世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

もう元へは戻れない

2020年04月21日 | 100の力
早くコロナが終息して、

元の生活に戻りたい、

と多くの人が待ち望んでいる。



辞めた方がいいと思う。


本当に元の姿に戻りたいですか?


これまでの仕事という経済活動も、

これまでの生き方というライフスタイルも。


限られた貴重な時間と労力を切り売りし、

お金とモノのためにあくせく働き、

家庭を、自分を、健康を、そして環境(地球)を犠牲にしながら生きてきたのでは。


頑張って生きてきた、

必死で努力してきた。


それは報われましたか。

自遊で、健康で、楽しく、ココロ豊かに生きることができていますか。

今も、これからも。


簡単に、楽して、早く稼ごう、

物事を進めようとしてきた付けが

今こうしてきているのです。


それなのに、

またその生活に戻りたいのですか。


それは、

別れた女房や旦那に復縁を迫るようなものです。


あるいは、

もっといい女(男)がいるはずだと、

青い鳥症候群に罹っているのかもしれませんね。


不要不急の外出は避けましょう、と言っています。


ということは、

そもそも、不要不急のことを多くやって生きてきたのでは。


必要最低限のお金とモノで、

本当に必要な人とだけ会う、

そして愛する人、家族と一緒に共有の時間と空間を持つ。



コロナは教えてくれた。


何が大事で、

何が不必要なのか。


そして、

時間と自遊を与えてくれた。


愛と感謝と貢献(LGC)といった

本当の幸せの形を教えてくれた。


コロナと戦うんじゃない。

共に生きていく選択をしなければならない。


何故なら、

コロナは一旦終息しても

二波、三波が訪れるか、

もっと強毒なウィルスが誕生するかのどちらかだから。


そもそも人類の歴史は

ウィルス(疫病、災害も含めて)との戦いであった。


そして、

いかに技術が発展し、文明が進んでも

この歴史は今後も繰り返される。


もっと悲惨な形で。




考え方、

生き方の価値観を180度変えて、

今こそパラダイムシフトを起こさなければならない。


戦う相手は、

コロナでなくて自分のココロなのだから。



【追記】


生物はエネルギーを必要とする。

エネルギーを得て生まれ、育つ。


もともとそれは、

太陽や空気、水といった

自然エネルギーだった。


そこに、地球という大地を与えらた。


時間もゆっくりと流れていた。

それだけで生きてこれた。



そこに

石炭や石油といった資源エネルギーを使うことによって

便利さとスピード(効率性)を求めてきた。


自然から資源へとその源を変えた時に

人類の悲劇は始まっていた。



人々が希求して止まないのは、

「自由・平等・博愛」ではなかったのか。


それがどうだ。

方向はまるで逆の道を辿っている。


がんじがらめの規制、

ますます大きくなる格差・貧困、

そして、

戦争やテロといった人間同士の殺戮。


挙句、地球環境をボロボロろにしてきた。


今、

石油がだぶつき、

原油価格がマイナスになった。


経済活動が停滞したからだ。


お陰で、

空気が澄んできた。


渋滞も減り、

満員電車に揺られることも少なくなった。


家庭に帰り、

料理をするようになった。


何か、良いことづくめのようではないか。


結局、

経済活動、

すなわち、

お金儲けのために

我々はどれだけのモノ(コト)を犠牲にしてきたのか。


今こそ目覚めなければならない。


今、

苦しいのは

新しい世界への生みの苦しみなのだ。


この苦しみの先に

光が見える。


夢と希望の灯火が。



【追記²】


お金は減っても

たっぷりと与えれた時間を

どう有効に、何に使うか、

にこれからの生き方(幸せ)がかかっています。






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