世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

パーフェクト・ライフ(理想の生き方)の創り方

2013年06月07日 | 人生
誰しも自分の描く理想的な生活を送りたいと思うだろう。

100%ではないにしろ、それに近づく努力を惜しまないはずだ。


では、自分にとってパーフェクト・ライフとは一体何か。


お金(仕事、経済、財政)、時間(自由度、生きがい)、健康(寿命)、人間関係(家族)といったものが要素となる。


何処で生きるか?

誰と生きるか?

何をして生きるか?


これが3大命題だ。


ボクノ場合、

「何処で生きるか」という命題は、必ずしも特定、固定を意味しない。


むしろ流動的でさえある。

なんせ、タビストなんだから。


裏を返せばホームレスに近い。




2番目の「誰と生きるか」についても、


孤独を好む性分である。

縛りや柵(しがらみ)といったものから無縁でありたいと願う。


ただ、生きていくうえで、あるいは何かを成す上でのパートナーは不可欠である。

社会生活において、全く一人で生きていくことは不可能に近い。


むしろ、パートナーのために尽力するといった方が良いだろう。


何かをしたいと思うのは、もちろん自分の欲求から来るものだが、

行きつく先は誰かのためでなければ成就しない。


それが愛する人のためであればなおさらのことだ。




畢竟、ボクにとって大きな課題は、

3番目の「何をして生きるか」に行きつく。


夢多き身としては、何を(What)には事欠かないが、

それをどうやって(How)成し遂げるかがその都度大きな問題となる。


幸か不幸か、事業意欲というかチャレンジ精神は旺盛だ。

留まるところを知らない。


それ故に、軋轢を生む。


アイデアの数だけ夢が生まれ、夢の数だけ問題が発生する。


問題が起きれば悩み苦しむのは当然だ。


多くの人間は、悩み苦しむのを避けるために夢を諦める。


だが、ボクは違う。

むしろ、悩み苦しみを楽しむ体質を有する。


実は、これこそが困った問題なのだが。

仕方がない。


それが持って生まれた宿命なのだろうから。



5W1Hに例えるなら、

誰(Who)と、何処(Where)で、何を(What)、何時(Whe)、何故(Why)といったことより

どうやって(How)こそ最大の命題と言っていい。


今日もどうやって(How)に頭を悩ませる。



それはいつも破滅(ruin;destruction)というリスクを伴い、失敗を繰り返し、挫折感を味わう。


そうやって試行錯誤の上に、動けば人にたたかれ、罵られ、裏切られ、憎まれる。

それでも懲りることを知らない。

打たれ強くなければこの世は生き辛い。


倒れても起き上がる復元力(サバイバル力)こそ生き延びる最大の術なのだ。



そうしたプロセスを経て初めて小さな達成感に酔いしれることができる。


その小さな達成感こそ次へと繋ぐモチベーションとなる。



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人生とは飽くなき夢への追求にある。


夢中になるとは、文字通り夢の中にいることだ。

夢の中こそ幸せが詰まっている。


君には夢中になれるものがあるや無しや。


♪夢の中へ~、夢の中へ行ってみたいと思いませんか~、アー、アー、ア~♪



ただ、夢(む)は無を呼び、

究極は霧中に彷徨い「無中」へと行きつく。

それは悟りの境地に近い。


常に心穏やかに、熱い想いを巡らせる。



人生に完了はあっても完成はない。


もちろん完了とは死を意味する。(合掌)