THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

VOL,214 小樽☆浅草橋オールディズナイト21 (テンダネス編)

2024-07-24 04:48:28 | Live Set List
****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ。
チェックも中々に手厳しく、叱咤激励を日々受けております。
今後とも、どうぞお手柔らかに
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****


まずは機材類の詳細を。
ベースアンプはいつものハートキー・システム
ドラムセットはパール製
シェルはあずき色
ギターアンプは3台
ローランドの超絶なベストセラーJC-120&40
王道のマーシャルJCM900

早くも熱気を帯びはじめた会場内に絶えず流れ続けているノリノリのBGM
めっちゃムード満点。
B’Zのスーパー・ギタリスト、タック松本の「ミュージック・ステーション」でお馴染みのかっこいいテーマソングも壮大に飛び出した
他にもご機嫌な音楽がこれでもかあ、というほどにあふれ出てくる 
ファンキー・タウン(リップス)、チキチータ(アバ)、ショー・ミー・ザ・ウェイ(ピーター・フランプトン)、オールナイト・ロング(レインボウ)、愛ある限り(キャプテン&テニール)、ボーン・トウ・ビー・ワイルド(ステッペン・ウルフ)

日差しもギラギラで日焼け止めが必要なほど
グッと冷えたビールが美味しくって何杯でもいけちゃうぞ
(俺は下戸だけどね((´∀`))
まあ何はともあれ、いやが上にも、グッとくるなあ・・・・・・。

時間の方は多少巻き気味での進行
****このライブ・レポートももちろん果てしなく書き進めていくよん!!
我らがSTAは、このブログの主役故最後にタップリとお届けしますよ。
というわけでして、それでは皆さん、目いっぱいにゾクゾクと陶酔してね~~!!
覚悟のほうはいいかな!?****

セカンド・アクトには勿体ないくらい・・・・
そんなプレッシャーなんか、余裕と貫禄で軽く吹き飛ばしちゃった
「テンダネス」
11:35~12:00
(中森明菜のカバーバンド)
男女混合、札幌からの初出演5人組

開場直前までみっちりと熱心にサウンドチェックを重ねていた
各自それぞれに個性的でカッコいい奴ら
ベテランのメンバーばかりで往年のアイドル・ソングを披露
これが全曲マサのドツボにはまった
どれもこれも大好きなナンバーなんだもんなあ
(個人的には数曲演奏した曲もあり)
なるほど・・・と頷ける内容でした((´∀`))

この日出演したバンド中一番のセクシー路線
まあ、それは間違いない

だからこそかえって新鮮この上ない展開が初々しかった
ジャパニーズ歌謡が炸裂する様はとっても心地よい
今後、彼等の活躍にも期待大
楽しみがまた一つ増えたよ
これもライブイベントの醍醐味でもあるね
ライブの前後にメンバー達とけっこう談笑する機会があったんだけど皆気さくな連中
世代の壁なんて全く関係ないね
一瞬で打ち解けて熱く会話も弾むって塩梅
羨ましい関係でしょう( ´艸`)
そんなことも含め盛り上がってしまったさあ

そこで皆さま、こちらは盟友のバンドだ
あの彼が、またまたまたまた~やってくれました((´∀`*))!!

ワーカホリックの彦ちゃんがいるといないとでは、イベントの空気感が全然違う。
そのくらいの名物男だ。
一体全体、彼はいくつのバンドを持っているんだい?
いやいや、考えるのはもうよそう
(と言いつつも、近々ポール・マッカートニー&ウィングスのカバーバンド結成の予定だと書いちゃおうっと!
しかも、あの全盛期アナログ3枚組USAライブでの再現を目論んでいるのだとか。
なるほど、やるからにはでっかくいっちゃうんだね)。

とにもかくにも、そんな詮索は野暮ってなあもんだ。
だって、それを解説しはじめたら、それだけであっという間にここのスペースが埋まっちゃうもんね。

 マサと彼とはもう19年ほどの付き合いになるんだねえ。
月日の経つのは早いものだ。

双方ともにS・T・A、TAKE・OFF(チューリップのカバーバンド)を結成したばかりで、スタジオリハでしゅっちゅう顔を合わせていた。
そして夢を語り合って切磋琢磨し合った仲。
酸いも甘いもかみ分けた同志だ。

マサはほとんどSTA中心の活動だったのに比べて、彦ちゃんは膨大なる多方面のジャンルに着手。

自主企画ライブなども行いつつ、長年交流を重ねているのですよ。

だからこそ、そこから培った人脈も驚愕に値する。

バンド、音楽、ライブに対する取り組み方こそ違えど、刺激を与えあっている。
そこに対する強烈なる愛はバッチリと共通だ
良い相乗効果を発揮しているのではないでしょうか。

 数年前、遂に神秘のヴェールを脱いだ彦ちゃん率いる紫のコピーバンド「蝦夷紫」
あれは各方面に十分な衝撃を与えてくれた
(トミーがヴォーカル、GUSくんもギター、アライさんがベース、キムキムがキーボード、ミョウテンくんやモッチンが交互にドラムスを担当)。

その後も相変わらず色々なニュープロジェクトを結成していることは、本人の口からとか、噂、SNSで時々伝わってきていた。

で、チャーのコピーバンド、ヒコプロ、BLUE CLOUD、ソフトクリーム、ちむどんどん、に引き続き、今回はこのバンドときたもんだ。

いつでも期待感で一杯だよ。
つい先日も彼は厚別ふれあい広場でもロックフェスを大成功に導いたばかり(STAも当然のごとくこれに参戦した)

ハイ、さてさて、こいつもこの日の目玉バンドの一つ。
でさあ・・・数多くのバンドを牽引しているものだから整理してみよう
実はこのバンドは以前に見ている
3年ほど前に再結成したんだけど・・・・驚いたことに来年で結成45年を迎えるのだとか!!??
素晴らしいねえ
((´∀`))
でもいかしたネーミングさ
大幅にメンバーが入れ替わっているけどね

結果かい?
・・・・もちろん想像以上のパフォーマンスを繰り広げてくれた。

いやはやなんとも大した連中だ。
ジャンルの壁なんて軽く超越しちゃう内容
往年のジャパニーズポップ・ロックの元祖を忠実に繰り広げちゃうというんだから恐れ知らず
脱帽ものさ
思い立ったら一致団結して即行動が彼らの信条

まずは内容の方をここで冷静になって整理することにしよう
ヒコちゃんは膨大なるライブイベントやバンドの構想を常に念頭に描き続けてる

例によって主催者だけに収まらなく掛け持ちでの出演も敢行
今回も3バンドでの出演
よくもまあ体力がもつものだ
どれもジャンル被らずさ・・・・
敬服しちゃうよ
どこにそんなヴァイタリティがあるのか今度機会があったら聞いてみようっと(ついこの間、気心の知れた仲間たちと沖縄旅行に出かけて気分もリフレッシュしてきたそうだ・・・フェイスブックより)
まあ、バンドには困ってはいないようだしね((´∀`))
あ、この間はあろうことか、混乱してしまい自分のバンドをライブに入れておくのを忘れてしまったそうだ・・・
本末転倒・・・・(-_-;)

盛大に編成をば解説しよう・・・・・

眼鏡姿のヒコちゃん・・・ギター&コーラス
白い帽子、見るからに涼しそうなアロハシャツ、ベージュのパンツ、サンダルと潔いくらいに白で統一
仕様ギターは愛器ポール・リード・スミス
これは長年の相棒としてお馴染み
シースルーブルーのボディカラーは定番
ローズ指板
ちなみにワイヤレス・システムも使用

紅一点の歌姫は人気絶頂のともっち
潔いくらいに全身を黒い衣装で統一(手袋も含む)
それもねえ、ただの黒に収まっていないから参っちゃうよ
だってシースルーのフリルスカート(ほぼスケスケ!!)にすらりと伸びたおみ足がバッチリと見える
先述の厚別ふれあい広場で来ていたものと同じバージョン
世の殿方が目のやり場に困っちゃうほどだ
これがまたすこぶる似合っているし
こんな姿になれるのはこの辺じゃあトモッチ以外にありえない
そのくらいに今ノリにノッテいる証拠
彼女を初めてしたのはレベッカのカヴァーバンド「ラズベリー」でのこと
でも実はハロウインを筆頭にジャーマン・メタルが大好物のレディなのですよ((´∀`))

STAにも所属しているダンディなラテン系のユーちゃん
この伊達男・・・STAにも参加してほしかったよ
ここでは打楽器でもパーカッションではなくいぶし銀のグルーブを轟き渡らせるドラマーに専念だ
渋いよなあ
帽子、黒サングラス、アロハシャツといういでたちで気を吐いていたよん
彼は札幌のコミュニティFM「ラジオ・カロス」で長年にわたって番組を持っているDJでもある
打楽器の講師も務める
更には北海道の膨大なるバンドやミュージシャン達を抱えるサークル「エッグ」の副会長も兼任
加入バンドもヒコちゃんに決してひけをとらないぞ
根っからのアクティブ人間らしい

ベースはレイバンのサングラスを装着したカズオさん
使用楽器はな、な、なんと憧れのBC,リッチ・モッキンバード
ナチュラルボディの木目調が神々しい光を放つ
黙々とリズムをキープする職人芸は参考になる

下手に陣取るはキーボードのキヨシさん
スタンディング・スタイルでのプレイが彼の信条
2段構えのセットで上がローランドで下はカシオ
これで壮大なサウンドを響かせていた
黒サングラスをかけてアロハシャツを着こみ、白いTシャツとパンツで決めていた

賑やかなBGMに誘われてマイクを手にした斎藤氏がバンドを声高らかに紹介する
((´∀`)ステージの下手から)

「お待たせしました!
小樽浅草橋オールディズ・ナイトはおかげさまで順調ですよ
今日はあちこちでライブイベントが開催されている中、こちらを選んでご来場いただきありがとうございます
素敵なバンドがいっぱい出演しますよ
私は司会進行があるのでバタバタですが・・・(-_-;)
1人でMCを担当させていただきます
私もボーカルなんですけど今日はスタッフに徹して1曲も歌いません((´∀`))演奏に先駆けてちょっと説明させてください
会場内キッチンカーでフード&ドリンク類を各種揃えていますのでドンドンと注文してくださいね
熱中症にご用心ください
水分の補給と日傘は必須アイテム
それではテンダネスの皆さんです
お楽しみください!!」

なんまら力が漲ってきたぞ。
ARE YOU READY!?
OH!YEAH,
HEY!
LET'S GO!

バンドは万雷の拍手によって迎えられた
写真で見てもおわかりでしょう
いよっ、待ってました
オーラが半端ない
息つく島もあたえてくれない
悪しからず・・・(-_-;)

オープニング・ナンバーは「・・・・・TATOOという曲を歌わせてもらいます・・・・・・・・」
(黄金期21枚目のシングルとして1988年5月18日にリリースされた。
数多くの賞を受賞。
アルバム「ベストⅡ」に収録。
3分57秒。
オリコンチャート週間では見事に1位を獲得!。
以上ウィキペディアより引用)
ユーちゃんのスティックによるカウントから、爆音轟かせてストレートなアクセントにノってのドラミング。
一切遠慮なく情け無用の号砲が豪快に放たれた
何という反則技ギリギリの隠し味。
バッチリとオーケー!
もうこれだけで観客たちの度肝を一気に貫いた
エキサイティングなイントロで脳天もスパーク状態。
ヘヴィーなナンバーが炸裂だ!
テンダネスは、骨太で男気溢れるサウンドにアレンジしているようです。
80年代に、これだけ貫禄に満ち溢れたJ-ロックが存在していたなんて驚きだ。
今、改めて聴いてみても高速ブレイクビーツのアタックサウンドに、挑戦的な歌詞が震えるほどメチャクチャに痺れるね。
全体的にタイトで抑え気味のアクセント・メイクが、的確に壮大なる音絵巻を構築。
有り余る才能を、フルに導入した展開は絶品。
ちょっと捻りの効いた楽曲の特性を生かしつつも、バックとのアンサンブル・コンビネーションも秀逸。
ヒコちゃんの目を見張るギターフレーズが、天空へと自由自在に散りばめられる
「ギュィ~ン!!」
・・・・相変わらず凄いなあ・・・・。
うねりまくりのベース・ソロも、特筆すべき点。
カズオさんは、エフェクターを最大限に駆使して盛り立てる。
切なき乙女心を歌わせたら、トモッチの右に出る女性シンガーはなかなか札幌界隈では存在しないでしょう。
男たちが奏でるフレーズによる掛け合いも聴きどころなのは特筆すべき点
ヒコちゃんのコードカッティングに乗って、ありとあらゆるエモーショナルな極上のテクニックを、惜しげもなく披露。
オクターブを勢いよく上昇するトモッチの悩殺ボーカル・スタイルに誰もが釘付け。
シュールにロックしていたのではないかい。
個性あふれる独特なる曲調だけに、実は難攻不落な感じで手ごわそうだ
それをいともたやすく余裕と貫禄の表情を浮かべて不敵に演奏しているんだからねえ
ああ・・・・空恐ろしい猛者集団

ともっち嬢も気持ちよさそうに張りのある声でひたすらシャウトしまくっていましたよ。

まっすぐな歌詞がなんまらと熱く胸に突き刺さる
心に語りかけてきます
何故だか懐かしい最高のキャッチーなメロディにひかれちゃう
元気いっぱいパワフルに弾けまくり
ストレートでタイトでほどよくね((´∀`))

間髪入れずに早くも佳境に差し掛かってきたよ
トモッチのイメージにジャストフィットの懐かしい「十戒」
1984年7月25日にリリースされた9枚目のシングル。
スタジオalbum「ポジビリティー」7曲目に収録。
オリコン週間チャートでは堂々の1位を記録。
大巨匠の売野雅勇・作詞、ジャパニーズ・スーパーギタリスト高中正義・作曲という夢のようなコラボレーション
この起用と共に、ツッパリ路線の集大成的作品は当時話題となった。
極上のハードロック臭が勢いよくプンプンと漂いまくっている。
トモッチ、キーの広さは異常でないかい!?
ドンドン艶が増してきて、その特異性に磨きがかかってきた。
舐めてかかれないアダルトな色気が満載。
とどめは、怒涛のビブラート攻撃。
いつの日にか、トモッチが艶やかに歌う本格的なヘヴィーメタリックなロックが聞きたいなあ。
ああ・・・想像しただけでゾクゾクと戦慄が走ってきて突き刺さる。
特筆すべきは、ヒコちゃんによる、意外なるさりげない妖艶なコーラスと唸りをあげまくるギター・ソロだ!
そして千手観音のごとくユーちゃんもアグレッシブにシンバルを連打する。
正に手数王
何から何までもが絵になるフォーメーション。
一時たりとも、ダレる箇所は皆無。
これも、切磋琢磨に打ち込んでいる日頃の真面目な鍛錬がものをいう。
努力は決して裏切らない。
次に何が飛び出すのか楽しみでワクワクときめいちゃうよん。
しかし、テンダネスのレパートリーの豊富さには今更ながらだけども脱帽だ。
そのライブイベントの趣旨、対バン、オーディエンス、会場の雰囲気、出演順番に応じてセットリストを綿密に組んでいる模様。
だからそのつど、ガラッと様変わり。
いざ蓋を開けるまでは何が飛び出すかわからない、万華鏡の様相を呈しています。
その上、現在もレパートリーをどん欲に増やし続けているし。
心底に敬服しちゃうよ。
基本的にバンドとはこうありたいものですなあ。
何度見ても勉強になるお手本のよう。
締め括りではトモッチがご本家同様に小悪魔風の切れ味鋭いポーズを気取ってみせる
もうオーディエンスはお手上げ状態さ

ヒコちゃんMC
「はい、ありがとうございます
20歳くらいの頃に結成したバンドなんですよ」
トモッチ
「私はその時メンバーではないですね」((´∀`))
「そうそう、こんな小さな赤ちゃんでしたね
まあ、いずれにしても皆さん、元気なうちにやりたいことをやっていきましょう
それでは次にいきましょうか・・・・・」

それが「サザン・ウィンド」だ
このあたりの拘りどころがそんじょそこいらにゴロゴロと転がっているバンドとは一線を画すところ
日本が誇る中森明菜堂々の8枚目シングル
1984年4月11日リリース
アルバム「POSSIBILITY」1曲目に収録
作詞は来生えつこ
作曲が玉置浩二なのだ
当然オリコン週間チャートでは堂々の3週1位を記録
音楽性はタイトルからもわかる通り熱帯的な雰囲気全開で迫りまくる
今の季節にピッタリ
考えに考え抜かれた美味しいところをチョイスするところなんて中々に心憎い配慮
一致団結して頑固一徹に迫力のプレイ
ここでもユーちゃんは引き続き巧みなスティックワークを駆使してぶちかますという牽引役。
責任重大なる大役を一手に引き受ける。
もちろん、トモッチ嬢を全面でフューチャー。
いかに彼女が気持ちよく歌えるか、を良く理解しているバンドだからこその匙加減が絶妙。
キヨシさんも大人の魅力でグイグイと鍵盤で聞かせてくれます
しかしカズオさんの玉置浩二に対するリスペクト具合は半端ない
こちらサイドまで圧倒的に伝わってきます
各自キャラクターが微妙に違うので、それぞれに一種独特の個性が溢れていますね

内輪を手にパタパタしながら熱狂の声援を送り続ける親衛隊
いよいよもって終盤戦。
楽しい時ってどうしてこうも早く過ぎ去るのだろうか。
「はい、ありがとうございました
これって玉置浩二さんが作ったのですね
私、それを今日初めて知りました((´∀`))
いい曲ですよねえ
次にいきましょうか・・・・」

問答無用の・・・・「飾りじゃないのよ、涙は」
(中森明菜10枚目のシングル)
最早説明なんて不要。
井上陽水が提供した歴史的な傑作。
1984年11月14日にリリース。
スタジオ・アルバム「ビター&スィート」トップに収録。
オリコン週間チャートでは堂々の第1位を記録。
アイドルからシンガー、アーテイストへの転機ともなった。
相変わらずトモッチは、水を得た人魚の様にイキイキとしているねえ。
まるで自分のオリジナルのように歌いこなすハマり具合。
とても自然に馴染んでいて嫌味もなくよく似合う楽曲。
甘く切ないミステリアスな女性の心情を歌わせたら、札幌界隈でトモッチの右に出る輩は存在しないよ。
そこいらにゴロゴロと転がっている連中とは、一味も二味も違うとハッキリ断言しちゃうもんね。
おっとお・・・トモッチが存分に熱唱を繰り広げている最中にも
会場全体を包み込むような全身全霊を込めた分厚いコードのカッティングがこれでもかあ、というほどに襲い掛かってくる。

「盛り上がっていただきまして感謝いたします
またこの素敵な場所に来年も出させていただきたいですね
お気に入りのシチュエーションですよ」

ここで・・・・一息入れてのヒコちゃんによるユニークなメンバー紹介
懇切丁寧に一人一人を指さしてのアナウンス
((´∀`))
ほっこりとしたムードが伝わってくるシーン


どれ、次には何が飛び出してくるのかな!?
期待にワクワク、ドキドキ。
「ありがとうございます。
次の曲で最後ですよ。
・・・・・ミ・アモーレ!!」
おお!!
決定打が炸裂
悩まし気なセレクションとは・・・・
11枚目のシングル。
1985年3月8日リリース。
アルバム「D404ME」に収録。
オリコン&ザ・トップテン共に1位を記録!
明菜絶頂期の一撃だ。
静かに淡々と始まる例の明菜節もパーフェクト。
低く押さえ気味のセクシーな歌い出しといい、屋台骨をがっしりと支える猛者たちといい、申し分のない響きが心地よい。
この手のムードメーカーはキヨシさんの真骨頂だな。
エスニック調なアレンジが冴えわたっているね。
クールなチョーキングも高らかに吠えまくっていたよ。
お手のものでしょう。
こういう味わいはそこいらにゴロゴロと転がっている若造バンド達には決して醸し出せない。
コロコロと曲調が変わるセットリストゆえに、一切だれることのない流れだ。
余力を振り絞って、一丸となってのお祭り騒ぎ。
皆、汗飛び散らかしての、はじけまくり。
ノリノリでキャッチーなリズム・アクセントに、誰もがアドレナリン噴出しての狂喜乱舞。
この一体感こそが、ライブならではの醍醐味。
もう、たまりませんなあ!
こうなりゃあ、くだらない能書きなんか消し飛んで粉砕。
ドッカ―ン
琴線を震わせるがごとく強引すぎるぐらい引っ張りに引っ張ったエンディングで、フィナーレを迎えた。
硬軟取り混ぜた巧妙なる中森明菜ショーに、誰もがやられたね。
十分に納得のゆくまで満足してくれたかな。

完全燃焼でライブは終了。
心地良い疲労感に満たされて、メンバー達はステージを後にしました。

エキサイトした司会の斉藤さん
「WOW!!
とってもいいなあ
ありがとうございました。
テンダネスの皆さんでした!!
もう一度、盛大なる拍手をお願いいたします」
真っ白な灰になって燃え果てた。
やれるだけのことはやりつくした。
満足感に溢れたメンバーらの表情を見れば、それも一目瞭然。
熱気ムンムンに心地よい汗を流せたね。
すぐにでもまた、ステージに戻ってきたいなあ、という表情を浮かべていた。
ひじょうに器用な連中だけに、まだまだ隠し玉を忍ばせているのでしょう。
まあ、それは次回のお楽しみとして取っておきましょう!((´∀`*))
もう一度、ぜひとも見てみたいバンドでした。

****本当にお疲れ様でした!!!
今回のライブも大団円!!
ステージ後、方々からメンバー達は称賛を受けていました。
大賛辞をたまわりつつ上機嫌。
あまりにも熱狂し過ぎて、世の憂さもあっさりと吹き飛んじゃいそうだ。
5人も長丁場イベントライブを堪能していましたよ。
とっても熱心で、研究に没頭していたところは感心だ。
そうなんだよねえ・・・・この日のライブは何から何までもが大収穫だよ。
豪華な凄腕が目白押しだしねえ・・・・((´∀`*))

おっと、ヒコちゃんはまだ2バンドの出演が控えているよ
あしからず・・・・((´∀`))
ギターの弦は大丈夫かな・・・・((´∀`))

さあ、いよいよお次に控えしはまた違った意味で泣いても笑っても、大御所勢の彼らだあ~~・・・・・・!!!!
こいつらもクセモノ連中故に、ゾクゾクとしちゃうね((´∀`*))****








 


































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