ジオンさんから エコミュージアムの観察会の紹介をもらって時々関ヶ原まで通うようになった。毎回 テーマを持っての勉強会はなかなか楽しい。 第三木曜日がその日なので仕事の前に行かなければいけないのが少しつらい。
11月は紅葉の勉強。 ん~ 去年もやったけれど 覚えているかなぁ~? 紅葉のメカニズム。
11月25日 本日の観察場所は多良峡 初めての場所だった。ジオンさんのレポで見たことはあるけれど そもそも上石津を 人も住まない山の中のように思っていたので???である。 養老山脈の西側になるのだろうか?
駐車場に置いてから川を渡らないといけない。深くは無いけれど推進20センチぐらい? こりゃ靴を脱いで渡らないといけないでしょう。冷たそうです。
今日先生がいつもの車で無く軽トラ おかしいなと思っていたら これで渡るんだって。
人生初の軽トラ体験です。 乗り心地は・・・・・? だってこれ荷物載せる車でしょ? 道路交通法に引っかかるかもですよ。 でも 楽しいね。 ジオンさんだけなぜか長靴持っていてジャブジャブ
みんなが揃うまで待っていたら 猿も冷たいのか急いで渡っていました。
この辺 紅葉はいまいちです。 何でもこの辺を上石津の香嵐渓にしようと紅葉を植えている最中だそうで。。。
思いがけず 香嵐渓の(愛知県の紅葉の名所)名前が出てきてびっくり
おや かにさんがかかっているよ。 これは地獄網って言って河川いっぱいに網を張って最終的に一カ所に集まるようにできているえげつない網だそうで 上海がにで有名なもくずがに 一網打尽。 絶滅するよ。
河川を上っていったけれど 散策路に登り ここからゆっくり山道を登っていく。
さて 木はどうして冬支度が必要か? 気温が低く日照時間も少なくなると光合成が極端に低下。空気は乾燥するので葉っぱの気候から水分はどんどん抜けてしまう。
冬に体を維持するために冬の芽で過ごすもの 葉っぱに鎧を着せて寒さや感想から守るタイプのものができた。
これが落葉樹と 常緑樹の違い。
では落葉は。。。。気温が10度以下になると葉っぱと枝の間にコルク層ができて葉っぱに養分や水分を運ぶ管を閉ざす。 葉緑体が壊れて緑色がだんだん消えていく。 元々葉っぱにはクロロフィル(緑)カロチノイド(黄)を持っている葉っぱはカロチノイドが目立ってきて黄葉になる。 赤い葉は葉っぱの水分の蒸発によって細胞液中の糖濃度が上昇。 強い太陽光が注ぐと糖とタンパク質が反応してアントシアニンを作る。。。。そんな仕組みが紅葉の秘密らしい。
もし紅葉から糖を取り出すことができたらあまーい砂糖ができるって事? そういえばメープルシロップ あれは糖楓だったな
解ったような解らないような話を思い出しながら歩く。
あまり目立った紅葉が見られなかったので 冬の植物を見ながら歩く。
杉林を登っていくと眼下に小さな深みが 昔はこれを飛び込みに使っていたとのこと。 郡上八幡に橋から飛び込むスポットがあるけれど これは怖い。 ちょっとずれると岩にぶち当たる。
シャワークライミングみたいな遊び方ならできるかも知れない。
それにしても綺麗な水だこと
シュウブンソウだそうな。 地味な花だねぇ 覚えておいてあげないとね
クサギのかわいらしい実ができている。 みんなはチョコレートのにおいがするって言ったけれど 私にはくっさ~
東屋で休憩タイム 果物やお菓子を食べて 講義を聞く。
ここからは下るのみ。 紅葉見られるかな?
おお 綺麗な赤です。コハウチワカエデのようです。あんまり紅葉期待できないと思っていましたがこれからは少し見られるかも。。。。。