THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

澄川modantime vol,29

2009-10-19 08:43:24 | Live Set List
liberation 1
(今回のライブ企画はSTAの主催。このタイトルはシカゴのデビュー作「シカゴの軌跡」ラストを飾るjames pankow作、スタジオライブ・インストナンバーからです。邦題「解放」。まさにこの企画にうってつけのタイトルだと思いませんか?)



10月18日(日)
17時30分オープン  18時スタート
STAがここのステージに立つのはほぼ1年半ぶり。
かなり店内が広くなって器材もグレードアップしていたのにまず驚き。
以前には、設置されていなかったアップライトピアノも導入されていました。
ハーちゃん、到着早々にアルトではなく延々とピアノでのウォーミングアップに余念がありません。
しかし、ハーちゃんが加入してから、行く先々のライブホールにピアノが現れるんですよね、不思議・・・。
誰かが呟いていました、「ピアノの女神様」と。
イベントの内容は時間、支払い、タイバン等、結構私はこだわりました。
お蔭様で素晴らしい仲間にも恵まれましてとてもスムーズに進行。
マスターも、バンド達のマナーの良さに驚いていました。
リハでは「クエスチョンズ」を演奏。
関係者から「この曲、いいですよね!」と話しかけられ嬉しかったなあ。
私がオープニングからバンドの入れ替え中も司会進行役。
トップバッターは我がSTAのjames pankowことミツ率いる「岩手トリオ」
ウッドベース、ギター、ボントロとジャズの中では特殊な編成とか。
ジョビン(ボサノバ)、ガーシュイン、そしてギターの方のオリジナルも聞かせていただき、こういった音楽にはめったにお目にかかれないということで皆、釘付け。
まったくリハをしないでぶっつけ本番らしいです、驚異!。
テンポ、進行、ソロと流れていくのですからねえ・・・。
セカンドアクトは、ここも3人組、でも往年の1970年代のハードロック、スタンダードを演奏していただきました「UFO」です。
なんと大滝村からの参戦。
トリオ編成って個人的に憧れちゃいますよ。
並みのテクでは実現不可能。
3番手はSTAのペッターshigeが在籍する「R-mission」。
同じ1970年代のハードロックでもここはちょっと通受けする選曲で楽しませてくれました。
私なんかウンチクの解説でおせっかいを焼いちゃいましたから。
ちなみにshigeはドラムス担当です。
トリ前は全曲オリジナル・ポップスのバンド「PLUM」。
なんと今回が初ライブとのこと。
彼等は札幌でチューリップのコピーバンドとして有名な「TAKE OFF」の皆さんです。
曲は鍵盤奏者とボーカリストの2人が作っているとか。
そしてトリはSTAです。



////set list////
1,free(自由になりたい)・・・・chicago
2,~the letter(あの娘のレター)・・・・joe cocker
3,unchain my heart・・・・joe cocker
4,questions67&68(3番のみjapanese version!!)・・・・chicago
5,funky stuff・・・・kool&the gang
~~~member紹介~~~
6,loneliness is just a word(孤独なんて唯の言葉)・・・・chicago
7,free form intro/jesu,joy of man's desiring chorale from cantata no,147(主よ、人の望みの喜びよ カンタータ 147番から コラール)・・・・j,s,bach
8,~saturday in the park・・・・chicago

*****encore*****
9,soulman・・・・the blues brothers
10,25or6to4(長い夜)・・・・chicago



////member////
masa・・・・B VO CHO WHISTLE
nobu・・・・G
shige・・・・TP VO CHO
ko-chan・・・・TS
mitsu・・・・TB
ken・・・・DR CHO
tetsu・・・・VO CHO
hah-chan・・・・AS PIANO
raba・・・・PER CHO SAMBA WHISTLE



マスターの話だと9人編成のバンドが出演するのは初とのこと。
また記録を作ってしまった。
「フリー」からエンジン全開でぶっ飛ばします。
最初のコーラスはみっちりと特訓した甲斐あってばっちりと決まったようです。
ここが肝心ですからねえ。
でもこの2分チョットの曲はハンパじゃあないくらいの精神力と体力を必要とします。(ブラス隊も)
間髪入れず「ザ・レター」へ。
実は今回の選曲&曲順のほとんどはシゲが担当。
なるほど、おもしろいし、「こういう手があったのかあ!」と感心したり。
私ではとてもじゃあないが思いつかないセレクトです。
で、その「ザ・レター」のカウントも慎重にいかないとぶち壊しです。
それもほどなくクリアー。
3曲目はSTA結成当時から諸事情によりずっとお蔵入りしていた「アンチェイン・マイ・ハート」
こいつがとうとう日の目を見ることに。
テツが加入した当初からこの曲がお気に入りらしくてずっと熱いリクエストを送っていたナンバーです。
ドラマチックなイントロ、重厚なバッキング、ブローするテナーサックス(ここで拍手がおこりました)、その前後にタイプの異なるブレイク、そしてソウルフルなエンディングへとなだれ込みます。
4曲目もこれまた、涙物ナンバーの登場。
個人的にSTAを結成したのはこの曲を演奏したいが為に・・・と言うくらいに思い入れの強い曲です。
シカゴのデビュー曲「クエスチョンズ67&68」。
これぞブラスロック、初期シカゴの代表作のひとつでもあり、テンション&エネルギーを維持するのが最も難しいナンバーでもあります。
しかもわがままついでに3番の歌詞を日本語で披露。
これがなかなか意外なことに御存知の方達が多かったです。
「日本語でこの曲が当時、発表されたのを知っている人?」と尋ねたらけっこうな人達が手を挙げましたもんね。(笑)
「青春時代へタイムスリップしました」とか「歌詞を一緒に口ずさみました」なんて話しかけられましたから。
テツ&シゲがフロントに陣取ってファンクを決めまくる「ファンキースタッフ」、メンバー紹介を挟んでジャズロックの隠れた名曲「孤独なんて唯の言葉」、ラストはハーちゃんがクラシックの旋律を奏でて私が「今日は日曜日ですが土曜日の歌を演奏します!」の一言で「サタディー・イン・ザ・パーク」へ。
皆、一斉に手拍子を打ってくれたのには感激。
全員、この曲がお気に入りなのでしょう。
会場に向かって今回のライブイベントが無事に終了した事に対するお礼をマイクを通して述べるとアンコールの声が・・・。
しかも、しかもですよ「長い夜!長い夜!長い夜!」のシュプレヒコールの嵐!!。
当初,STAは「ソウルマン」を予備に用意していたのですが、長い間ライブ活動をしていると、こんなことってあるんですね。
困ってしまって「いやあ、実はねえ・・・」と事情を説明すると、また別のお客様から「2曲ともやればいいっしょ!」。
なるほどそういう手があったかあ。
マスター、時間のほうはオーケー?
「全然気にしないでいいですよ」の返答。じゃあ、いっちゃいます、ってえことでして異例の2曲アンコールということに。
全バンドやモダンタイムに感謝の言葉を送り、素晴らしいイベントも終了となりました。
STA、ここ数回前のライブから雰囲気もよくなってきて波に乗ってきた感じです。
(第1回企画ライブで感触もつかめましたので、どんどんとこのノリを発展させていきます。)
さてモダンタイム店内にてその後は、タイバンの方達と挨拶と握手、しばし語らいのひと時で和みました。
皆、最高!!
MASA

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2 コメント

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北の国から (MASA)
2009-10-21 01:16:38
じゅつさん、遠方からの応援、いつもいつも励みになります。
なかなかに難しいことではありますが、いつの日にか,STAのライブ、観に来てください。
VIP席をご用意させていただきますです。
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お疲れ様でした (じゅつ)
2009-10-20 22:48:34
ライヴ、お疲れ様でした。写真を見ていますと充実した様子が伺えます。クエッションズの日本語版とはイキな計らい!!これからもがんばってください。
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