実はこの日のお出かけは大原調整池がメインだった。
大原調整池は いつも行く比丘尼山 雨生山 などの並びにある。 通り道だけれどあまり気に留めたことも無くて・・・・
場所はすぐわかった。 新城パーキングエリアの横にある。
行ってみてびっくり。 ひと山あるかと思うぐらいの高さである。まるでダムだった。「ここから歩くのはちょっと・・・・」と回り込み山の中に入って行ったら大きなダム湖のような池がありパーキングも
どこがどうなっているのかさっぱりわからない。 高校生がランニングをしていて気持ちよく挨拶をしてくれる。
散策の人もいるみたい。
「あっち行ってみよう。」
と池を横切るダムの上のようなところをわたってみる。
あれ~~? ダムと勝手に思っていたけれど流れていく川がないじゃん。
斜面はびっしり石が敷き詰められていて水が流れる場所もなさそう。
何なんだ? 調整池って?
この池が作られた新城市は田畑が河川より高いところにあって豊川や宇利川の水を引くことがとても困難だったんだって
先人たちがこの困難を何とかしたいと作ったのが川谷上池 川谷下池 そして地元の中村医師が私財をなげうって作ったといわれるめぐみ池
そんな苦労をしてこの当たりの土地を守ってきたんだけれど昭和43年に豊川用水系と天竜川水系の水資源を東三河および湖西地域の工業用水 上水道 農業用水として供給することを目的として作られたのだって。
水はポンプでくみ上げて池にためているとのこと
だから普通のダムとちょっと違って感じたのかな?
この池 五葉湖って素敵な名前がついてます。
五葉つつじでもたくさん咲いているの? って思ったけれど そうではなくこの背後に五葉城っていうお城があったのでその名前を付けたらしい。
五葉城・・・・西郷氏の出城の一つで宇利峠を守るためにあったものだとされているとのこと。 いつか見に行ってきます。
さて今日はこの池周辺がお花の宝庫だと聞いてその散策に・・・・しかしいったいどこに?もっともこの時期に花を期待するのも変だけれど
池を一周すると小一時間かかりそうなので回りながら見て歩くことにする。 地図を確認すると春にはキンランが見られそう。 やまぼうしの巨木 ササユリ 五葉城跡 三河湾一望の展望台・・・・ちょっとちょっとぉ 魅力的なんじゃないの?
しばらく歩いてきてちょっとがっかり 健脚コース なんちゃらコースと書かれているのだけれどとても入る勇気が出ないくらい荒れていた。 この時期はまだいいけれど 暖かくなってくると会いたくない子もねぇ・・・・
これはやぶ漕ぎ名人に同行願わなくてはいけないぞ・・・・と二人で決める。 ははは どうやって誘い出そうか?
青黒い実は落ちちゃってますけれど
おっ!実葛(ビナンカズラ)の実です。 まぁよく目立つ色ですこと。
ん? 実葛の実って小さな実の塊がくっついて一つになっている????
でもやっぱり一つ一つの球形がひとつのたねなんだよね? 実葛の花見てみたい。
こんなでかい実をつけるのだから花も大きいのかな?
陽だまりの道 夕焼けの小道 紫の小道 癒しの小道 花見の丘 めぐみの森 展望の小道 水源の森 親水の森・・・・
ン~~ン名前素敵なんだけれどねぇ
やっぱりやぶ漕ぎ名人にメールしよっ
地図左手のほうはよく整備されているようで問題なし。野鳥の森 赤い実の森 満天星の森。。。。などこれは私たちでも行けそうです。
さて本当に一周するだけで終わってしまった五葉池の散策だったけれど 時々このコースも山歩きの合間に入れてみようと帰ってきたのでした。