世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

子供を海外に連れていきなさい

2017年05月25日 | 100の力
女性が輝いている。

勢い、

子育てよりキャリアを重んじる風情もどこか感じられる。


妻であり、母であり、キャリアであるという3足の草鞋を履いた生活は並大抵ではないはずだ。

どこかで破たんが生じる可能性を秘めている。


現実、シングルマザーが増えている。
(シングルファザーも)


中でも、このところ、未婚のシングルマザーが急増しているという。
(それが皮肉にも出生率を僅かばかり引き上げているらしい)

出来ちゃっても結婚しないのだ。
(出来ちゃって未婚)

その陰には、親御さんのいる実家暮らしも多いと聞く。


40,50になって結婚しない男も、

親元にいるパラサイトシングルになっている。


親から見れば、子供はいくつになっても可愛いものだ。

子供が苦労する姿は見たくない。

ついつい甘やかしてしまう。


30も40も50もなるなる子供のために、

年金のみならず、老体に鞭打って働く親もいる。


親が死ねば、子も孫もコケる。

あるいは介護が必要になれば、肉体的にも経済的にも厳しくなる。


どこかがおかしい。

どこかが間違っている。


人生を30年周期で分けてみる。

30歳までは勉強が主だ。

20歳前後で社会に出ても、社会勉強の時期。


30才から60までは、働き盛り。

この間に家庭を持ち子供ができる。
(そうでないケースも増えているが)

病気したり、転職したり、離婚したりと人生の荒波にさらされる。


そこをどう凌ぐかが60才からの老後の決め手となるだろう。


長年家庭を維持しづけることもかなりの努力を要する。
(何度となく離婚の危機を乗り越えなければならない)

別れてしまえば、夫婦間の問題はスッキリするだろうが、

子育てに伴う経済的負担がどっと肩にかかる。


ならば、仮面夫婦でいたほうがいいのかも?

(別れるなら子育てが終わってからにしなさい。
いわゆる、熟年離婚。

今は、阿川佐和子63のような熟年結婚も増えている。
相手の男性は69才)


ここで親の出番となるわけだろうが、

子が60,70になった時、その図式も崩れるだろう。
(老々介護の実態)



ここでボクが言いたいことは、

親子代々依存体質が蔓延ると共倒れになる危険性があることを指摘したい。

経済のみならず、

必ずそこには健康問題が出てくる。

稼ぎは減り、負担は増える。
(国の制度も後押し?)


どこかで

「依存と貧困」の連鎖を断ち切る必要がある。


だが、根本から間違うからそのような状況になる。

根本とは、

子育てにおける考え方だ。


子育ての究極の目的は

前にも述べたことがあるが、

「子供を独立させる」ことにある。

自立させ、自分で稼いで食っていけるようにすることにある。

それは一人身であろうが家族を持とうが関係ない。


ライオンが子どもを崖から突き落とすような厳しい姿勢が必要なのだ。

まあ、そこまでしなくても、

甘やかして、共依存的関係を築くべきではない。


ではどういう育て方が良いのか?

一例を示そう。
(あくまでも一例である)


グローバル時代になって久しい。

それに伴い、

日本の国力は急激に低下している。

世界のグローバル化に対応できていないからだ。


これからの時代

生き抜いていくためには何が必要か。


それは、

ズバリ、

「海外力」。


旧態依然とした、時代遅れの日本の教育システムに頼ってばかりでは

ますます生きる力が失われる。
(日本の教育の目的は、考える力を削ぎ、骨抜きにすることにある)


もはや受験勉強における学力偏重の時代じゃない。

なのに、未だに塾に行かせる親が多い。

時代錯誤も甚だしい。


必要なのは「生活力」をつけることだ。


それにはいろんな経験を積ませる必要がある。

塾にばかリ通わせるのは

時間とお金と体力の浪費以外の何ものでもない。


そんなお金があるのなら、

学校を休ませてでも

海外に連れて行きなさい。

海外に出しなさい。


 地球がどこでも教室なのだ


語学力を付けてからなんてそんな悠長なことを言っている状況ではない。

海外に行けば自ずと語学力はつく。

なぜなら、その必要性を身を持って体験するから。


海外は危険だから?

たしかにそうだ。


では日本にいれば絶対安全なのか。

今まではそうだったかもしれない。

だが、今や日本においても災害はもとより、

戦争やテロの脅威はかなり高い確率で存在する。


どこにいても死ぬときは死ぬ。

だが、それまでは

生きて生きて生き抜く力が絶対必要なのだ。


そのために絶対的に必要なもの。

それは、

「サバイバル力」と「適応力」。


そして今日本人に一番欠けている、

「メンタル力」である。


まず、高校を出たら、

子供を親から引き離しなさい。


親離れ、子離れが双方に必要なのだ。





5月24日(水)のつぶやき

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