霊仙山 福寿草はみられたけれど ひょっとしたら ピーちゃん達に物足りなかったかもしれない。ふとそんな事を思っていて 思い出したのが 一昨年行った妙法が岳
ここは東海自然歩道が通っていて ずっと尾根歩きをしたので 比較的歩きやすい登山道という記憶だった(大間違いだったけれど) 前は峠まで エコの会の人に乗せてもらってきていたので 今回は縦走をするために バス およびタクシーで 移動しなければならない。
名神高速道路羽島インターを降りて ひたすら北上 薄墨桜通りの看板が見える様になってくると辺りは桜の並木が続き 空気が桜色になってくる。 穏やかな里の景色。
谷汲には華厳寺があり 今年の三月はご開帳でかなり賑わったはず。 6キロ程離れたところに横倉寺があり ここはミイラで有名なお寺。秋には美しい紅葉がみられ また混雑する。
谷汲線が廃線になり 車で無いと行きにくい場所になってしまったけれど この日もたくさんの車が来ていた。 華厳寺は桜祭りをやっていた。ついてみると あら 桜のトンネル。
満開の桜は 風に舞い 地を踊り その美しさに 気分が高揚する。
横倉寺に移動するために バスの時刻表を見ると え~~っ 行ったばかり? 50分も待つのは ちょっと
タクシーよぼっ!そのタクシーも20分待ったけれど
待っている間に おもしろいバスが
廃線になった谷汲線の列車を利用して タイヤを付け 道路を走るバスに再利用。 どこかの駅と山門を繋ぐ無料バスになっているそうで 大人気
大遅刻のタクシーに乗って6キロ あらら 思ったより遠いんだね。 2780円 バスさえあれば しかも 道路の法面の工事で上まで行けず
辿り着いた横倉寺 赤い橋に覚えがある。 かなりな古刹らしく 風格あり。伝教大師が御自身で薬師如来をお作りになって祭られたそうで 比叡山の薬師如来様と同じ木から出来ているのだと ふ~~ん 比叡山と兄妹の薬師如来さんかぁ
平安 鎌倉時代には学問や文化の中心として栄えたとあるけれど今はひっそりとして想像出来ない。ただこれから登る裏山には 昔の横倉寺の跡があり 馬場道などもあって面影を残す。 38の僧坊 百数十人の僧侶が住んでいたとなると その規模も大変なものだったでしょうに
昔 夕方暗くなる前に ここへ来た。ミイラ堂まで行ったものの 暗い境内に何だか怖かった記憶も
ここのミイラは横倉寺の上人様かと思ったら山梨の御正体山の洞窟で入定されたとのこと 横倉出身と言うことでこのお寺を 終の棲家とされたと言うことらしい。
静かなたたずまいのこのお寺も ドラマティックな歴史を持っているのだと思う。
山門 本堂辺りまでは 昔のままあるように思えたけれど 国宝とミイラを守るために 左手上の方に新しいお堂が出来ていた。 その脇が 今日の登山の入口になる。 山全体を いこいの森として残している。
寒緋桜だったろうか? 下向きで花も開かない。鮮やかな色で 山に彩りを作っている。東海自然歩道の入口だ。
早くもシャクナゲが咲いている。この山の上にはシャクナゲの群生地があるので ここにもあるのかな? シャガも咲いている。
東海自然歩道の入口は 早くも花にあふれていて これからの登山道に 期待を抱かせる。
ジオンさんからの情報で まだ少し早いかも。。。の情報を得ていたので 心配。
揖斐川と、根尾川の分水嶺ですね。
どんな花が咲いているのでしょう。
楽しみです。
春しか来た事ない道ですが オススメの道です。