尾瀬の宿泊先を 水上高原プリンスホテルにしていた。
山小屋泊まりにまだ抵抗がある私としては まだ中に宿を取る勇気がでなかった。 尾瀬に行ってみて やはり中にとらないと無駄な時間を過ごす事が解ったので 今度は考えてみよう。
地図で見ると 至仏山をはさんで反対側なので あまり時間はかからないはずだった。
ところが今回は運が悪かった。 ここを通れば直ぐだったはずの坤六峠が 土砂崩れで通行禁止になっていた。 うーん 今までも通行禁止と良いながらも結構通れたことがあるので ホテルに電話して確認。
残念 道を土砂が塞いでしまっていて 六月の一日から工事中。 沼田まで戻って行くより仕方ないと言われる。
昨夜 高速を走り続けた為の睡魔と戦いながら走ること1時間強。
目の前に谷川岳が迫ってくる。 子どもの時から 遭難の山というイメージを持ってしまっているその山は 雪を抱いていて 来るものを拒絶しているような感じがした。 でも美しい。
ナビも時々混乱してあらぬ方向を案内。 山をくるくる登り返してやっと到着。
ゴルフ場が隣接しているので 沢山の人が 商品を小脇に抱えて帰り支度。
平日なのに 結構人がいるんだな。こんな山の中にどこから来るのだろう? なんて思っていたけれど 夜になったら様子は一変。
食事に行っても誰もいない。 お風呂に行っても誰かが入った気配は無い。 下が乾いている。間違ったかと思って入り口にもどって確かめたぐらい。
快適は快適でしたよ。緑に囲まれたホテルはとても気持ちよいし 雪を抱いた山々の展望は感動的だったし ご飯は中華を頼んだんだけれど じもとの名産品をうまく生かした美味しい創作料理だったし・・・
もったいないなとも思った。
学生の頃憧れたプリンスホテルも今ではこんなふうか と思って寂しくなったり。
息子が一言
お母さん ここはゴルフ場と思えば良いんだよ。
次の日の朝 チェックアウトしようとしていたら 沢山のゴルフ客が到着。 とたんにホテルは活気をとりもどした。
良かったー
山渓の尾瀬の本を見ていたら 水上プリンスホテルを拠点に尾瀬を回るツアーが紹介されていた。また日本百名山のうち三つにトライできるツアーも用意されている。
至仏山 谷川岳 武尊山 これもなかなか魅力的
高原のホテルには高原のホテルのスタイルがあるんだと一安心して帰ってきました。(大きなお世話って言われそうだけれど)
山女になり切れない私としては また泊まりたい場所でした。ご飯もまあまあ美味しい。
数年前に車でここの近くの宝川温泉へ行った帰りだったか、お昼ごはんを食べるところを探して看板を頼りに入った覚えがあります。
こんな山奥にと驚きましたが、結構人がいてやっぱりほとんどゴルフ客でした。
付近には何も無かった(ように記憶しています)ので、別世界に入ったような感じがしましたよ。
が留守越しに見えるのは外の景色です。 山ひとつをゴルフ場 スキー場 そしてホテルにしてあるので 何処にいてもこんな感じです。 自然を本当に愛する人々には賛否両論ありそうですが
コースの料理はとても工夫されていて これは地鶏と エリンギの中華風天ぷら何とかソースがけでした。
ホテルの食事はあんまり・・・と思っていたけれど 美味しかったですよ。
もういまでは元気になったので 心配はいらないのですがね。
今山小屋は様変わりして ホテルと変わらないくらいりっぱなところもあるとか 少しずつ奈良市低下にと行動範囲が広がりませんね。
おいしそう~~~~
これっておこげ?ちがうか~(^^;
それよりも、あの窓から見える風景って絵じゃないよね?
すごい~~~~ きれいな白樺?でいいのかどうかわからんけど
すごいきれい!
緑と白のコントラストと、レストランの白い食器がすてき~~~
すごい落ち着いた雰囲気でゆったりとできそうな感じがする~~(^^)
ちなみに私の憧れは、上高地の小梨平のどこかのホテルに泊まることです。