高原道路を越えて反対側に入っていくと松尾峠に向かう登山道がある。
点の記にでていたと言われ 迷わずにこの道を選んだけれど 点の記は剣岳に点の記を付けるために死者の山といわれ地元の人々にタブーとされていた剣岳に苦心して登る話しだった。
松尾峠は 記憶に無かった。それに剣岳とは全然反対の方向。。。。 変だなぁ こんな所あったっけ?
すっかり勘違いしている私は訝りながら進む。 後からチョビさんの書き込みで知った。 松尾峠は剣岳に点の記を付けた柴崎芳太郎さんの選点したものだとか なるほど それで
シラタマの木がいっぱい。つぶしてみる。ぬるっとしてジューシー サロメチールの香りがすると言われてやってみる。。。。期待しすぎていたためかあんまり
雨はザーザー降りではないけれど笹の葉はびっしょり濡れているので 狭い木道では足下を濡らす。
振り返ると いくつかのグループが こちらに向かっている。
この日にバスは二台 満車だったことを考えると ほとんどの人が外回りコースで帰ってしまったようだった。
前後するのは 二グループと 1人が 私を含めて 二組 全くいないのも不安だけれど ま 良いか
しかし こんな道が続くと嫌になってくる。 雨はやんでいても腰から下はぐしょぐしょ
靴のなかにも水が入ってくる。 手でささを払うので怪我をしそうだし 前に人がはねた笹で 目をやられそう。 ストレスが続いたので峠までがとても遠く感じられる。
ハイマツのみを銜えて飛んできた。 実のなかの方だけをついばんで捨ててしまう。 ま 行儀が悪い事
これに比べるとリスの食事が実に綺麗。 松の実をかりかり食べて 残すのはなかの芯だけ だからエビフライのような可愛い残り物が出来る。
小さなピークと 何度かの藪こぎをしてやっと辿り着いた展望台。 松尾峠
はは 真っ白で何も見えないわ
興味あるけれど 残念ながら想像するのみ。
ふーん薬師岳が見えるのかぁ
後は残念ながら 聞いた事のない山ばっかりだった。どっちを向いているのかも見当着かない。
あいかわらずの藪こぎを繰り返し 大下りの周回コースを行く。 雨で滑りやすくなった道を気を付けて進む。
対面の山に 陽が当たり始め 少し霧も晴れてきて弥陀ヶ原の全容が見始める。
晴れていたら確かに綺麗に違いない。
バス道路まで戻って残りの外回りコースを歩く事にする。 予定時間1時間もかからないだろう。