Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

実は素敵な名前だった 大原調整池

2012-12-01 15:00:00 | 山歩き

実はこの日のお出かけは大原調整池がメインだった。
大原調整池は いつも行く比丘尼山 雨生山 などの並びにある。 通り道だけれどあまり気に留めたことも無くて・・・・

場所はすぐわかった。 新城パーキングエリアの横にある。

行ってみてびっくり。 ひと山あるかと思うぐらいの高さである。まるでダムだった。「ここから歩くのはちょっと・・・・」と回り込み山の中に入って行ったら大きなダム湖のような池がありパーキングも

Cyouseiikeどこがどうなっているのかさっぱりわからない。 高校生がランニングをしていて気持ちよく挨拶をしてくれる。

散策の人もいるみたい。

「あっち行ってみよう。」

と池を横切るダムの上のようなところをわたってみる。

Shamenあれ~~? ダムと勝手に思っていたけれど流れていく川がないじゃん。

斜面はびっしり石が敷き詰められていて水が流れる場所もなさそう。

何なんだ? 調整池って?

この池が作られた新城市は田畑が河川より高いところにあって豊川や宇利川の水を引くことがとても困難だったんだって
先人たちがこの困難を何とかしたいと作ったのが川谷上池 川谷下池 そして地元の中村医師が私財をなげうって作ったといわれるめぐみ池
そんな苦労をしてこの当たりの土地を守ってきたんだけれど昭和43年に豊川用水系と天竜川水系の水資源を東三河および湖西地域の工業用水 上水道 農業用水として供給することを目的として作られたのだって。

Cyouseiike2_2
ロックフィルダムって書いてあったからダムには違いないね。

水はポンプでくみ上げて池にためているとのこと
だから普通のダムとちょっと違って感じたのかな?

この池 五葉湖って素敵な名前がついてます。
五葉つつじでもたくさん咲いているの? って思ったけれど そうではなくこの背後に五葉城っていうお城があったのでその名前を付けたらしい。

五葉城・・・・西郷氏の出城の一つで宇利峠を守るためにあったものだとされているとのこと。 いつか見に行ってきます。

さて今日はこの池周辺がお花の宝庫だと聞いてその散策に・・・・しかしいったいどこに?もっともこの時期に花を期待するのも変だけれど

池を一周すると小一時間かかりそうなので回りながら見て歩くことにする。 地図を確認すると春にはキンランが見られそう。 やまぼうしの巨木 ササユリ 五葉城跡 三河湾一望の展望台・・・・ちょっとちょっとぉ 魅力的なんじゃないの?

しばらく歩いてきてちょっとがっかり  健脚コース なんちゃらコースと書かれているのだけれどとても入る勇気が出ないくらい荒れていた。 この時期はまだいいけれど 暖かくなってくると会いたくない子もねぇ・・・・

これはやぶ漕ぎ名人に同行願わなくてはいけないぞ・・・・と二人で決める。 ははは どうやって誘い出そうか?

Sasayuriあれれ? ササユリが間違って咲いているよ。

Usagi_3
クサギ?

青黒い実は落ちちゃってますけれど

Sanekazuraおっ!実葛(ビナンカズラ)の実です。 まぁよく目立つ色ですこと。

ん? 実葛の実って小さな実の塊がくっついて一つになっている????

でもやっぱり一つ一つの球形がひとつのたねなんだよね? 実葛の花見てみたい。

こんなでかい実をつけるのだから花も大きいのかな?

Map2_3
陽だまりの道 夕焼けの小道 紫の小道 癒しの小道 花見の丘 めぐみの森 展望の小道 水源の森 親水の森・・・・

ン~~ン名前素敵なんだけれどねぇ
やっぱりやぶ漕ぎ名人にメールしよっ

地図左手のほうはよく整備されているようで問題なし。野鳥の森 赤い実の森 満天星の森。。。。などこれは私たちでも行けそうです。

さて本当に一周するだけで終わってしまった五葉池の散策だったけれど 時々このコースも山歩きの合間に入れてみようと帰ってきたのでした。

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こうなったら行こうよ 富幕山Ⅱ

2012-12-01 12:00:00 | 山歩き

幡教寺の裏手をジグザグと上っていくとやがて道は右のほうへ右のほうへと行きます。
Jinkourin
人工林の中を行くのはあまり好きではありませんが 日の光が差し込んできていて頂上がさほど遠くないことを教えてくれます。

Tettou鉄塔が見えてきました。

青空に雲が流れていくので仰ぎ見ていると鉄塔が倒れてくるような錯覚を覚えます。

おぅ ふらふらするぜ

富幕山は鉄塔が目印です。
はじめてきたときオモニが教えてくれました。ここから見ると鉄塔が二つ見えるでしょ? あの奥の鉄塔のほうに行くのよ・・・・・と

二度ほど車が十分通れる道に出会う。

一つ目は風越峠からの道 もう一つは奥山方広寺からの道のようだ。 立派な鉄塔があるので巡視のための道も必要なのか車が通っても全然おかしくない道だ。

Kaidanこんな階段を上り もう一つ登っていくと頂上。

この階段で振り返ると浜名湖の素晴らしい景色が広がっている。

前に来たときはお天気が悪くて見えなくてオモニが申し訳なさそうにしていた。

Tenbou
今日はよく見えるわ~

浜名湖 猪鼻湖がとっても近くに見える。 おまけに花もいっぱい残っている。

Rindou_2
竜胆

Ryuunougikuひどくみすぼらしいけれど龍脳菊

この菊好きなんだよね  なんせ香りがいい。

三河マツムシソウもいっぱいあったけれど あろうことかボケボケで載せられない。 しょんぼり

Sancyou富幕山山頂なり~~

ここの山頂三角点は一等三角点で本点なのです。

特別な三角点です。(私の記憶では特等三角点だと思ったのですが 間違いでした)

愛知県から静岡のほうを見るときいつもこの鉄塔を確認してから山の同定をする。

山としてどっちかというと地味な山だけれど一等三角点本点というのは意外な気がするけれど 国土地理院から見るととても重要な位置にあるらしい。

Hidokei
山頂は広くて野外ステージと間違うような大きなあずまやがあります。

その前にこんなものも

日時計です。 どうやってみるか? 十文字の真ん中に棒を立てて影の位置を確認します。

Hidokei2
ちょうどお昼少し前でした。影も12時より左を差しています。

すごいですね? これを考えた人・・・・っていうか毎日の生活の中で気づいていたのでしょうか?

Kouyou3
すぐ下に尉が峰が見えます。

ピーちゃん行きたそうです。 「あそこにはイノシシの親子の彫像があるんだよ。」って話したらまさかそれが見たかったとは思えないけれど・・・・

彼女の足なら楽々行けるのですが何しろ車の回収は難しいです。

今日は我慢してくれ~

きらきら光る浜名湖に別れを告げて大原調整池へ向かうことにします。

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こうなったら行こうよ 富幕山Ⅰ

2012-12-01 10:00:00 | 山歩き


前にピーちゃんと金山へ行ったとき比丘尼山に降りたかったのに 案内無くて・・・・瓶割峠の案内ばかり

このままじゃ静岡県に出てしまうよ・・・・と思ったらやっぱり 富幕山に繋がっているのだと

「大原調整池は花がいっぱいあるんだって 今は無いだろうけれど一度調べに行きたい。とピーちゃんからメール。
分った・・・じゃぁそれだけに行くのはもったいないから富幕山もセットにしようよ

と言うわけで 富幕山にGO!

Map昔オモニに連れて行ってもらったときは豊橋からだったから下道だったけれど 今回は東名でGO!

あ でも必要なかった。 考えてみたら瓶割峠から登れるんだから

車の窓に蜜柑がぶつかるぐらい狭い蜜柑畑を通って小さな小さな看板を見逃さないように行けるところまで

車止めのあるところで先行者が一台。

案内には4コース(只木コース 細江コース 奥山コース 佐久米コース)が書かれていたけれど瓶割峠からのコースもある。ただ ちょっとハードらしい。

本日私達は 只木コース。 橋を数えながら林道まで上り 幡教寺跡地を経て更に山頂まで緑の中を歩いて行くコース。 花? あんまり無いだろうなぁ

Tozandouこんな道が続くんだよね

忍耐です。 前にオモニが私をなだめすかすように 「初めはちょっときつい登りがあるけれどこれを過ぎたら良い景色が待っているからね」って言ったのを思い出す。

足下ごろごろの石というか瓦礫というか きつくて歩きにくい。

Hasi
 とても立派な橋が架かっている。 思うにこの道は登山道と言うより昔は車も通れたのでは無いかと思える広さだ。

川を付かず離れず上っていくので橋をいくつか渡ることになる。 

きつくて退屈な登りを橋を数えながら登った覚えがある。

Annai案内は完璧 間違いようが無いくらい次から次へと出て来る。

「ぱーん ぱーん」

ん? 猟銃の音? この山じゃないよね
まさか・・・・

前に石巻山をいつもと違ったコースで降りたときシシ狩りの一行に出会って生きた心地もしないで一心不乱に降りてきたことを思い出す。

あのとき以来山では明るい色の服を着るようにしている。
しばらく続いていた音も やがて止んですっかり忘れてしまったけれど。

Tozandou2
丸太の階段

長いぞ~~

Hasi2
特徴のある橋

まあるい飾りはなんだろうね? コンクリート製です。

この橋が最後と記憶していたけれどまだありました。

Hasi3
ほらね

橋の展示会をしている訳じゃないけれどこうして数えていかないと結構退屈だから・・・・

道はどんどん右へ巻いているようです。

Kouyou_5
緑ばっかりの退屈な道にも時々綺麗な紅葉があります。

Kouyou2
空が近くなってきました。

幡教寺跡地が近いようです。

奥山と瓶割峠を繋ぐ林道に出るはずです。

Hiおつかれさまでした・・・・って

まだ終わってないんですけれど

ええ ええ 疲れましたよ

でもこれで3分の2ぐらい登ったんじゃないでしょうか?

コメント (2)
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