臥龍山荘は肱川が大きく蛇行して膨らんだ場所にあります。長く連なる美しい塀を回り込んで川の方に降りたところに入り口がありました。
もともとは藩主加藤泰恒公が この景勝地に桜は吉野から楓は龍田から移植して愛でていたのだそうだけれど 特に手を入れることもなかったのでどんどん荒れていったのだと・・・・
この美しい山荘は明治になってから河内寅次郎さんがこの庭を買い取ってから造ったもののなのだそうです。
ミシュランガイドの星一つをもらっていると言うことを考えても見る価値はありそうです。
山荘は 不老庵 臥龍院 知止庵 庭園 臥龍蓬莱山からなっている実にわびさびのあふれる山荘でした。
建物のの中は写真を撮ることが出来ません。つたない説明でこの山荘のすばらしさを伝えられるかどうか? 怪しいところです。
私が特別にこころ惹かれた場所は臥龍院の部屋の造り。 霞月の間 清吹の間 壱是の間
計算し尽くされた美しさです。 自然を部屋に取り込む技があちこちにあります。清吹の間の障子に当たる陽は次の間の丸窓を通して月と映ったり 透かし彫りを浮かし上がらせたり・・・・
どれだけいても語り尽くせない魅力でいっぱいです。壱是の間は畳を上げると能舞台にもなるそうで反響音の効果も工夫されているとか。 大きな部屋ではないのですが あちこちに遊びも一杯で・・・・何と贅沢な山荘でしょう?
コウモリって私の感覚から言うとあんまり良いものではないのですが ここには随所にコウモリがいますよ。 取っ手 くぎの頭
下手な説明は野暮ですね?
不老庵 臥龍淵の真上にあります。庵その者を舟に見立てたあるそうですが天井に川面の月光を反射させる趣向が組まれているそうです。
光の明暗を美しさに変える技を持った美しい山荘にお別れです。まだ少し大洲を回って 夕方までに宇和島まで行かなければなりません。
赤煉瓦館です。
函館やうちの近くで言えば半田を思い出します。赤煉瓦異国情緒がいっぱいですが商業銀行として建てられたようです。
亭主がきょろきょろしています。 お目当ての場所が見つからないと・・・・
ここ ポコペン横町でした。 懐かしい香りのする横町でした。 三丁目のなんちゃらって言う映画に出てきそうな風景です。
只時間が遅かったのかお正月のせいかやっていませんでした。
大急ぎであさもやに戻りじゃこ天とじゃこカツをおやつ代わりにつまんで宇和島に向います。