Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

まるででんすけ

2006-02-17 21:26:29 | 日記・エッセイ・コラム

娘がやっと結婚をしても良いかなと思ったらしい。

つきあい始めてずいぶんになる。私達は相手の子にすでに会っており 穏やかな人柄に安心したのと同時に「あらあら 可愛そうに うちの子を調教するのは大変だよ。 じゃじゃ馬だもの!」と密かに思っていた。

いずれ結婚する と宣言をきいたものの 進展が無い。 うちは娘の親の立場として こちらから動くのも変だし困っていた。

「結婚するの?」 「うん」

「いつ?」「そのうち」

「そのうちってねぇ 誰が渋っているの?」 「私」

「どうして?」「今の暮し気に入っているのに 苦労するのも・・・」

パラサイトシングルの代表的なせりふを吐く娘に 不安を感じていた。 覚悟も決めた。

このままうちにいるかも知れない。

そんな時「今日 相手のご両親に挨拶に行ってきます」「え~っ?」

実は娘は三日前からインフルエンザにかかって 毎日寝ていた。 熱は幸いひどくは無かったが 咳 鼻水がひどくて 鼻の下 口の周りは はなをかみすぎて真っ赤

まるででんすけ(知らん? そんな古いもん)

何でも本当は 京都の奥の方まで行くつもりだったけれど 病み上がりを考慮して 京都までご家族そろって来てくださるとか・・・

それにしても こんな時にに行かなくても・・・

「どうするの? そのひどい顔」

「あぁ 口は真っ赤だし 鼻が詰まって息ができないので開けっ放しだし あたまの弱いこと思われるだろうね」

さてどうなったか解らないけれど おみやげいっぱい戴いて帰りました。彼女は何とか決心着いたのでしょうか? 

彼女を送り出すことは ちょっと犯罪という気もしますが・・・

コメント (12)
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