Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

牛若丸が天狗と遊んだ山 鞍馬寺Ⅲ

2016-05-11 21:43:01 | 山歩き
やっと本堂です。
と言うことは奥の院はまだ先 登りが続くのかしら?
足の不調は続き かなり遅れをとっています。

「何となく君にまたるるここちして
いでし花野の夕月夜かな」與謝野晶子
「遮那王が背比べ
石を山に見て 
わがこころなほ明日
を待つかな」
與謝野寛(鉄幹)
唐突に与謝野晶子と鉄幹の歌碑が出てきます。
鞍馬寺先代管長の詩の師が与謝野夫妻だったと言う事で 歌碑があるそうです。
晶子の書斎も移築されています。


やった~ もう下りになったよ。
と思ったら

又こんなに登っていますやん。
だんだんしゃべる気も無くなってきました。

息継ぎの水
牛若丸が深夜奥の院へ兵法を学ぶために通った道で 息継ぎのためにここのわき水を飲んだのだとか
私 水を飲む気にもなれなくて(ついでに写真も撮らず)
牛若丸の飲んだ水 飲んでみたらよかったな。

木の根道を避けて下ります。

僧正ヶ谷です。
牛若丸が兵法を学んだ場所として知られています。

義経堂は 義経を遮那王尊として祀られています。
奥州で非業の死を迎えた義経ですが その魂は懐かしいこの地に戻ってきて安らかに鎮まっているそうです。
ひょっとしたら 鞍馬のお山を楽しそうに駆け抜けているかもしれませんね?


魔王殿です。
お詣りしましたが 魔王様の姿が見えませんでした。
「魔王殿」は太古、護法魔王尊が降臨した磐坐・磐境として崇拝さ れてきました。とあったのでお姿が無いのかもしれません。

さて 今度こそ降りるばかりのようです。

葛篭折れの下り道も結構厳しく ゆっくり降りなくてはいけません。
取りのこされてしまったようです。

チビは?
葛籠折れの何段も先 小さな豆粒のようになってぴょんぴょん跳ねている子がいます。
あれ チビ?
ただでさえ歩きにくい山道をびっくりです。
超未熟児だったチビは 私の心には現代の牛若丸に見えました。(言い過ぎかぁ)


小さな川にかかった赤い橋を渡ると貴船口にでます。
貴船神社
私は 行くのを諦めました。
チビと お父ちゃんは 喫茶店に入ってお店のおばあちゃまに愛想を振りまいています。
何と たくましくなったことか。。。。

と言うわけで たかだか標高差300メートルの山を足を引きずって歩くことに成りましたが それでも終わってしまうと楽しい思い出です。
さすがに その後四条でsou souに寄ったときにはただ座っているしか出来ませんでしたが


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4 コメント

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牛若丸とおちびちゃん (たか)
2016-05-11 23:05:29
牛若丸・義経
いろんな伝説が何時か日本人の心に
ヒーロー的存在として定着しましたね。
そして心の中に実物とは違うかもしれない美男子像さえ植えつけてしまいました。
それは謎に満ちた義経象からくるのでしょうか。
何だか木立の向こうからスッと現れそうな雰囲気
そんな空想に耽りながら歩ける道、素敵です。

階段を駆ける様に下りアッと言う間にその姿が小さく・・・
まるで牛若丸では有りませんか。
大物になりそうですね。

足の痛み大丈夫ですか?
早く良くなります様に・・・
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牛若 (hide-san)
2016-05-12 06:05:32
牛若丸の歳では、きっとお孫さんのように飛び跳ねることが出来たのでしょうね。

五条の橋のお話も、きっと子供を頭に描いて出来た物語だった、
と考えるのでは夢もありませんね。
返信する
判官贔屓 (どら)
2016-05-12 21:45:00
日本人は 弱気ものに心を寄せる傾向にありますね?
頼朝も苦労したはずですが 義経を討ったことでたぶん「好き」って言う人はいないでしょう。
義経は亡くなってもなお あちこちに伝説が残っています。 ジンギスカンは実は義経だった・・・・なんて びっくりするものまで
私 義経のと言うより牛若丸の稚児姿が 山を歩いている間ずっと払いきれませんでした。
実際の所は 鞍馬天狗(鬼一法眼)が牛若丸に剣術を教えていただけなんでしょうけれど
鞍馬寺が牛若丸にとって 生涯で一番居心地の良い場所だったのも納得がいきます。
チビは生まれたとき1300程の手のひらに載る赤ちゃんでした。 あの子がひょいひょいと 楽しそうに山を飛び歩いているのを見て 嬉しくなりました。
動物園でも大変だったでしょ?

足はよくならないかもしれません。
それでもゆっくりなら歩けるので 悲観はしていません。 ただ鍛えるには時間がありません。
本当に悔しい。
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hide-san (どら)
2016-05-12 21:51:13
五条の橋の伝説では 欄干を飛び回る牛若丸も凄いですが 弁慶も伝説の人になりますね?
弁慶さん 一寸やんちゃなお坊さんだったようで 比叡山から三井寺へ梵鐘を落とした とか 刀集めをしていて 100本目を取り上げる日に牛若丸にであったとか  平泉では 亡くなるときに100本の矢を打ち込まれてもなお仁王立ちで義経を守ったとか・・・・
案外みんなに愛されていたんではないでしょうか?
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