Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

やぶ漕ぎの達人のお出ましだ~~ 

2012-12-14 12:00:00 | インポート

「金山何の花もないところだね」って前に悪口を言ってましたが 反省です。
知らないだけで こうしてお花博士と歩くとなぜかいろんな花に出会います。

Natamame
これタンキリマメだそうです。

この手の実が出てくると思いつくのはマユミ ゴンズイ クサギ ツルウメモドキ・・・などですが タンキリマメとは

名前の通り痰を切る効能があるのだそうですがこうしてはじけている実を見るとどうしても豆には見えません。

Hiiragi
ヒイラギです。
葉っぱですぐにそれとわかりますが 花を見たのは初めてのような気がします。
珍しい木ではないので 花が咲いていても気づかないでいたのでしょうか?

びっしりついている花をあんまり好きとは言えませんでしたが・・・・

クリスマスのリースなどに一緒に花がついていないのはなぜでしょうね?

Kanaoi2またカンアオイです。今度は葉っぱをめくらなくても花見えます。

みずみずしそうな葉っぱなのに虫食いが・・・・

やっぱり葉っぱをめくられる運命にあるようです。ギフ蝶の卵があるのかな?と思いましたが何もありませんでした。

Knayamacyoujyou
覚悟をしていたからでしょうか?思ったより早く頂上に着きました。

シモバシラの

花があるのはここから尾根へ歩いて行ったところです。
お花博士は「ここから100歩のところです。数えましょう。」と言われましたがぶっぶー 200ちょっと歩きました。

Onemiti
でも残念 霜柱の氷華は咲いていません。 周りにはまだ霜が降りているのにです。

シモバシラの花は賞味期限があるのでしょうか? 残念無念。

思いがけずうんざりするような長い尾根道を歩いてあかっぱげに到着です。

Kouyabouki
コウヤボウキ

まだまだ健在です。

先回よく似た花の綿毛を見たので聞いてみたら「マルバコウヤボウキではないか?」と 普通のコウヤボウキは花が先端につくのだけれど マルバは葉っぱの根元につくから花がいっぱい・・・・だと・・・・言われたと思うんだけれどなぁ

今調べても納得いく説明を見つけられない。 残念です。

Enbou
あかっぱげから設楽の山々を見ます。

鳳来寺山 明神山 棚山 鞍掛山 宇連山・・・などなど

お花博士と同定で意見が食い違います。 思えば同じ方向からしかものを見ない私が正しい同定できるはずもないのにちょっと言い張ってしまって・・・・反省

でも おかしいね わかってみると今までに登った山の記憶がドンどんどんよみがえる。

Honguusan
本宮山

山の中腹が土の色を見せている。

新東名のトンネル工事が行われているそうな。 信仰の山でありどっしりした山のおなかがえぐれていく。

ちょっと心が痛む。 嫌だね・・・って言ったってできれば便利になったと喜んでこの道を使う私が見えるから

Hamanako
もう一か所で同定で言い合いをしました。蒲郡の海が見えたところで三ヶ根山かもしれない山をあれは遠望根だと・・・これは今でも謎です。 蒲郡方面へ行くたびにあの景色を求めてウロウロします。

雨生山の反射板のところまで行くと浜名湖が見えます。 なんだか日本中を見下ろしている感じです。

Tozandou2
さて 最後の希望大原調整池に行くために駐車場に戻らなきゃ。

気ままに歩く山歩きです。すぐに東屋に着くはずだったのに 鉄塔の巡視路を上ったのが運のつき

またまた比丘尼山を登ってしまいます。あ~あ

Ainokane
でこんなところに着きます。

愛のかね

若い二人ならこれも嬉しいかもしれませんが 何しろ年寄りのカップルではねぇ
無駄な建造物にしか思えません。

はぁ 夢のないこと

当然二人で鐘を鳴らすなんてしませんよ。

Sakura
四季桜なのか 桜の狂い咲きなのか いくつかの桜が咲いています。
ここは世界の桜を集めた桜の園なのです。

Bikunijyousekiん~~ん いつもと違うルートを歩いているようだよ。

まいいかぁ 

比丘尼城跡を通り・・・・
比丘尼っていうぐらいだから女城主の城?

調べてみても簡単にはわかりません。と隣の宇利城についてはあるのでけれどねぇ

宇利城の支城で戦の時女子供が避難した城というのもありました。 そのへんのところで古を想像することにします。

Yabukogiで現代の迷い人になったようです。 やぶ漕ぎの達人はGPSを持っていたので「このまままっすぐ行けば駐車場のほうへ行けますよ」と言っても「駐車場からどんどん離れていくようです。」と

で あの下まで斜面を突入することになりました。 かなりあります。立つのがやっとの斜面です。

言ってみれば城の土塁を降りていく感じでしょうか?戦国時代の怪しいもの・・・・です。

Yabukogi2_2見上げるとさっきの城跡広場のようです。

くくっ まだあるぞ~

やぶ漕ぎの達人を引っ張り出した時から運命は決まってました。

Azumaya_3
元の道に修正できました。

もう一つの課題がありました。

世の中に絶えて桜のなかりせば春の心はのどけからまし

桜の園だけに短歌があちこちに書かれています。その解釈について意見が分かれて もう一度見直してみようということになって・・・・

これも私の完敗でした。

「この世の中に全く桜というものが無かったならば、春を過ごす心は長閑であったろうよ。」

好きすぎて心乱れる・・・・っていう感性を持ち合わせていない私は違和感を持ちながら反対に取ってしまいました。 はぁ  またまた反省です。

さてと 立ち直りの早い私は 心は大原調整池のしもばしらです。 

Jinjya
神社のそばだと思ったんだけどなぁ・・・

カメラを持った散歩のおじさんに聞いてみる。

「知りませんねぇ」

うそつけ~~

Simobasira
しばらくうろうろしたら こんな立派な看板が立っている。

これに気づかないでカメラ持って歩くってある~~?

と言ってみたところで仕方ないけれど山でよくこういう人に会うんだよね。 人には内緒・・・・っていう人

シモバシラはですねぇ 結局見られなかった。二日ほど前に見に来た人は写真をアップしていらっしゃるので咲いていたことは確か。 メールに気づかなかったことが悔やまれる。 ま来年があるさ。

また近いうちにやぶ漕ぎ名人のお出ましをお願いすることにして帰路に着く。 ありがとう。

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やぶ漕ぎの達人のお出ましだ~  比丘尼山から金山へ

2012-12-14 08:00:00 | 山歩き

大原調整池から戻って私の使命はやぶ漕ぎ名人のお出ましを願うこと。
めぼしい花もないのに声をかけるのはいかがなものか?・・・・と少々二の足を踏んだものの霜柱の花の話題が出て「迷ってはいられない」

「大原調整池に霜柱の花の氷華が咲いているようです。やぶ漕ぎ名人のお出ましを願っています。」と

Simobasira

一週間もしないうちに電話が・・・・・「メールしたけれど届きませんでしたか?」え~~っ?
いつもと違うメルアドで来たから迷惑メールのホルダーに入ってしまったらしい。

「今週が最後のチャンスだと思うのですが 寒くなるのは明後日までで・・・・・」

私はとんでもない勘違いをしていた。霜柱は二度私たちを楽しませてくれることは知っていたが冬にみられる氷華は霜が降りるような寒い日にはいつでも見られるのだと思っていた。

ピーちゃんのお休みと合わない
仕方ない私だけ連れて行ってもらおう

霜柱の花が見られる場所は二か所。 一か所は先日行った金山の頂上付近
「あそこまで行ってみましょう。」 えっ? 金山ですか?
先日うんざりするような長い尾根歩きをした場所だった。 確かにあそこには霜柱の花がいっぱいあった。

朝早く行かないと 霜が溶けてしまって見られないかも・・・・というわけでお迎えは朝6時  眠いより寒いのでテンション下がってしまうんですが 出ていくとやぶ漕ぎ博士(いつものお花博士です 時々名前が変わります。)準備体操を・・・・・

「今日はよく冷えてるから期待できるよ~」  んだね。

Tozanguti
今日は二人でこの山へ入る中では初めてのコースです。
正統派コースとでもいうべきか桜の園から比丘尼山 東屋を通って金山に向かいます。

Simo
畑は霜で真っ白です。

これは期待できるよね。

金山の頂上まではちょっとあるな~と思っていたけれど お花博士と歩くとちっとも苦にならないんだよね。不思議です。山で遊んできたっていう感じで終われるんだよ。

いつものようにああだこだといいながら登っていきます。 今日カメラの調子がめちゃ悪い。思うに半年ほど前に大雨の中かばいながら使ったとはいえびしょびしょになった。あのころからご機嫌悪い。
今日は冷えているからでしょうか?特に悪いです。 思った時にシャッターが切れない。なのでいろんなお話を提供してもらった割には写真が撮れてないです。

Mukago
自然薯の雌花だそうです。

山に入るとむかごをつまんで食べたりするのですがそのあとどうなるか知らないでいました。
どうしても信じられません。

これが自然薯の種????

Miこんなになっています。
三つのお部屋に種が入っている模様・・・・

Rindou_4
竜胆です。まだ咲き残っています。案外強い花なんではないでしょうか?

お花博士は特にこの花お好きなようです。

Kitijyousan
少し上ってくると吉祥山がきれいな姿を見せています。あの山の向こうは豊川市や豊橋市。 さらに遠くには海が見えています。

お天気が良い日です。 日差しが強くなる前に山頂にたどり着きたいものです。

Yabukouji
やぶこうじ

ふゆの山では赤い実がきれいに映えます。控えめな実の付き方がいいですね?

センリョウ マンリョウなどに並んで ヤブコウジはジュウリョウって言うそうです。

Yamarakkyou
ヤマラッキョウもまだ残っていますよ。
この山はいつ来てもなんか見せてくれる山です。

Okera
オケラのドライフラワー

結構ピンクの花よりもこの姿が好きで今こうして写真を見ているだけでもドキドキします。

本当に素敵な花です。

Kanaoiカンアオイの花

どうしても葉っぱをめくって探してしまう。かわいそうなカンアオイです。
花弁が途中で折れ曲がっている不思議な花です。

Sarutoriibara
サルトリイバラの実でしょうか? やぶ漕ぎをしているととげが手や洋服に引っかかって嫌な思いをしますが実はきれいです。

Tozandou掘割のような道を通って上っていきます。 この間降りてくるときは長く感じたのですが 今日はルンルンです。

しばらく花は期待できないようですが 林道に出てさらに登っていけば頂上はもうすぐのはずです。

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