THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

CHICAGO JAPAN TOUR 2016 PAMPHLET

2016-01-21 13:20:36 | CHICAGO

あっという間に終了してしまったシカゴ来日公演

スケジュールの都合もあるのでしょうが、来日決定、チケット発売、そしてコンサートとあまりにも日にちの間がなく、しかも年末年始とまたがっていたので慌しい中でのシカゴ・フィーバーでした。

しかも驚いたことに今回は東京公演がなし。(日本滞在の真ん中日程にけっこう余裕があったので追加発表があると思っていたのですがそれもなし)

大阪、名古屋、横浜、仙台(東北地方太平洋沖震災復興支援の目的もあるのかな?)と南から順に北上するという移動に無駄の無いタイトなスケジュール。

2012年の時と同じ顔ぶれによる9人のメンバーが元気一杯に日本の土を踏んでくれました。通常だと2年おきの来日が恒例となりつつあったのですが、なんと今回は4年ぶりでした。

「ロックの殿堂入り」が正式決定した直後で、2016年初のツアーとあっていつも以上に期待に胸躍りますね。

今回のツアーグッズはCD販売コーナーは当然として、パンフレット&Tシャツ(4種類)が販売されていました。これをゲットするのもファンにとっては大きな楽しみの一つ。

パンフレットはライブ前の客席でも女性売り子さんが手売りしておりました。

パンフレットは今まで製作されないツアーもあったのですが、今回の品は前回の時の物にも負けないくらいの力作。

値段以上に内容も充実。

デザインもゴージャスでフォトもすこぶるいかしてます。

大きさも遠路はるばるやってきた私のような荷物持ちにとっては嬉しい小さめサイズ。

紙質も厚手でしっかりとした作り。

メンバーらのメッセージからはじまって興奮をいやが上にも煽る解説文、3ページにわたるQ&A、更に3ぺージからなるメンバー全員Q&Aパート2、ディスコグラフィー、結成から今年までの膨大なるヒストリー、広告などなど・・・・。

読み応え満点です。まさに永久保存の決定版!

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道内は大荒れ、猛吹雪

2016-01-21 11:23:50 | リハーサル

去年同様に今冬も暖かな年明けでしたが、やはりやって来ました!豪雪。

ちゃんと帳尻あわせよろしく降ってくれるのですね。前もってそう思っていたから別段私は驚きもしませんでしたが、やっぱり窓の外を見るにつけ辟易します。とりあえず冬のイベント開催担当者の皆様達はほっと一安心、胸を撫で下ろしたのではないでしょうか。

さあ、今年一発目のSTAライブのため最終リハーサルに向けて集結したのは総勢10人(スタジオのオーナーもこの人数には驚愕)!!

1年前はちょっと情けない幕開けでしたが、今年はメキメキと力が入っていますよ。

それもこれもシカゴ4年ぶりの来日公演があったからなのか、それを直に体験してきたファニーとマサはいまだにその興奮冷めやらず(マサとシカゴは日程が1日ずれていたら雪で飛行機が飛ばなかったかもしれません・・・)。

まだ冷え切ったスタジオの壁にはシカゴのメンバー達から書き込んでもらったサイン入りシカゴの旗を特別に掲げてみました(マサが中3の時、1973年のシカゴ・サッポロ公演に向けて作成した物だから相当に年季が入っています)。これって激レアですね。

我々の姿を御大に見守ってもらいましょう。

恒例、ノブから年末にはカレンダー、そして新年はご挨拶代わりに手ぬぐいを全員に配布。これはなにかと大助かり!と感謝の言葉を述べる者も。

ミキからは九州銘菓「じゃがほっこり」(五島灘の塩使用)をお土産としていただきました。ファニーがシカゴ大阪公演からのお土産「面白い恋人」で先週馬鹿受けしたのに引き続き、今回マサがシカゴ仙台公演後にお土産として購入してきたのは「ずんだスィートサンドパイ」

それらをほおばりながらの各自セッティング。

同時進行でシカゴ・ジャパン・ツアーの内容も熱く語り合いました。

S・T・Aは大所帯の上に天候不順の毎日、体調が思わしくない者、去年から喉の不調を訴える者、11月から右手薬指の突き指がいまだに癒えない者、病院通いの者、そして先日左手指先を爪までザックリと切ってしまい出血が止まらない者(!)とトラブルは相変わらず(5キロものダイエットに成功した猛者も出現!)。とりあえず皆さん、インフルエンザには要注意。

全員での演奏が始まったらそんなことどこかに消し飛んでしまいますがね(笑)

ノブのエフェクターからノイズが発生してなかなか収まりませんが、それが解決した途端に、すこぶるご機嫌なへヴィー・サウンドが飛び出した。マサもベースの弦とバッテリーを新調したので気分は最高。

完成形のセットリストを休憩挟んで2回フルでプレイ。序盤にいきなりキツイ(特にブラス隊は)箇所が見受けられますがカッコよく決めるためにも勢い優先です!

それとシカゴ・ジャパン・ツアー記念、ロックの殿堂入り記念に(勝手に)特別ほとんどをシカゴの今回の曲目でSTAは出来うる限りで組んでもみました(もちろん30分バージョンで)

ですからスタミナ温存が大変かとも思われますが、そこはそれ、並々ならぬ意気込みで克服していきましょう。本番まで体に負荷をかけないようセーブ気味に練習に励む者もいます。

そしてシンのオリジナルにも2週続けて着手。しかも2テイク。イントロのテンポも慎重に確認しての取り掛かり。

1テイク目は他力本願の事態に見舞われたので(!?)気を取り直してもう一回。まだまだラフではありますが若干の成長は垣間見れた感あり。

シン「そろそろアドリブ・ソロを入れていこうか!!」

「おお!望むところだあ!」もう1年以上経過していますからね。ここいらで一旦気を引き締めなおしていきましょう。

改めてコーラス和音構成の聞き込みやら、当日のお楽しみステージの説明、万が一のための予備曲にも取り上げる。目玉はまだあります。ジュン&ミユキ&コーちゃんによる3サックスと、個性の全く異なるファニーとタツとのスーパー・トランペッター初共演。これは絶対見もの、聞きもの。(6管編成。総勢11人組み!!)

未だに行き渡っていないスコアも数枚あるみたいなので、そこも調整していかないと。

ここでスタジオ写真撮影に余念の無いミユキ嬢から春先のライブイベント・プランが持ち上がりましたので、早急にこちらも動かないとね。まあ、いずれにおいても北国方面唯一無二のブラスロックバンドS・T・A2016の快進撃に今年も要注目してください!!

 

 

 

 

 

 

 

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Smapのドタバタ劇

2016-01-21 10:40:14 | free form space

年明け早々芸能界に吹き荒れた騒動は日本中の国民を唖然とさせました。

物凄い事ですね。

熱狂的ファンは当然のこととして、老若男女、普段まったくこの手のことには興味の無い方々までもが(国外にまで)スマップの話題でもちきり(私もなぜかVHS数本所持しています)。

顔を合わせれば「解散?分裂?独立?・・・」

しかしまさか、結果として元の鞘に収まるとは意外な幕引きとなりました、一応は。

でも私は表に出ている平穏な方向に取り繕っている事柄よりも、実際には絶対に表面化しないであろう裏で渦巻いている真相のほうに興味がありますが。

あれくらいの国民的ビッグネームともなると(なればなるほど)、自分達ではどうしようもないくらいの巨大なシガラミがあってああいう混乱の事態に陥ってしまうのではないでしょうか?(本人たちの意思に反して)

たまに世界の他のグループでも過去に似たような被害を見たような気がします。プロの組織化された中でのコントロールは難しいですね。よほど切れる絶対的人物が管理していてもです。

結成25周年ですかあ。

これだけ長い年月活動しているとそれこそ色々とあるでしょうね。

過去何度かの不祥事や危機も事務所の力とメンバー間の結束力で乗り切って現在の不動の地位をキープし続けてきました。やっぱりスマップは男性アイドル・グループの中でも別格ですね。

彼らがまだ大ブレークする前に私の目前を駆け抜けていったことがありました。もちろんまだ6人組の時代。私は彼等のグループ名は知っていても顔も名前も知らない頃(あの「光ゲンジ」絶頂期の時)。

場所は札幌時計台テラスに向かう階段前。

私の当時の勤務先は場所柄、観光客向けに使い捨てカメラも販売(緑色のもの。懐かしいです!)していたのですが、追っかけのギャル達の黄色い奇声とともにどっさりとあった在庫までもが一瞬で完売したということがありました。いやはや、あれにはビックリポン!!

ちょっと遅れて上司が自分の娘用にスマップの乗っているワゴンだけはカメラに収めていました(笑)

その直後にスマップ黄金時代がやってきたのです。

ちなみにスマップの曲のバック・ミュージシャンはアルバムに詳細記載こそされてはいませんが、海外の超ビッグ・ネームがズラリなのですよね。

シカゴっぽい曲もあるし、カラオケにして演奏のみ聴いてみると思わずニヤリとしてしまいます。

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ALAN RICKMAN 死去

2016-01-21 09:44:28 | free form space

私がシカゴ来日公演のために、内地入りして浮かれている時、突然に届いたイギリスの俳優アラン・リックマンの訃報・・・・

思わず、「ええ!!・・・」と声をあげてしまいました。

癌の為1月14日亡くなりました。享年69歳。デヴィッド・ボウイと同い年だったのですね。ボウイが亡くなった4日後のことです。

 

知人らは皆、彼を知ったのは例の大ヒット映画「ハリー・ポッター・シリーズ(賢者の石、秘密の部屋、アズカバンの囚人、炎のゴブレット、不死鳥の騎士団、謎のプリンス、死の秘宝1&2)」だそうです。もちろんこの作品は絶対的に無視できないもの。

私も楽しませていただきました。リックの敵なのか味方なのか正体不明な全くつかみどころのないバイプレイヤー炸裂な演技に魅了されました。

そうかと思えばオムニバス形式のドタバタ・ラブ・スィートコメディ映画「ラブ・アクチュアリー」では、妻と秘書との間でうろたえるお茶目でダンディーな役を嬉々として演じてもいます(この作品には数多くの名優が出演。コリン・ファース、エマ・トンプソン、ヒュー・グラント、ローラ・リニー、リーアム・ニーソン、キーラ・ナイトレイ、ローワン・アトキンソン、ビリー・ボブ・ソーントン他。監督はMR,BEANでお馴染みのリチャード・カーティス。私、実はビーンことローワンが目当てでこの映画をゲットしたのですが、各俳優陣の普段あまり見ることのできない意外な配役や演技に魅了されつつも、ラストシーンの総まとめハッピーエンドで心が晴れやかになったものでした。)

リックお馴染みの低く甘いトーンの台詞回しはいつ聞いてもカッコイイです。

でもですね、私がリックをはじめて知ったのは「ダイ・ハード」から。

今でもシリーズ中、最高傑作だと思っていますよ。

この作品公開時、タイトルは認知していたのですが「ふ~ん・・・」程度でした。ところがテレビである映画評論家の方が大絶賛。「絶対観なさい!期待を裏切らないから!」と熱弁していたのを信じて一人映画館へ足を運びました。

当時ブルース・ウィリスもアラン・リックマンも知名度はそれほどでもありませんでしたが、序盤から一気に劇中に引きずり込まれましたね。

ブルースとテロリストのボス、アランとの息詰まる攻防戦。

延々もの凄い迫力の頭脳戦、肉弾戦。銃撃&爆撃の連続。セリフ回しもクール。これ1作でブルースは大ブレーク。

その後の活躍はご存知の通り。

そして私はアラン・リックマンの沈着冷静でいて残虐なる役回りトルックスに参ってしまいました。実戦向け装備のイカツイ部下の中で、スーツをビシッと着こなし髪型もお洒落。

落ち着いた口調で指示を与えるシーンは悪役なのに感情移入しちゃうのです。こういったタイプでは「ブラック・レイン」の松田優作と双璧を成すのではないでしょうか。

この俳優さんが頭に焼き付いてその後の出演作品もマメにチェックしていましたが、偏った役柄に固執せずに演技派の真髄をフルに見せ付けてくれていました。

まだまだ今後の活躍を楽しみにしていた矢先の事、残念ですね・・・

しかし、何度観てもやっぱり「ダイ・ハード」の時のハンス・グルーバーは頭脳明晰、冷酷非道なこの手の映画悪役のお手本です。ラストの姿も衝撃。

 

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DAVID BOWIE 本・ビデオ・パンフレット

2016-01-20 00:51:18 | free form space

デヴィッド・ボウイを偲んで・・・・5

 

続々とボウイ関連の物が出てきたのでこの機会に改めて再検証。

 

パンフレットは「シリアス・ムーンライト・ツアー1983」ずっしりと内容充実の御得版仕様

 

洋書「ザ・ピット・レポート」

ケネス・ピット著

詳細なるデータ記載、全223ページ

白黒ですが超貴重なるフォトも掲載されています。必見!

 

「デヴィッド・ボウイ大百科」

これは凄い!

ボウイのライブ全記録、オリジナル曲全リスト、ディスコグラフィー、カバー曲全リスト、映画・ステージ・ビデオ全リスト、そして白黒のレア・フォト満載。

まさに永久保存版。

 

「デヴィッド・ボウイ」

ボウイの幼年期から1987年までの半生記書物。

膨大なる資料を基に纏め上げられた一冊。

 

「ジギー・スターダスト」

90分・全17曲。

伝説のライブ、1973年7月3日・ロンドン、ハマースミスオデオンでのツアー最終日を収録。

グラムロック・ヒーロー「ジギー」というキャラクターを演じることに疲れ果てたボウイが自らの手で封印したもの。

 

「BLASCK TIE WHITE NOISE」1993

63分  9曲収録

クリームの「アイ・フィール・フリー」もカバー。

アルバム「ブラック・タイ ホワイト・ノイズ」に連動した映像ソフト作品

最後にはクリップ3曲で締めくくっています。

 

「ベスト・オブ・ボウイ」チラシ

PV,TV出演時のパフォーマンスをコレクションした初のアンソロジー映像集の告知チラシ。

チラシだからだと侮る無かれ。何重にも折りたたまれた中身には曲ごとのボウイ愛に満ち溢れた解説が贅沢すぎ!!

 

 

 

 

 

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俳優のデヴィッド・ボウイ

2016-01-19 21:28:39 | free form space

デヴィッド・ボウイを偲んで・・・・・4

今でこそ、ミュージシャンが俳優業に進出するのも珍しい時代ではありませんが、その先駆者といえば、やはりデヴィッド・ボウイをおいて他にはいないでしょうね。写真は出演作のパンフレット、DVD,VHS。

早くから音楽業と並行してパントマイムの修行にも専念。

一躍脚光を浴びたのは1976年初主演の伝説的作品「地球に落ちてきた男(20分長い完全版140分)」

鬼才ニコラス・ローグ監督。音楽はツトム・ヤマシタが担当。はまり役の宇宙人をミステリアスに演じています。

1983年「ハンガー(96分)」も公開当時話題になりましたよ。

なんたって麗しのカトリーヌ・ドヌーブと吸血鬼カップルを演じているのですから。怪しくもセクシーで華麗な傑作。監督はなんとトニー・スコット。老人に変化していくボウイの特殊メイクは必見。共演者にはスーザン・サランドンの名前も。

日本で一番有名な作品は誰がなんといっても「戦メリ」こと1983年公開「戦場のメリークリスマス(123分)」でしょう。

故・大島渚監督。共演に坂本龍一(音楽も)、ビート・たけし、トム・コンティ、内田裕也、ジョニー大倉他・・・・

日本軍捕虜収容所での奇妙な友情、出会いと別れを独特なタッチで描ききった問題作。

1986年「ビギナーズ(107分)」はミュージックビデオ出身のジュリアン・テンプルがはじめて手がけた劇場用作品。

古き良き50年代が舞台の青春ストーリー。映画全体に流れるロックやジャズ21曲も秀逸。

ボウイは広告代理店の経営者役。他にもシャーディー、キンクスのレイ・デイビスも出演。

主演のパッツイ・ケンジットは当時18歳。キュートな魅力を画面いっぱいに振りまいています。彼女はエイス・ワンダーのボーカリストとしてデビュー曲「スティ・ウィズ・ミー」をヒットさせて第2のマドンナ、シンディー・ローパーと注目されていました。

劇中、演技はもちろんの事、歌にダンスとはじけまくっていますよ。

撮影中に彼女はボウイに髪の毛をなでられ、感動のあまりしばらくは洗髪をしなかったという逸話もあります。ボウイは2曲を提供。主題歌もヒットしましたが、私のお気に入りソングです(プロモビデオも良いよ)

1983年作品「ラビリンス 魔王の迷宮(103分)」

製作総指揮はジョージ・ルーカス。監督はスター・ウォーズ「ヨーダ」生みの親でもあるジム・ヘンソン。3500万ドルを投じて作り上げたファンタジー・ワールド。脚本はモンテイ・パイソンでお馴染みのテリー・ジョンソン。音楽はボウイとトレバー・ジョーンズ。

ストーリーは魔王に操られている妖精やゴブリンに弟をさらわれてしまった少女が不思議な迷宮に旅立つというもの。その魔王ジャレスを嬉々として演じているのがボウイ様です。

まだ新人だったジェニファー・コネリーが初々しい。アニマトロニクスを大胆に導入したクリーチャー達の動きも見もの。私はこの映画を実家に帰省した際に映画館貸しきり状態で一人鑑賞を楽しんだ(田舎ならでは)という思い出深い1本でもあります。

1991年イギリス映画「ニューヨーク恋泥棒(109分)」

舞台はニューヨークのお洒落なレストラン。ここで働くバーテンダーのボウイとウエイトレス役のロザンナ・アークエットが繰り広げる恋物語。ロザンナはTOTOのヒット曲「ロザーナ」のモデルになったグラマラスな美女です。ボウイのバンド、ティン・マシーンのメンバーもカメオ出演。

1992年「劇場版ツイン・ピークス ローラ・パーマー 最後の7日間(135分)」

これはテレビ・シリーズで空前のブームを巻き起こした作品の劇場版。タイトルが示している通り、アメリカ北西部の街ツイン・ピークスで「世界一美しい死体」といわれたローラ・パーマーが殺害されるまでの7日間の謎に迫るダークでショッキング、エロチックなるミステリー。

お馴染みのキャスト、カイル・マクラクラン、シェリル・リーに加えてボウイはFBIの優秀なる捜査官役で出演。

他にはキーファー・サザーランドも共演していますが、この人はテリー・キャスの奥様と一時結婚しておりました(後に離婚)。

1996年作品「バスキア(107分)」。ニューヨークのアートシーンを駆け抜けた天才画家バスキアの栄光と孤独。

80年代のジェームス・ディーンと呼ばれた、実在の人物バスキアはストリートの落書きアーティスト。アンディ・ウォーホールに認められたことで彼は時代の寵児となり一躍時の人に。そんな毎日の繰り返しに彼の傷つきやすい魂は・・・・。

88年27歳という若さでこの世を去ったバスキアとは親友関係にあったアート界のスター、ジュリアン・シュナーベルが監督。ボウイは恐ろしいほどソックリにアンディ・ウォーホールになりきって演じています。

共演陣も豪華でジェフリー・ライト、ベニチオ・デル・トロ、デニス・ホッパー、ゲイリー・オールドマン、クリストファー・ウォーケン、ウィレム・デフォー、コートニー・ラブ、テイタム・オニール他。

 

1999年カナダ作品「天使といた夏(93分)」

物語は病に冒されている少年オーウェンと年上の友人ライスを軸に展開する謎解明冒険劇。

ライス演じるボウイはいきなり劇中で他界してしまいますが、その彼の役が重要なるポイントなのです。

 

2006年公開「プレステージ(130分)」

舞台は19世紀末のロンドン。2人のマジシャンが名声を賭けて張り合うのですが、あるステージ中、水槽脱出マジックに失敗して主役のマジシャンが溺死。ライバルのマジシャンに疑いの目がかけられて逮捕、冤罪を訴えるも認められずに死刑を宣告をされるという大どんでん返しの史上最大イリュージョン・ムービー。

出演はヒュー・ジャックマン、クリスチャン・ベール、マイケル・ケイン、スカーレット・ヨハンソン、アンディ・サーキス。

ボウイは実在した交流電気を開発した科学者二コラ・テスラの役。奇術用装置の開発を実現させます。このテスラという人の名前からつけられたのがロックバンド「テスラ」なのですよ。

 

最後にパンフレットのみの写真ですが1978年作品「ジャスト・ア・ジゴロ(104分)」

第一次世界大戦終結後、故郷ドイツへ戻った青年ポールは何をやってもうまくいかずに茫然自失。変わり果てた両親。かつての恋人とも疎遠に。失業状態のポールはジゴロの世界に取り込まれてゆく。その後一人さみしく夜の街を歩くポールの身に起こる悲劇・・・・。

主演のポール役にボウイ。共演はシドニー・ローム、キム・ノバク、クルト・ユルゲンス、マレーネ・デートリッヒ他。

 

 

 

 

 

 

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TIN MACHINE

2016-01-19 20:27:34 | free form space

デヴィッド・ボウイを偲んで・・・・3

この人は次にいったい何をやらかすのか読めない、いい意味でのファン泣かせな人でもありましたね。

まあ、そこのところがたまらない魅力でもあったのですが。

そんな彼が1988年に結成したクセモノ集団の本格派ロックバンドが4人組みティン・マシーンです。

「レッツ・ダンス」などの大ヒットによるゴージャスなイメージ脱却の意味も含めてそれら一切を封印しての新たなスタートとしての意味合いも込めて活動開始。2枚のスタジオ・オリジナルアルバムやライブ映像&音源、ミニアルバム、シングルなどをリリース。精力的にあらゆる会場でライブもこなしてゆきましたが賛否渦巻く中での1992年活動停止ということになりました。

ここ北海道にデヴィッド・ボウイがやってきたのは、このバンドでの2公演のみ。私は初日を観にいきましたが貴重な体験をさせてもらいましたね。

写真はアルバム(セカンドはサンプル。ジャケット違いでこれのみ特別に1曲「ワン・ショット」のシングル・ヴァージョンを収録)、ライブのVHS(88分)、秘蔵ライブ音源2種類、ラジオ・セッション・ミニアルバム、スペシャル・ピクチャーCD(未発表ライブ&インタビュー収録)、ライブ・アルバム、1992年来日公演用パンフレット、その時のチケット半券。

さて、私は1992年2月10日(月)北海道厚生年金会館へ足を運びました。

ステージ上にはあらゆる箇所にテレビや人形が無造作に羅列されていて一種異様な世界を構築。

登場したメンバー達もボウイはもちろんの事、超個性的。ギターのリーブス・ガブレルスはマイクスタンドにいろいろな物をぶら下げてそれらを駆使しながらアヴァンギャルドなサウンドをかもし出し、その変態的な(!?)プレイスタイルから私はロバート・フリップとダブって見えました。

リズム・セクションは兄弟で、ベースはボウイに負けないくらいにダンディなルックスのトニー・セイルス。ドラマーのハント・セイルスは一際目を引くルックス。髪型や前進に彫られたTATOO、そして独特のノリを演出していた上半身裸でのドラミング(時にはボーカルも担当。これもまたすさまじかった!)

極めつけはやっぱりデヴィッド・ボウイにつきますがね。

ギター、サックスをこなしながらのボーカルスタイルはオーラ満開。

ただ残念な事にこの時、すでに活動停止は発表されていたのでした。よって食い入るように目に焼き付けておきましたよ。

セカンド・アルバムが思いの外、セールス面で苦戦。噂によるとドラマーのドラッグ癖にボウイが激怒したのも停止の一因とのこと。

前述の8曲入り「LIVE OY VEY,BABY」の中の5曲目「アンダー・ザ・ゴッド」はなんと札幌公演の時の音源なのですよ!

私の後輩も観にいってましたが、積極的にカバーも取り入れたり、札幌公演2日間の両セットリストがそうとう違ったらしいです。

70年代前後のロックライブならまだしも90年代でこのコダワリは、ボウイけっこう実験的本気モード炸裂していたのでしょうね。ちなみに1991年のイギリス映画「ニューヨーク恋泥棒」にデヴィッド・ボウイが主演にて出演していますが、ティン・マシーンのメンバーもセリフ無しの演奏シーンでチラッと登場します(共演のロザーナ・アークエットはTOTOのヒット曲ロザーナのモデルになった美女)

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CHICAGO JAPAN TOUR 2016

2016-01-16 11:49:51 | CHICAGO

年明け早々にシカゴがやってきます。

なんと14度目の来日!

初来日から45年目を迎えます。

全4公演で東京は無し・・・・もちろん札幌も無し・・・・。

STA代表としてファニー&マサが内地までシカゴに会いに行ってきます。

 

そして「ロックの殿堂入り」遂に決定。

当然といえば当然の受賞でしょう。むしろ20年遅いくらいですよ、全く。授賞式ではピーターやダニーら旧メンバー達とのコラボレーション実現なるか、今からワクワクします。

 

アクティブな彼等はニュー・アルバムのレコーディングにも突入しているというニュースまで飛び込んできました。

今度はどんなサウンドを披露してくれるかな?

 

シカゴ・ヒストリーDVDも発売予定。

「NOW MORE THAN EVER」というタイトルで貴重な映像や音源、コメント盛りだくさん。

なんたって膨大なる資料の中から厳選された内容ですからね。

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速報!CHICAGO来日公演決定!!

2016-01-16 00:14:03 | CHICAGO

昨年結成45周年を迎え、新譜「CHICAGOXXXVI 'NOW'」を発表したシカゴが遂にやってきます。新曲も聴けるかと思うと楽しみですね。

2012年の来日ではマサとファニーが東京公演を思い切り堪能してきました。あれから約4年。長かったあ・・・・。

 
「シカゴ ジャパン・ツアー 2016 / Chicago JAPAN TOUR 2016」
【公演日程】
◆大阪公演
2016年1月9日(土) 開場 17:00 / 開演 18:00
大阪国際会議場メインホール(グランキューブ大阪)
【問】キョードーインフォメーション 0570-200-888

◆名古屋公演
2016年1月12日(火) 開場 18:00 / 開演 19:00
刈谷市総合文化センター
【問】キョードー東海 052-972-7466

◆横浜公演
2016年1月15日(金) 開場 18:00 / 開演 19:00
パシフィコ横浜 国立大ホール
【問】キョードー東京 0570-550-799

◆仙台公演
2016年1月16日(土) 開場 17:00 / 開演 18:00
イズミティ21
【問】キョードー東北 022-217-7788

 

あれれ、東京公演がないですね。後日追加で発表されるかもです!?

札幌?残念ながらないでしょうね・・・・。

 

 

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DAVID BOWIE 12インチ・シングル&写真集

2016-01-13 08:49:04 | free form space

デヴィッド・ボウイを偲んで・・・・・・

この人は神様からどれだけの才能を授かったのでしょうか。

今改めて写真集のページをめくってみるとその恵まれた容姿にただ一言「カッコイイ・・・・・」

実に絵になります。だからレコード・ジャケットに写っている彼を観るのも楽しみの一つでしたね。

何を着ても、どんな髪型にしても、どんなメイクを施そうがやっぱり決まっています。

グラムロック時代の妖艶なるムード漂うボウイもビシッとダンディにスーツを着こなすボウイもね。

レコード12インチはダンス・ミックスの「トウナイト」、映画ラビリンスからのセカンド・カット「マジック・ダンス」

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