THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

W杯、目前!

2014-06-11 22:17:42 | リハーサル

毎年STAライブでお世話になっている「ファイブペニー」への個人的挨拶もかねて夕張に先日行ってまいりました。

夕張山脈へ向かう峠に4つほどの橋が架かっていまして、それらの看板右サイド下には夕張ゆかりの女優、歌手名が刻みこまれています。これ、あまり知っている人、少ないようです。

坂を登る道中、左側に順を追って「錦冬橋 吉永小百合」「錦秋橋 大橋純子」「錦夏橋 大黒摩季」「錦春橋 リリーズ」

景色も最高の場所です。渋滞は間違ってもほとんどありませんので(笑)一度見に行ってみてはいかがでしょうか。ただしカーブの多いところゆえに交通事故には気をつけてね。ヒグマ、キタキツネ、蝦夷鹿も頻繁に出没します・・・・。

 

前回のスタジオ練習時にせっかくメンバー達からアンケートを募っていたにもかかわらず、すっかりブログに掲載するのを忘れてしまいました。

よって今回、ここにアップします。

議題・・・想い出の漫画は・・・・?

マサ「鉄腕アトム」

ミユキ「花より団子」

ミツ「バビル2世」

シン「ゴルゴ13」

ノブ「鉄人28号」

ミキ「サザエさん」

クニ「鋼鉄ジーグ」

ケン「巨人の星」

タツ「ブラック・ジャック」

 

スタジオ・リハーサルには8人の全パートが終結。いつもの部屋とは違うのでミキサーのチャンネルもフル活用、アンプも違うのでちょっと戸惑い気味。

ハウリングが多発するのでマイクの指向性も考慮しつつ立ち位置決め。

ミキもクニも自前のタンバリン持参。これにケンのLPも加わって少なくとも3つのタンバリンが打ち鳴らされるわけだ。クニの物は三日月形、ミキの物はショッキング・ピンク。更にミキはカウベル&スティックまでをも購入。

パーカッションはじめて間もないのに研究熱心です。マサから「もっと遠慮しないで激しく叩いていいよ」と言われたのでガンガン叩いています。ミユキいわく「リズム感とノリもいいね」

最初ミキは両手持ちスタイルでタンバリンを鳴らしていましたが、今は慣れてきて堂々と片手でリズミカル・プレイ。

目指せ!バービー・ボーイズの杏子。

クニもミツのトロンボーン・ソロから引き継がれるトランペット・ソロでなかなかな音を聞かせてくれます。

ベル・トーンも固まってきました。

いつものように次回ライブのセット・リストを一通り演奏。

完全にコーラス&ハーモニーの最高責任者となったミキはマサの要望どおりオリジナル・アレンジを施した部分やアドリブで見事な喉を聞かせてくれます。

マサ「金子マリみたい!」、ミツ「おおお!!」

先週に引き続いての要課題曲3曲。

まずはミキとマサの掛け合いボーカルに集中、そしてエンディングの長さがオリジナルよりもSTAバージョンの方が一つ長いとの指摘はマサとミキから。

これは昔のホーン・セクションでの取り決めの名残です。

2曲目は全員が一致団結してこそのモノダネ。未だにあちこちで危ういところが見受けられます。最終リハーサルで克服できるかな??

まあ、取り組み始めた頃に比べたら数段の進歩ですが、あまり納得がいきません。ある程度は妥協なきものに固めないとオリジナルのシカゴに対しても失礼だ。ミキのハーモニーで救われる部分多々ありますが・・・・。日本語と英語の兼ね合いもどうしようか?俺は一人悩むだけさ~~~。

3曲目、こいつが一番熱い取り組み合戦。

前回の反省も踏まえてシカゴを心底敬愛するメンバーらはコーラス、コード、リズム、テンポ、アクセント、臨場感等をそうとうに研究したご様子。

ケンの独自に考え出したカウントとフィルインはドンピシャで結構な出来栄え。短いながらボーカル・パートは数段階に分けられていて凝っています。特にリードVOとコーラスが前半と後半で逆になるし。

3人による歌声も格段に良くなったしテンポ・ダウンのエンディングもナイスですが、よくよく聞いてみると、前半にブラス・セクションが入っているではないですか!?

マサがそれに気付いてミツに聞いてみると「そうだよね。あれはガイド・ラインとしてスコア・アップ時に書きこんだだけなんだよ。」

そうでしたか。でも全く違和感がなくサウンドにさりげなく溶け込んでいたのでホーン隊お任せということに。ミキにもお願いしてあるのですがオリジナルにこだわらないで、自分のいかしたアイディアがあればドンドンと導入してという希望です。

それはそれで良いのですが笑ってしまったのが、本来この1分にも満たない小曲までが宿題のはずが、シン、ミツ、マサ、ケンはその次の楽章まで密かに聞きこんでコピーしてきたのです、未完成状態ですが・・・・。中にはフルート・パートをトロンボーンで吹いたり、おぼつかない個所は口で歌って繋いでみたり。じっくりとコピーしてみたマサの感想は「クラシック組曲のよう」これまたとても勉強になります。ひとしきり感心。

そんじょそこいらにウジャウジャと転がっている単純軽薄なロック・ソングとは大違い。

この調子ならば、完全組曲演奏の日は近いようです!!

 

それにしてもメンバー達の楽器所有数の多さには改めて驚愕。

しかも自分の管轄外の意外な楽器まで。

 

 

 

 

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AVEX REGGAE SYSTEM VOL,1

2014-06-05 01:13:22 | CHICAGO

南国気分にどっぷりと浸かれるレゲエ・サウンドがお似合いの季節到来ですね。

そこでうってつけのCDを紹介します。

ラスタ・カラーのジャケットが鮮やかなAVEXさんが1994年に制作してくれたこれです。

全11曲収録。

当時、私が市内大手輸入盤専門店でお気に入りの盤を散策中に店内BGMで聞きなれた曲がレゲエ・バージョンで流れてきました。

「あれ!?これってシカゴの素直になれなくて・・・・・??」

即、そばにいた店員のお兄さんに「これって何??」と質問。お兄さんは懇切丁寧にこやか迅速に調べ上げてくれました。「こちらですね」

「おおお!」間違いなくこのバージョンだ。もちろん丁重にお礼を言いつつ購入しましたよ。

なかなかにAVEXさんも粋なアルバムを作ってくれたものです。

全曲AORのスタンダード・ナンバーをレゲエにアレンジしているのです。

シカゴは8曲目に収録。

無機質な打ち込みバックビートでどの曲も「ズンチャカ、ズッチャ!」はちょっといただけませんが(そこがこのレーベルらしいといえば身も蓋もありませんが)気楽に楽しめる1枚。何といっても名曲中の名曲がビッシリと収められていますからね。

嫌みのない歌唱も秀逸。

シカゴ絡みの曲は他にもあります。

EW&Fに提供したビル・チャンプリンらの作品「アフター・ザ・ラブ・ハズ・ゴーン」、ジェイソン・シェフがボビー・コールドウェルらと製作したボズ・スキャッグスの代表作「ハート・オブ・マイン」、他にもジェイ・グレイドンやデヴィッド・フォスターの作品「アフター・オール」や「スル―・ザ・ファイアー」

それ以外にも「ジャスト・ザ・トウ・オブ・アス」「ワッチャ・ゴナ・ドウ・フォー・ミー」「フィール・ライク・メイキン・ラブ」「ジャスト・ワンス」、映画ボディー・ガードと共に大ヒットしたオリジナルはドリー・パートンの作でホィットニー・ヒューストンの「オールウェイズ」、最後は「あまねく愛で」

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6月としては観測史上初連続真夏日!

2014-06-04 17:56:04 | リハーサル

暑い・…暑い、とにかく暑いです。

猛暑がいきなりやってきましたね。

アート・スペースでのライブを終えての初スタジオ入りにも関わらず9人ものメンバーが終結。(管楽器4人)それもほとんどのメンバー達が定刻時間入り。皆、力がはいっていますね。

マサからお土産の生菓子を食しながらのリハーサルです。今月の本番も先月に引き続いてのアート・スペース・ライブ。

STAとしては同一の場所で2か月にわたってライブを敢行するのは初めてのことです。

もちろん新たな趣向を凝らした内容で臨んでみたいと思いますよ。

まずは、この暑さですから1曲演奏すると汗だくになってしまいますので、壁に設置された扇風機のスイッチON。それでもまだ物足りないからスタジオ隅に置いてあったもう1台の扇風機を部屋中央の床に設置作動。

これで快適にいけます。

まずは早くもほぼ決定済みのセット・リストに取り掛かります。

それもいきなりのメドレーで半分を消化。

同時進行でVOマイクの調整。とにかく今では当たり前のように人数分のマイクスタンドを立てていますのでそこらじゅうブーム・スタンド乱立状態。

ここいらへんは余裕で通過。そして今月の課題曲3曲に取り掛かります。

まずは数年ぶりに取り上げるミユキ嬢のリクエストによるソウル・ファンキー・ソング。

マサとミキ嬢によるVOの掛け合いもチェック。2度ほど演奏してみてお互いの要注意点を確認し合います。

シンによる久しぶりのクラヴィネット音も心地良い。

そして半年以上ずっとスタジオで練り込んでいたシカゴ初期の難解なヒット曲も遂にライブ解禁。ミツが起こしたブラス・スコアを中心に本腰を入れて詰めにかかります。

速さに対する指摘、更にミキ嬢によるコーラスによるサポートも心強い。

もう一息だね。なんとか本番までにはある程度納得のいくような形に仕上げたいとは思います。

そしてこの日、初の曲を重点的に煮詰めにかかります。

タイミングがあえばやろうかなあ…と思っていたのですがこちらもミツが手早くブラス・スコアを起こしてくれたので「それじゃあ、いってみよう!」ということに。

1分にもみたない組曲。だから繰り返し繰り返し膨大なテイクを積み重ねてドンドンとグレード・アップを目指していきます。

とにかく議論を重ねるよりも実際にやってみよう!!ということで。こちらもシカゴ初期の代表的ヒット曲2曲を交えた7楽章からなる組曲の2楽章にあたる部分。

イントロのドラムからカウントにいたる個所までアレンジを施しSTAのノリでシカゴ風味を損なわないよう気をつけて進行。

ここもテンポは慎重に。気持よりも遅めに、前ノリよりかは後ノリ気分で、どっかりと重厚な雰囲気をキープ。リード・ボーカルとコーラスとの交錯構成、コードが移ると今度はコーラスとリード・ボーカル位置が入れ替わります。

エンディングのボーカルでは徐々にテンポ・ダウンを・・・これで味わい深さが増します。

シンのコードに対する意見でミツが自身のトロンボーン譜を手に歩み寄り、マサも「ベースの3つのコードの流れはこう・・・」と実演。これにて問題解決。

調子に乗ったマサ&シン&ミツは予定にない3楽章にまで突入(笑)

シンは5楽章まで演奏していました!この勢いならば完全版お披露目の日もそう遠くないみたいです。

洋楽は当たり前ですが原題の英語タイトルと邦題がついているものもあります。

ミキ嬢はそれらの曲をことごとく独自の解釈による思い込みでとんでもない方向からいきなり真顔で言い放つからとても愉快です。

「天然の不思議ちゃん」モード全開!!

 

終了後はロビーにて座談会。これが深夜1時過ぎまで延々と繰り広げられて白熱。というよりもほとんど砕けた会話の連続でしたが。

 

 

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