THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

VOL,216 FEEL SO GOOD~LIVE in CUBEGARDEN(狂烈 編)

2024-09-15 18:08:44 | Live Set List
****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ。
チェックも中々に手厳しく、叱咤激励を日々受けております。
今後とも、どうぞお手柔らかに
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****

ステージ備え付けの機材は・・・・
ベースアンプはアンペグ。
左右のPAはヤマハ製品。
ギターアンプはJCMのマーシャル1ハーフ。
スピーカーはトップ。
ローランドのJC-120。
ドラムセットはブラックのSHELL

ハイ、さてさて皆さま
三番手の登場です


STAのドラマーでもあるベテラン伊達男もっちんが率いる「狂烈」が満を持しての登場だ!
16:20~16:50
このバンドはごく活動初期から色々と噂は聞いてた
モッチン自身も熱心に猛アピールしていたからね
基本的なコンセプトは恐れ多くも、あのブリティッシュ・ヘヴィメタルロックの元祖でもある伝説のレッド・ツエッペリン・カヴァーだ
この名前は名作映画「狂熱のライブ」から命名したとのこと
でもあちらは「狂熱」なんだけどねえ・・・??!!
最初なんてマジに「純烈」のコピーバンド!!??・・・って訊ねてしまったくらいだ
最もモッチンは「純烈」の存在を知らなかったけれどね・・・(-_-;)
モッチンはひたすらこのバンドに力を入れている
ジェフ・ベックの「ギター殺人者の凱旋」共々ね・・・・

その後、数度対バンする機会もあった
いつの日にか私とアッキーの「パープル・ブリンガー」とのジョイント・ギグでも実現させたら面白いねえ、なんて話してもいる
な、な、何とそれでも不思議なことに、このライブ・レポートを記するのは初めてだね

はい、皆さま、それではじっくりと解説させていただきますよ
個人的にも大好物なものでして・・・・((´∀`))

このバンドの結成はまだ数年前の事
編成はご本家と同じ
そのシチュエーションによってはゲスト・プレイヤーを迎える
キーボードのマックス(この日の主催者)、世界的に大活躍しているハード系ブルース・ギタリストのイチローも「ロックンロール」でジッピーホールにおいて飛び入り出演を果たした
この日もSTAのパーカッション、ユーちゃんがコンガとタンバリンで急遽参戦していたし
余裕と貫禄で遊び心も満点

ジャンルがジャンルだけに熱狂的なファンも多い
食い入るように見入っていたもんなあ
ありそうで中々ないのがこの手のバンド
70年代ならばウジャウジャと存在していたもんだ
時代の流れというのは残酷で哀しいことだねえ
おっと、むずかしいというのが最大の理由だからね
それはそのまんま、STAやパープル・ブリンガーにも当てはまる
だからこそ天邪鬼な我々がやっているんだけどさあ((´∀`))
マサの友人で九州のツエッペリンバンド「グラフ・ツエッペリン」のソロライブを去年、薄野のライブハウス「ゼノン」で見た時も感動した
彼等も初の北海道ライブだったらしく盛況を喜んでいたねえ
是非ともまた来てほしいなあ

話を戻そう・・・・・
予備知識もなくいきなりこのバンド「狂烈」を体験したならば驚愕で言葉も失い失禁してしまうのが関の山
札幌界隈を中心にコンスタントにライブ活動を展開中
知名度も噂もじわじわと浸透中
今、話題騒然の渦中にいる存在感もタップリのコアなバンド

ダラダラとマニアックなことを書き綴る前にイカシタ編成の紹介をしようか・・・・・
モッチン曰く、ボーカル以外の3人は学生時代からの友人関係でずっとバンドでつながっているんだそうです
麗しき友情物語
各自のキャラクターも見事に立っていますなあ
観客の「白雪様」「カズくん」もそうとうにエキサイトしていた

ボーカル・・・エキゾチックな美女タマちゃんは序盤までサングラス姿
彼女はめちゃくちゃにステージ映えする
無駄のない引き締まったスレンダーボディとスラリと伸びた長い脚
揺らめく長い髪、
ワイルドでラフに着こなしたシャツとジーンズ
マイクは持参品
専用のエフェクターに連結
ワイヤレスモニターを使用
カラオケが縁でこのバンドにスカウトされたのだとか・・・・
本格的なバンド体験はここが初らしいよ
そうとは思えないくらいのクオリティを発揮しているけど
見た目と違いシャイなんだそう
頑なにMCは拒否
その役目はベースやドラムに託すレディ

ギター・・・ロバート・チョイ
小型の20Wマーシャルアンプを2段積み
ギターのボディカラーはチェリー・サンバースト
レスポールのダブルカッタウェイ・タイプ??
ストイックなくらいにジミー・ペイジになりきっている
全身を黒ずくめに決めて髪の毛は後ろで束ねている(後期のジミー・ファッションそのもの)
大股開きでアクションを決めていた

ベース・・・眼鏡のヒロシくん
3トーンサンバーストのジャズベースを使用
ローズ指板
今では珍しいピックアップ・フェンス付き
このパーツってマーカス・ミラーは付けているよね
ジャコ・パストリアスを崇拝しているそうですよ
その影響は如実にうかがい知れる
他にはキーボード、そして秘密兵器のテルミンも扱うマルチプレイヤー
ギターに対し、こちらは全身真っ白い衣装に身を包んでいた

そしてドラム・・・もっちん
言わずと知れた超有名人
長年もっちんが在籍していてジェームスが率いるバンド「ランチ」ロゴ入りのお気に入り黒Tシャツを着こんでいた
他にも膨大なバンドに籍を置いている
他にセッションなどにも腕を振るっている
プロとのback演奏も多数
彼のキャリアを説明していくともうそれだけでここがびっしりとうまっちゃうので割愛( ´艸`)

この日、駐車場でバッタリとあって急遽頼まれたというSTAのユーちゃんがパーカッションでスペシャル・ゲスト
コンガ、タンバリンで2曲参加してます
これ、ライブを見ていて知ったよ
多分、もっちんの閃きによるものでしょうよ

前置きが長くなっちゃいました・・・・
バンドの入れ替えには10分が用意されています
でもこのバンドは猛者集団故に要領がいい
余裕と貫禄でサウンドチェックとウォーミングアップ
小手調べとばかりに早速飛び出したのは
「グッド・タイムス・バッド・タイムス」
まさかこれが聴けるなんて・・・・
ツエッペリンのデビューアルバムのトップを飾る記念碑的な作品
1969年3月10日アメリカでシングルカットされたR&B
ジョンジーはこの曲のリフは自分中最も難しいものの一つだと語った
日本のドラマーたちはこの曲のバスドラムをツインバスドラムで演奏していると長年信じ込んでいた
さすがのもっちんは忠実に再現していた
アッキーが「やっぱりもっちんのドラミングは別格だ」と感想を述べていた
サッサも同様の事を語っていたなあ
そのくらいにインパクトが絶大
というわけでしてサラッと演奏はストップ
なんという贅沢な空間
期待でワクワク
天才少女のよよかちゃんはこの曲のYOUTUBEで世界中にその名を轟かせた
ロバート・プラントも絶賛
他にも錚々たるミュージシャン達が注目
それがきっかけで今ではアメリカに家族全員が移住したもんね
ひろしくんは悪魔の楽器と言われた「テルミン」!!や「キーボード」も操作してみせる
「ウィーン~~~」
あ、あの音だ!!
もう何の曲で使用するのかが容易に理解できる
「グラフ・ツエッペリン」も使っていた
こだわりの強いもっちんは逐一ミキサーに要望を伝える

準備万端整いました
何時でもオーケーのゴーサインが出た
スタッフからアイコンタクトを受けて司会進行のアっ子ちゃんが盛大にアナウンス
「ハイ、皆さん
今日はようこそおいでくださいました
けっこう初出演のバンドが多いですよ
楽しいライブイベントになりそうな気配
さあ!
マジに泣いても笑っても3バンド目の時間となりましたよ
人気者で多方面からも引っ張りだこの存在
以前にご一緒した際、私は一発でファンになっちゃいました
以来、ずっと出演交渉を続けて遂に今日実現したわけです
滅茶苦茶にかっこいいですよ
観客のハートを鷲掴みすることは必至
絶対に惚れ込みますから
そろそろいきましょう
たくさんの拍手でお迎えください!」
それでは元気いっぱいに開演!!
いざ参ろう!!
OH-YEAH、HERE WE GO!!
OK,ARE YOU READY!
HEY!
COME ON BABY!!
LET'S GO!

バンドは万雷の拍手によって迎えられた
かなり、緊張感もほぐれてきたようでノリノリのご様子だ。
写真で見てもおわかりでしょう
いよっ、待ってました
オーラが半端ない
息つく島もあたえてくれない
悪しからず・・・(-_-;)

今回はどこに魔物が潜んでいるかなあ・・・・
血湧き肉躍る会場内のBGM。
熱気もムンムンさ

定番で・・・「移民の歌」
1970年、第3作アルバム「レッド・ツエッペリンⅢ」のトップに収められていた
同年の11月5日にシングル・リリース
アメリカではビルボード・チャートで16位まで上昇するヒットとなった
一斉に波状攻撃の開始
短いけれども、開巻から矢継ぎ早の艦砲射撃
オープニングナンバーから一切遠慮なく情け無用の号砲が豪快に放たれた
斬新で貴重なショーの幕開け
もうこれ一発で観客たちの度肝を貫いた
すこぶる爆音ドラムによるイントロから、元気一杯
そこに絡みつくようなリズム・セクション相棒のベースが、うねうねと怪しげなメロディを刻み続ける。
それと共にパーフェクトなアクセントを叩きつける。
一丸となってアップテンポの素早いオクターブ奏法を披露
タマちゃんはやや斜に構えて天空を切り裂くほどのハイトーンを伸びやかにシャウト
まるで女ターザンの様相を呈して、リバーブもほどよく声に溶け込んでいる
言葉を失うほどのテクニシャン
一切のふら付きもなし
照明もド派手に反応しての点滅効果を施す
当然のごとくあちこちから拍手が沸き起こる
ここではグッとスピーディーでヘヴィーな心憎い進行
タイトでストレートすぎるハードで豪快無比のパワーが炸裂
ありとあらゆるテクニックを駆使しながらも最大限の武器として音像の火を噴き続ける
それに負けじと追い打ちをかけるがごとく、切れ味鋭いミュート・カッティングを注入するロバート
一聴しただけで往年のサイケデリックなナンバーと判断した
一致団結して右コブシを天高くに力強く突き上げる
おいおい、今までに見てきた狂烈よりも数段ギアが上がって神々しくないかい!?
さすが、百洗練磨だけに、客の心を手中に収めるのもお茶の子さいさい
超絶技巧に半端なくドライヴするステージングにこちらサイドは、すでにお手上げ状態さ
グイグイと強引なまでのコール&レスポンスに、いつの間にか引き込まれている自分に気づいた時はすでに手遅れ
言葉を失うほどに、誰もが一瞬で金縛り状態に陥る
彼らの術中にはまるといううってつけの算段だ
何という空恐ろしくも心憎い野郎どもに拍手が贈られる
脳天ヒューズもぶっちぎりにスパークしちゃったぞ
天衣無縫にいざなわれる
思わず唸っちゃうよねえ
まずはご挨拶替わりといったところ
そんなことも含めて、これで掴みは、バッチリとオーケーさ(-_-;)

間髪入れずにメドレーで2曲目へと怒涛の雪崩込み
出た!!
「ブラックドッグ」炸裂の瞬間
若いお母さんに連れられた可愛らしい女の子がステージ正面最前列に座っていたかと思ったらトコトコと歩み寄って何度も「ジイジ」と呼んでる
どうやらロバートのお孫さんのようだ
心和むハッピーな光景
癒される応援団長
ところがサウンドの方は獰猛だ
ギターが掻きむしるように一種独特なるノイジーないぶし銀のフレーズを紡ぎ出す
ちょっと表現が難しいところさ
よほどの自信がないと取り上げることができない
そうでないと事故ること請け合いさ((´∀`))
1971年の第4作アルバム通称「フォーシンボルス」の1曲目に収録
シングルは日本でも大ヒットした
ジョーンズの発案で「マディ・ウォーターズみたいな曲を」と、単音リフから作られた
トリックめいたリズムもゼップならでは!
ブレイク連発でボーカルと演奏が交互に複雑この上ない展開で進行
タマちゃんに暗転やスポットライトがクローズアップされる
何たって忙しいアレンジ
捻りの効いた面白くもカッコいい印象的なメロディが繰り返される
ここがミソ
「AH~AH~🎵」の箇所ではタマちゃんが両手を突きだしてリアクションを求める
グイグイと引き込まれていくよ
もっちんがさりげなくスティックを打ち鳴らして合図を送る
微動だにしない一致団結のフォーメーション

「次の曲にいきます」
照れ屋さんなので口数が異常に少ない
一見クールに見えるんだけどねえ
「胸いっぱいの愛を」
2作目のアルバムの堂々たるオープニング・ナンバー
1969年11月7日リリースのシングル
アメリカとドイツでのチャートでは見事に首位を獲得
セールスは100万枚を突破した
リフマスター、ジミーの真骨頂
もう会場に詰め掛けた往年のオーデイエンスたちは一気に古き良き青春時代へとタイムスリップだ
正に温故知新
否応なしに血液が逆流しそうなギターによるパワーコード
下手な理屈なんか木っ端みじんに粉砕しちゃうほどのインパクトある金字塔を誇る
1:30ほど経過したところでアヴァンギャルドなパートに突入
幻想的で不気味な音像はテルミンが主役
悪魔の楽器とも言われた所以だ(映画にもなったよ)
手のひらをアンテナ部に寄せたり揺らしたりかざしたり素早く遠ざけたり
どうせやるならジミーの様に踊ったり腕を振って欲しかった・・・と言ったら贅沢かな…((´∀`))
ここでサングラス装着のユーちゃんが上手袖から現れた
コンガを憑りつかれたように叩きこむ
ラテン系のグルーブを醸し出す
それに負けじとギターはピックスクラッチでフレットボー上を掻きむしる
終いにはナットとペグの間の弦を指でグイグイと押し込む
タマちゃんは異次元へのいざないよろしく奇声をあげる
このフリーフォームシーンは2分ほど続行
と、突然場面転換
爆音とギターソロが交互に鬩ぎあう様は圧巻
もっちんのタメが目いっぱいに迸るフィルはアートの世界
札幌のボンゾとは彼の事
焦らしまくりのエンディングにも花がある

「ハートブレイカー」
GFRでもディオンヌ・ワーウィックでもパット・ベネターでもローリング・ストーンズでもない、ライブにおけるゼップの重要なるレパートリー
こちらも1969年10月22日発売のセカンドアルバム5曲目に収録
地べたを強引に這いずり回るかのような神々しい響き
これでもかあと言うほどのユニゾンで襲い掛かってくる珠玉のチューン
ヘヴィメタルの元祖とも言われるのもよく理解できます
一旦、中間部で演奏がストップ
ここからはでギターソロのコーナー
ギターの教科書のようなお手本を矢継ぎ早に惜しげもなく披露
カリスマのジミーは正真正銘の天才肌
凄かったんだよなあ・・・・・
わかる人は感涙にむせび泣くこと必至
感動のあまり、全身にゾクゾクと鳥肌が立ってしまった
バリエーション豊富に使い分けるクレバーな演出
痒いところに手の届く配慮とアイディアは特筆もの
研究熱心なところを垣間見れたよう
職人芸的な重低音は群を抜いている
彼にも膨大なバックボーンが時折透けて見え隠れする
一糸乱れぬフィンガリングは凄まじい
よほど血と汗と涙の鍛錬を重ねてきた結果なんだろうなあ
努力は決して裏切らないことを身をもって実証してくれたような気がする
所狭しと縦横無尽にステップを踏みながら移動する動線が美しすぎる
ダイナミックに轟き渡るギターのコードは超絶
一切の無駄もなく濃厚なピッキングを繰り広げた後はお約束の曲調へ
そして「ハッ!」と突然THE END
ショッキングだよなあ・・・・・

「ボーカルが恥ずかしいからと頑なに拒否をするので私がここで代理のMCを務めさせていただきますよ
うちの演奏はうるさいですか・・・?((´∀`))
大丈夫ですか・・・?」
とおもむろにアドリブでマイクをタマちゃんに差し向ける
「こんにちは・・・・・(-_-;)」
あ、喋った・・・・
もっちんもMCをするはずだったのに何故だかマイクがずっとオフの状態・・・・
まあ、このくらいのトラブルはしょっちゅうさ・・・・
シビアなアッキーは苦言を呈していたけどね((´∀`))
そのもっちんはメンバー達がソロを弾きはじめたり、トーク中、後方からニコニコしながら一心に見守っていいる

ここで・・・・一息入れてのヒロシくんによるユニークなメンバー紹介
ユーちゃんも含めてね
「清水さんには最後の曲もお願いいたします」
懇切丁寧に一人一人を指さしてのアナウンス
((´∀`))
ほっこりとした仲良しムードが伝わってくるシーン


思い入れもすこぶる強い「天国への階段」
この曲は「Ⅳ」4曲目に収録
1971年11月8日発表
ドラマティックな流れに導かれていよいよここまで辿り着いてしまったかあ・・・・
この曲は3段階で紡がれるストーリー
イ短調
四分の四拍子
これは最早ロックなどという狭い世界の括りでは扱えないぞ
永久に光り輝く至宝
手始めにギターのアルペジオから
味わい深いイントネーションとフィンガリング
メロトロン風なキーボードが追随(リコーダーをこれで表現?)
12小節からなる序奏
タマちゃんがエモーショナルに喉を震わせながらの熱唱
4小節の小楽節からなる旋律を4度繰り返す(ウイキペディアより)
そして「第2部」へ・・・・
正に魂の咆哮さながらさ
囁き歌唱からドンドンと歌詞が熱を帯びてくる
ベースとドラムも加わる
ボーカルのラインも新しいもの
音量も増加
残すところ、あとわずかな時間ということを意識し始めたのか余力を振り絞りはじめてきた
レッドゾーンはとっくに振り切れて、デンジャーゾーンへとまっしぐら
手拍子の要求にオーディエンスも快く反応
クライマックスは第3部
この空気感はその場にいる者にしか理解できないだろうなあ
一度ハマったらもう病みつきで、抜け出すことは不可能
会場全体が一体化しての壮絶なる光景
本物のロックとは何か・・・?
絶妙なライブの神髄とは・・・・?
その答えは狂烈のコンビネーションに秘められている。
ヒロシくんの紡ぎ出す、自他ともに認めるアタック・グルーブが痛快
ロバートくんのピッキングは小技がピリリと効いていて小気味よいね
どうだあ、と言わんばかりに大仰なことをあえてやらかさないで、わかる人にだけ理解してもらえればオーケーみたいな奏法を次々繰り出してくる
巧みなギターソロとヒステリックなるハイトーン
四者四様のタメの効いたアクロバティックなプレイが、終局へ向かいながら雪崩込み
起承転結に巨大な岩石のごとく襲いかかる
前後左右、軽やかに所狭しと縦横無尽に入れ替わるフォーメーション・アンサンブル
一通り紡がれた物語は急激に速度を緩め、再び静かになって独唱のエンディング変奏曲を迎える
どいつもこいつも冴え渡る阿吽の呼吸で良い仕事をしています
オリジナリティが、そこかしこに光り輝いているではないか
羨ましくなるほどの粋なバリエーションの大作

「はい。
早いもので楽しいひと時はあっという間です
残念ながら次で最後です・・・・・・ロックンロール」
1971年11月8日発売の最も売れたアルバム「Ⅳ(米国のセールスだけでも2300万枚を超えた)」の2曲目に収録
シングルカットもされ全米では15位を記録した
これは偶然の産物だったそうだ
題名通りブルース形式にのっとった3コードで疾走するロックンロールナンバー
イントロのドラム・パターンは、しばしば変拍子と誤解されるが実際はトリックを用いた4分の4拍子
これをお得意のドラミングでもっちんはバッチリと再現
先述通りにユーちゃん再び
今度はタンバリンを手に意気揚々と現れたぞ
美味しい所、独占体制
全員が汗だくなんだけど、不敵な笑みは絶やさない
シンバルの連打を目印にソロを受け継ぐメンバー達
目まぐるしいバトン・タッチ
締め括りはやはり一丸となってのバトルで決まりさ
ラストにふさわしき全員によるせめぎ合い
会場全体が一体となっての凄まじきダンス大会
お祭り騒ぎの醍醐味だね
だからこそ、やめられないライブイベント出演
追随するかのごとく、かっこいいギターソロが儚い終焉を告げる
そこから一気呵成に終曲を迎える
自然な曲の繋がりは抜群で、バッチリと大団円を迎えた

「どうも今日はありがとうございました
狂烈でした
まだまだ、この後もイベントは続きますよ
最後までゆっくりと気軽に楽しんでいってください
本日はお誘いいただきましてありがとうございました!
あ!?これからもこのステージに出たいので、どうぞ、今後共よろしくお願いします
((´∀`*))
興味のある方はぜひともお越しくださいませ
また、ライブイベントの話もあれば、どこでも駆け付けますよ(笑)!!」

安心で信頼度の高いステージングには、とっても満足さ
観客の方々も和気藹藹と賑やかだ
怒涛のブリティッシュなロックショーが終了しちゃったさあ

フィナーレを迎えた狂烈は、汗びっしょりで達成感に満たされて席に戻っていきました
観客席のあちこちからは感動の声が漏れ聞こえてきた
それも致し方ないだろうね。
正直な感想なんだもん。
完全燃焼でライブは終了
爽やかな疲労感にまみれて、メンバー達はステージを後にしました
中身は十分に濃厚でエキサイティングでした
最大級の賛辞が絶え間なく送られていました

またすぐにでも観たいよ!!
本当にお疲れ様でした
感謝感激雨あられ状態だよ。((´∀`*))

当たり前だけど、今さらながら上手いなあ・・・・
絶賛の嵐が吹き荒れる


司会進行役のアっ子ちゃんも興奮したままでワイヤレスマイクを手に豪快なるアナウンス
「ありがとうございました
狂烈の皆さんにもう一度盛大なる拍手をおねがいします!」
惜しみない歓声があちこちから飛び交う

真っ白な灰になって燃え果てた
やれるだけのことはやりつくした
満足感に溢れたメンバーらを見れば、それも一目瞭然
熱気ムンムンだね
すぐにでもまた、ステージに戻ってきたいなあ、という表情を浮かべていた
ソフトドリンクがすこぶる美味しいだろう!!
このバンドの今後の大躍進にも期待していますよ!
ひじょうに器用な連中だけに、まだまだ秘密兵器を忍ばせているのでしょう
まあ、それは次回のお楽しみとして取っておきましょう!((´∀`*))
もう一度、ぜひとも見てみたいバンドでした

ステージ後、方々からメンバー達は称賛を受けていました
賛辞をたまわりつつ上機嫌
あまりにも熱狂し過ぎて、世の憂さもあっさりと吹き飛んじゃいそうだ
4人4plus1人も後のイベントをたっぷりと堪能していましたよ
とっても熱心で、研究に没頭していたところは感心だ
そうなんだよねえ・・・・この日のライブは何から何までもが大収穫だよ・・・・((´∀`*))

さて、様々なロック、ポップにと多彩なるジャンルのバンドが目白押しで、これからの長丁場、入れ替わり立ち代わりにエネルギッシュなプレイを披露してくれますよ
それぞれに目指す音楽は違えど、拘り抜かれたポリシーは誠実に貫かれています
ぜひとも最後の瞬間まで、このひと時を満喫していってください!!

****この熱量そのままにお次も負けてはいられません
さあ、また違った意味で泣いても笑っても、大御所勢だあ~~・・・・・・!!!!
こいつらもクセモノ連中故に、ゾクゾクとしちゃうね((´∀`*))
壮大なるZARDのカバー・プロジェクトだもん!
これまた異色のバンドで参上しますよ!!
いってみよう!!****
三浦君&タンピ―&ミーちゃんを筆頭にヤバい奴ら揃いだ・・・・((´∀`))

会場に流れるBGMは・・・・
トム・ジョーンズ「デライラ」
スプリームス「ストップ・イン・ザ・ネーム・オブ・ラブ」
ボーイズ・タウン・ギャング「君の瞳に恋してる」
近年復活したABBA で「チキチータ」
マーヴィン・ゲイ「ホワッツ・ゴーイン・オン」
10CC「アイム・ノット・イン・ラブ」
グラス・ルーツ「恋は二人のハーモニー」
サンタナ「君に捧げるサンバ」

 ****さあ、残すところは7バンドとなりました!!(笑)****






















































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