Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

9/15 秋の伊吹山 花散策 笹又トラバースその2

2014-10-14 20:34:53 | 日記
笹又の登山道の残りの花をあげます。

アキチョウジ
これは頂上でもあるのですが このトラバースにはいっぱいあります。
丁子という名前がついていても丁子 料理に使うクローブとは違います。 クローブの形に花が似ていると言うところからこの名前がついたようです。 秋らしい淡い紫の花です。

笹又には これによく似たサンインヒキオコシや クロバナノヒキオコシがあるのですが 鹿の食害にあったようで 去年いっぱいあった株がどこ探しても見つかりません。


ウメバチソウ 
これならちょっとはみられるかな?
ウメバチは 梅に似ていると言うよりも 菅原道真の好んだ梅を紋として作った。 そこから来たようです。
菅原道真ゆかりの人は 梅鉢紋を家紋として使っていらっしゃるそうです。


ゴマナが一杯白い花を付けています。
シロヨメナと間違いそうですね?
葉っぱはざらざらというかごわごわしています。
そこでん??と思ってしまいました。 初夏に葉っぱを摘んで良い匂い 美味しそうな匂いって喜んでいたのはゴマナじゃ無かったっけ?
葉っぱの様子があまりに違います。
若いときと 葉っぱの様子が違うのかもしれません。
硬いだけで無く 匂いもありません。

シロヨメナや ノコンギクなどありましたが あまりにひどい出来で載せる勇気がありません。 あしからず


マネキグサが現れました。
白い縁取りのある可愛らしい花は まさかのシソ科です。
招き猫をイメージした名前でしょうか?伊吹山でも特定の場所にしか咲かない希少種です。
載せない方が良いかなとも思うのですが・・・・・
これも隠せるものではありません。  大事にしたいですね?


ミツバフウロ
いろんなフウロが見つからなくなってしまっていたのですが これは残っていました。

ヒメフウロ
とても息の長いフウロソウです。 半年ぐらい咲いているのでは無いでしょうか?


ヒナノキンチャクがあります。
小さな緑の蕾が開くと とても美しい花が出て来る,
それを巾着に見立てて ヒナノキンチャク 
これも絶滅危惧種です。 

この山には こういった絶滅危惧種がいっぱいあります。 その保護についていろんな意見があるのですがどれも 理想的な解決策にはなっていないようです。
この山にあったチチブリンドウは 外来種の排除のために引っこ抜いたところ 一緒に着いていって株がほとんど消えてしまいました。
保護のはずが手当を間違えた結果です。
鷹や イヌワシを撮りに来る人々が踏み荒らしたこともあります。(価値は感じませんから)
最近では 鹿に食べられてしまうことで 貴重な植物をダメにしています。
課題が多いです。
こうして書くことで 警告というか皆さんに気をつけて頂きたいと願う。 私のできることはそんな事でしょうか?
観察会でも 皆さんにその事をお願いしたいと思っています。
コメント
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