ハクサンハタザオなどと比べて毛むくじゃら
イブキハタザオは伊吹山固有種
これは花の付き方が違うのでヤマハタザオでしょうか?
何でハタザオだけでいっぱい種類があるんでしょうかねぇ?
訳が分らなくなってきますよ。
カラスノエンドウと比べて少し大ぶりな気がします。
一番違うところはくすんだような色の花でしょうか?
この花には面白い話があります。
元祖帰化植物とも言うべき外来種です。
織田信長が伊吹山に薬草園を作りたいと願い ポルトガルから3000種の薬草を輸入した時に(3000種って大げさな気がしますが)それについてきてしまった植物の一つです。 外来種から 市民権を得た植物と言うことでしょうか?
もちろん他にもあります。
キバナノレンリソウ
レンリソウは あのクワガタソウと同じく連理の枝に例えられる男女の愛情を示す花
帰化植物だけれど なんだかロマンあふれるエピソード一杯で つい寄ってしまいますね。
そんな理由でやってきた植物だから伊吹山でしか見られないそうです。
6月も末になると あちこちでこの花が咲き始めます。
もう少しすると藤色の綺麗なしっぽ クガイソウが見られるかしら?
5月から見かけてはいますが 6月末になると マムシグサもなかなか立派になって来ます。
雌雄があると教えてあげたら見る株見る株花の根元を開いて見ています。
言ってみればスカートめくり?
なんだか年をとると恥じらいが・・・・・ムニャムニャ
5月に見たミズ(ウワバミソウ)はまだ柔らかそうでした。 ウワバミソウの茎はとても美味しいので大好き。
山のおばさんは塩漬けにしておいて私が行くと炒め煮をしてくれます。
とても美味しい。 どんぶり一杯食べてしまいます。
また来年ね
あ 伊吹山の植物はとってはいけません
いろんなウツギが咲き出します。
ウツギってユキノシタ科ウツギ属 ちょっと驚きました。 ユキノシタとの共通点を全く感じません。
真夏になると真っ青な空にでっかく伸びて主張しているシシウド君
ユキザサも花火のような花を咲かせています。
群落では無いので雪のように・・・・と言うわけにはいきませんけれど
ヒメレンゲ 5月の初めからありましたけれど(息が長いのですね)これだけあると立派ですね?
五月からずっとヤマトグサ探していました。 西遊歩道にあるのです。
ところが5月の末には草刈りの後ということもあって全く見つかりませんでした。 6月9日には私が残念がっていたことを知って 仲間が笹又からの登山道に寄ってくれました。
確かにヤマトグサです。 両側に かんざしのようなひらひらがついています。
とても地味な花です。 これが牧野富太郎先生が和名を初めて付けた植物と知らなければ誰も見向きもしない花かも知れません。
でも私 この花好きです。
秋には珍しい花が咲きそろいます。 楽しみにして そろそろ帰らないと・・・
ドライブウェーは歩くことは禁止です。
でも一箇所だけ車を待避所に入れて寄るところがあります。
ここにカキノハグサと ササユリがあるから
カキノハグサ 3回とも花が開いていなくて・・・・ こういうもんなのでしょうか?
また機会があったら確認しましょう。
今度伊吹山は21日です。夏の花咲きそろっていますかねぇ?