世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

宝くじ

2008年10月24日 | 人生
宝くじを買っている人は沢山いると思う。


ボクは、自慢ではないが、

一度も買ったことがない。

ショッピングの際などで、時折もらう抽選券ですら当たったためしがない。

せいぜい、戴いた年賀状の抽選で、切手シートを手にするのが関の山だ。




高額当選者に降りかかった、絵にかいたような不幸な事件が発覚した。


不謹慎と自覚しつつ、

「ソレ、見たことか」 と、ヤッカミ半分で罵声を吐きたくなる。


他人の幸運は妬ましく、不幸は喜ばしい。

凡人の最たる所以だ。



当たっても不幸、当たらなければなお不幸。

なのに、並んでまで買う輩の気が知れない。

「夢を買う」 だって?

夢は金で買うもんじゃない。

夢は、努力で叶えるものなんだ。


売り場に連なる列の表情には、サモシイ現実が浮き彫りになる。




とか、エラそうなことを言いながら、

この前、亡くなった親父の机を整理していて、十数枚の宝くじを見つけた。

3000円の当たりくじがあった。

マジ、嬉しかった。


これも、凡人たる所以だろう。

オヤジの唯一の金銭的遺産だった。


凡人でよかった、とつくづく思う瞬間でもある。