じていて話題に。
調子にのったニシヤンが更なるアクションをやろうとしたら、シールドかエフェクターかギターにトラブルが一瞬勃発して冷や汗・・・・。

さてさて、最大の鬼門。
この曲はドラマティックにアキちゃんとツッツーの絡みが導入部分。
何故か「いくわよ」「いいわよ・・・」とアキちゃんにのせられてツッツーまで女言葉に((´∀`*))
和気藹々だ。
素早いパッセージで鍵盤上を指先が滑り落ちる。
エモーショナルなボーカル。
思い切りタメをきかせてパーカッシブなベースライン開始。
この入り方をサエグーが質問してきたので、ニシヤンが懇切丁寧に説明。
自信と思い切りが肝心と、腑に落ちたご様子だ。
見違えるほどに迷いから吹っ切れた。
潔いテンポもバッチリじゃあないかい。
この曲はじっくりと回数を重ねて熟成させていかないとダメだね。
でも今までのテイク中、出色の出来。
自負して良し。

後半の曲でニシヤンがおどけてTーREXのリフを弾く。
ツッツーはニヤニヤとわかってらっしゃる。
マサは呆れて仕方なしに「バングアゴングではないよ」と告げると
「おお、わかってくれた!?嬉しいなあ」と満足気・・・・。
アキちゃんのキーボード・ソロは2つの音色を同時に弾くと、種類によっては音量がダウンしてしまうらしい。
その問題点は今後どうする?
せっかくのソロが台無しになっちゃうし。
聞かせどころなんだからね。
サエグーの把握力も相当な域にまで達してきたね。
貫禄まで漲ってきたさ。
もう余計なアドヴァイスを言う必要もなくなってきた。
信頼関係が築かれれば、あとは阿吽の呼吸で克服さ。

鉄板のラストソングでは事故ってしまった・・・・。
ホーン隊がずれて入ったために、そのまま進行してしまった。
ファニーがいるといないとでは、こうも違うものか・・・・。
簡単な箇所だし、何度もライブで経験しているんだけどなあ・・・・。
シンプル過ぎる曲だとメリット、デメリット共にあるから気を引き締めていこう。

予備の曲はもうすっかりと、カウントがはまるようになってきた。
でもホーンの入り方に迷いが生じたので、すかさずやり直して小休止。

残り時間が少なくなってしまい、2回目のリハは最後までできず・・・・。
苦肉の策で、あの不安要素満載の曲でラスト。
じっくりとトライして各自の宿題としましょう!

外はすっかりと雪が溶けだして砂利も見えてみた。
春の到来、コロナの終息、そして戦争も早く終わってくれ!!
次回は最終リハです。

STAは今年いっぱいの予定がほぼ見えてきました。
夏ライブまでは確定、秋には初場所や15年ぶりの会場もあり。

ワクワクするねえ。
シティジャズにモロ被っているライブもあるけど、なんとかやりくりするさ。
いつものことさ。
何たって今のSTAメンバー達はバンド結成後、すべてにおいてグレートだからね。




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