各地で起きている「東電原発事故・福島避難いじめ」の本質 前編-事例を綴る-2017/01/27
櫻井智志
「本質」を書く前に、実際の様子を掲げたい。読むうちに、したり顔で観念の「本質論」などとても書けない思い。後編を書くときがあったら、本質を事例の重い現実の悲惨さをふまえて書こう。
①事例 Ⅰ 千葉県
「東京新聞」2017年1月27日 夕刊
「避難いじめ」千葉でも 「福島のやつの意見は聞かねえ」
東京電力福島第一原発事故の影響で福島県から千葉県内に避難した三世帯の子どもが、転校先の県内の学校で、いじめが疑われる被害に遭っていたことが分かった。避難者らが国と東電に損害賠償を求めている集団訴訟の弁護団が二十七日、明らかにした。
弁護団によると、三世帯はいずれも千葉地裁の訴訟の原告。弁護団が、子どもに対するいじめと疑われるような事例がないか調べたところ、少なくとも三世帯で確認された。
ある世帯では、子どもが福島県から転校した際、同級生から「何で福島から来るんだ」「福島のやつの意見は聞かねえ」などと言われた。この子どもは周囲に黙ったまま再び転校せざるを得なかったという。転校先では、避難者であることを明かさないよう、学校側に求めた。
別の世帯の子どもは、五年ほど前に県内の小学校に転校した際、同級生から「放射能が来た」などと言われたことを、最近になって母親に打ち明けたという。もう一つの世帯では、子どもが学校でいじめられたと話しているという。
千葉県教育委員会は、県内へ避難し、千葉市を除く公立小中学校、高校、特別支援学校に現在通っている児童、生徒の計二百七十人について調査。いじめは確認されなかったとの調査結果を今月十八日に発表している。千葉市教委も市内の小中学校の児童生徒五十四人について、いじめはなかったとしている。
県教委によると、過去にも、東日本大震災や原発事故に絡むいじめは確認されていないという。
原発事故避難者へのいじめを巡っては、福島県から横浜市に避難した現在中学一年の男子生徒が、小学校時代に同級生から「放射能」と呼ばれたり、計百五十万円をせびられるなどのいじめを受けていたことが判明。福島県から新潟市に避難した小学四年生の男子児童が担任から名前に「菌」を付けて呼ばれていたほか、川崎市でも、いじめが疑われる事案が明らかになっている。
②事例 Ⅱ A 新潟県
「東京新聞」2017年1月23日 夕刊
「まだいじめ つづいています」 原発避難の新潟生徒、昨年7月に作文で訴え
東京電力福島第一原発事故で福島県から新潟県に避難している公立中学一年の女子生徒が、複数の生徒から「菌」と呼ばれるなどした問題で、女子生徒の両親が二十二日、新潟日報社の取材に応じた。女子生徒が作文に書いたいじめの訴えを国語教諭が見落とすなど被害を把握できなかったと説明している学校側に対し、「もっと早く気付いてくれたら、深刻な事態にはならなかった」と憤った。
「人間なのに」と題した作文は原稿用紙四枚分。女子生徒が昨年七月に授業で書いた。小学校時代に受けたいじめを書き連ね、中学でも「まだいじめはつづいています」と訴えた。「私のできることはいじめられている人をたすけてあげること」ともつづった。
「つらいことを思い出して書いている。強くなったねと言いたい」。父親は自宅で取材に応じながら作文を示した。
両親によると、国語教諭は昨年十二月に謝罪に訪れた際、作文を「最後まで読まなかった」と話した。しかし、二十一日夜の保護者会で校長は、全文に目を通したか明言せず「小学校のいじめの内容と受け取り、中学の部分は見落とした」と繰り返したという。一方、地元の教育委員会は二十一日の会見で「夏休みに最後まで読んだ」とした。
女子生徒は小学三年だった二〇一二年八月、家族と共に福島県から自主避難した。福島の小学校の担任からは「誰とでも仲良くなれる子だから心配ない」と言われていたが、転校直後にいじめが始まり、自傷行為をしたこともあった。
中学入学前、両親は小学校でのいじめを踏まえ「娘を注意深く見守ってほしい」と中学側に伝えた。女子生徒は作文以外にも、担任に孤立感などを相談していたという。現在は中学でのいじめで「学校が怖い」と話しており、三学期は一度も登校できていない。
②事例 ⅡB
「東京新聞」2017年1月23日 夕刊
「まだいじめ つづいています」 原発避難の新潟生徒、昨年7月に作文で訴え
東京電力福島第一原発事故で福島県から新潟県に避難している公立中学一年の女子生徒が、複数の生徒から「菌」と呼ばれるなどした問題で、女子生徒の両親が二十二日、新潟日報社の取材に応じた。女子生徒が作文に書いたいじめの訴えを国語教諭が見落とすなど被害を把握できなかったと説明している学校側に対し、「もっと早く気付いてくれたら、深刻な事態にはならなかった」と憤った。
「人間なのに」と題した作文は原稿用紙四枚分。女子生徒が昨年七月に授業で書いた。小学校時代に受けたいじめを書き連ね、中学でも「まだいじめはつづいています」と訴えた。「私のできることはいじめられている人をたすけてあげること」ともつづった。
「つらいことを思い出して書いている。強くなったねと言いたい」。父親は自宅で取材に応じながら作文を示した。
両親によると、国語教諭は昨年十二月に謝罪に訪れた際、作文を「最後まで読まなかった」と話した。しかし、二十一日夜の保護者会で校長は、全文に目を通したか明言せず「小学校のいじめの内容と受け取り、中学の部分は見落とした」と繰り返したという。一方、地元の教育委員会は二十一日の会見で「夏休みに最後まで読んだ」とした。
女子生徒は小学三年だった二〇一二年八月、家族と共に福島県から自主避難した。福島の小学校の担任からは「誰とでも仲良くなれる子だから心配ない」と言われていたが、転校直後にいじめが始まり、自傷行為をしたこともあった。
中学入学前、両親は小学校でのいじめを踏まえ「娘を注意深く見守ってほしい」と中学側に伝えた。女子生徒は作文以外にも、担任に孤立感などを相談していたという。現在は中学でのいじめで「学校が怖い」と話しており、三学期は一度も登校できていない。
②事例 ⅡC
「新潟・原発避難生徒が作文」生徒作文一部省略 新聞には掲載された。webでは配慮しての割愛か。
私が新潟県事例をABCと取り上げたのは、生徒の作文に衝撃を受け、それを共有しようとすることが、この投稿の動機だからだ。肝心の作文は、発見できなかった。新潟県を他の二県よりも問題視しているわけではないことを強くおことわりしておく。
③事例 Ⅲ 神奈川県
原発避難の小学生が「150万円払わされた」→横浜市教委「いじめ認定できない」Twitterでは疑問続出
The Huffington Post | 執筆者: ハフィントンポスト編集部
•
投稿日: 2017年01月21日 17時16分
福島第1原発の事故後、福島県から横浜市に自主避難した中学1年の男子生徒がいじめを受けた問題で、横浜市教育委員会は1月20日、男子生徒が小学生の頃、同級生に総額約150万円を払わされていたとされる行為について、いじめと認定することが難しいという考えを示した。NHKニュースなどが報じた。
男子生徒は、2011年8月、福島県から横浜市に自主避難した直後の小学2年生のときからいじめを受けていた。生徒側の主張によると、小学5年になった5月、「賠償金をもらっているだろう」と遊ぶ金をせびられ、親の持っている現金を持ち出すようになった。両親が「150万円ほど払わされている」と訴えたのに対し、学校の調査では約8万円分しか確認できなかったとして、事実認定が食い違っている。
市の第三者委は2016年11月の報告書で、「金銭授受はいじめから逃れるためだった」と指摘したが、「おごりおごられる関係」として「いじめ」とは認定しなかった。
報告書を受けて生徒側は、2017年1月10日、同級生らとの金銭授受をいじめと認定するよう要望する意見書を横浜市の林文子市長宛てに提出。生徒の代理人は、代理人は「同級生が金銭を要求し、生徒が心身の苦痛を訴えており、いじめ防止対策推進法の定義するいじめに該当することが明らか」と主張していた。代理人はこれまでにも報告書について、「調査開始が遅れ、加害側の聞き取りができないなど踏み込めなかった」との見方を示していた。
NHKニュースによると、岡田優子教育長は20日、市議会の委員会での質問に答え、「関わったとされる子どもたちが、『おごってもらった』と言っていることなどから、いじめという結論を導くのは疑問がある」と述べ、認定は難しいという考えを示した。時事ドットコムによると、岡田教育長は「第三者委員会の答申を覆すのは難しい」などとも話したという。
■ネットからは「おかしい」と言う意見が
この報道に対し、Twitterからは「おかしい」「横浜市民であることが恥ずかしい」などの意見が出ている。
(*この記事にはたくさんのツイッターがこの後に続く。なお写真はこの記事に掲載されていたものを転載させていただいた。)
【私見】
横浜の事例は、神奈川県内川崎市でもマスコミは同種のいじめをとりあげている。いずれもマスコミがとりあげた時点のものだが、事態は悲惨な事実に取り組み対応している市民や関係者など動いている。問題は、過去・事件・将来と時間の経過もあわせて吟味するべきであり、センセーショナリズムで敵味方二分の一時的な騒動ではなんら解決はしない。持続的追求のない報道は、おそらく真実の報道の意義は果たさない。三県限定の問題ではない。日本国全体の福島原発にむきあう大人達の対応の鏡が子どもたちに強い影響を及ぼしており、これは全国の問題である。とりあえずここまでは強調したい。
======「事例編 終了」================
櫻井智志
「本質」を書く前に、実際の様子を掲げたい。読むうちに、したり顔で観念の「本質論」などとても書けない思い。後編を書くときがあったら、本質を事例の重い現実の悲惨さをふまえて書こう。
①事例 Ⅰ 千葉県
「東京新聞」2017年1月27日 夕刊
「避難いじめ」千葉でも 「福島のやつの意見は聞かねえ」
東京電力福島第一原発事故の影響で福島県から千葉県内に避難した三世帯の子どもが、転校先の県内の学校で、いじめが疑われる被害に遭っていたことが分かった。避難者らが国と東電に損害賠償を求めている集団訴訟の弁護団が二十七日、明らかにした。
弁護団によると、三世帯はいずれも千葉地裁の訴訟の原告。弁護団が、子どもに対するいじめと疑われるような事例がないか調べたところ、少なくとも三世帯で確認された。
ある世帯では、子どもが福島県から転校した際、同級生から「何で福島から来るんだ」「福島のやつの意見は聞かねえ」などと言われた。この子どもは周囲に黙ったまま再び転校せざるを得なかったという。転校先では、避難者であることを明かさないよう、学校側に求めた。
別の世帯の子どもは、五年ほど前に県内の小学校に転校した際、同級生から「放射能が来た」などと言われたことを、最近になって母親に打ち明けたという。もう一つの世帯では、子どもが学校でいじめられたと話しているという。
千葉県教育委員会は、県内へ避難し、千葉市を除く公立小中学校、高校、特別支援学校に現在通っている児童、生徒の計二百七十人について調査。いじめは確認されなかったとの調査結果を今月十八日に発表している。千葉市教委も市内の小中学校の児童生徒五十四人について、いじめはなかったとしている。
県教委によると、過去にも、東日本大震災や原発事故に絡むいじめは確認されていないという。
原発事故避難者へのいじめを巡っては、福島県から横浜市に避難した現在中学一年の男子生徒が、小学校時代に同級生から「放射能」と呼ばれたり、計百五十万円をせびられるなどのいじめを受けていたことが判明。福島県から新潟市に避難した小学四年生の男子児童が担任から名前に「菌」を付けて呼ばれていたほか、川崎市でも、いじめが疑われる事案が明らかになっている。
②事例 Ⅱ A 新潟県
「東京新聞」2017年1月23日 夕刊
「まだいじめ つづいています」 原発避難の新潟生徒、昨年7月に作文で訴え
東京電力福島第一原発事故で福島県から新潟県に避難している公立中学一年の女子生徒が、複数の生徒から「菌」と呼ばれるなどした問題で、女子生徒の両親が二十二日、新潟日報社の取材に応じた。女子生徒が作文に書いたいじめの訴えを国語教諭が見落とすなど被害を把握できなかったと説明している学校側に対し、「もっと早く気付いてくれたら、深刻な事態にはならなかった」と憤った。
「人間なのに」と題した作文は原稿用紙四枚分。女子生徒が昨年七月に授業で書いた。小学校時代に受けたいじめを書き連ね、中学でも「まだいじめはつづいています」と訴えた。「私のできることはいじめられている人をたすけてあげること」ともつづった。
「つらいことを思い出して書いている。強くなったねと言いたい」。父親は自宅で取材に応じながら作文を示した。
両親によると、国語教諭は昨年十二月に謝罪に訪れた際、作文を「最後まで読まなかった」と話した。しかし、二十一日夜の保護者会で校長は、全文に目を通したか明言せず「小学校のいじめの内容と受け取り、中学の部分は見落とした」と繰り返したという。一方、地元の教育委員会は二十一日の会見で「夏休みに最後まで読んだ」とした。
女子生徒は小学三年だった二〇一二年八月、家族と共に福島県から自主避難した。福島の小学校の担任からは「誰とでも仲良くなれる子だから心配ない」と言われていたが、転校直後にいじめが始まり、自傷行為をしたこともあった。
中学入学前、両親は小学校でのいじめを踏まえ「娘を注意深く見守ってほしい」と中学側に伝えた。女子生徒は作文以外にも、担任に孤立感などを相談していたという。現在は中学でのいじめで「学校が怖い」と話しており、三学期は一度も登校できていない。
②事例 ⅡB
「東京新聞」2017年1月23日 夕刊
「まだいじめ つづいています」 原発避難の新潟生徒、昨年7月に作文で訴え
東京電力福島第一原発事故で福島県から新潟県に避難している公立中学一年の女子生徒が、複数の生徒から「菌」と呼ばれるなどした問題で、女子生徒の両親が二十二日、新潟日報社の取材に応じた。女子生徒が作文に書いたいじめの訴えを国語教諭が見落とすなど被害を把握できなかったと説明している学校側に対し、「もっと早く気付いてくれたら、深刻な事態にはならなかった」と憤った。
「人間なのに」と題した作文は原稿用紙四枚分。女子生徒が昨年七月に授業で書いた。小学校時代に受けたいじめを書き連ね、中学でも「まだいじめはつづいています」と訴えた。「私のできることはいじめられている人をたすけてあげること」ともつづった。
「つらいことを思い出して書いている。強くなったねと言いたい」。父親は自宅で取材に応じながら作文を示した。
両親によると、国語教諭は昨年十二月に謝罪に訪れた際、作文を「最後まで読まなかった」と話した。しかし、二十一日夜の保護者会で校長は、全文に目を通したか明言せず「小学校のいじめの内容と受け取り、中学の部分は見落とした」と繰り返したという。一方、地元の教育委員会は二十一日の会見で「夏休みに最後まで読んだ」とした。
女子生徒は小学三年だった二〇一二年八月、家族と共に福島県から自主避難した。福島の小学校の担任からは「誰とでも仲良くなれる子だから心配ない」と言われていたが、転校直後にいじめが始まり、自傷行為をしたこともあった。
中学入学前、両親は小学校でのいじめを踏まえ「娘を注意深く見守ってほしい」と中学側に伝えた。女子生徒は作文以外にも、担任に孤立感などを相談していたという。現在は中学でのいじめで「学校が怖い」と話しており、三学期は一度も登校できていない。
②事例 ⅡC
「新潟・原発避難生徒が作文」生徒作文一部省略 新聞には掲載された。webでは配慮しての割愛か。
私が新潟県事例をABCと取り上げたのは、生徒の作文に衝撃を受け、それを共有しようとすることが、この投稿の動機だからだ。肝心の作文は、発見できなかった。新潟県を他の二県よりも問題視しているわけではないことを強くおことわりしておく。
③事例 Ⅲ 神奈川県
原発避難の小学生が「150万円払わされた」→横浜市教委「いじめ認定できない」Twitterでは疑問続出
The Huffington Post | 執筆者: ハフィントンポスト編集部
•
投稿日: 2017年01月21日 17時16分
福島第1原発の事故後、福島県から横浜市に自主避難した中学1年の男子生徒がいじめを受けた問題で、横浜市教育委員会は1月20日、男子生徒が小学生の頃、同級生に総額約150万円を払わされていたとされる行為について、いじめと認定することが難しいという考えを示した。NHKニュースなどが報じた。
男子生徒は、2011年8月、福島県から横浜市に自主避難した直後の小学2年生のときからいじめを受けていた。生徒側の主張によると、小学5年になった5月、「賠償金をもらっているだろう」と遊ぶ金をせびられ、親の持っている現金を持ち出すようになった。両親が「150万円ほど払わされている」と訴えたのに対し、学校の調査では約8万円分しか確認できなかったとして、事実認定が食い違っている。
市の第三者委は2016年11月の報告書で、「金銭授受はいじめから逃れるためだった」と指摘したが、「おごりおごられる関係」として「いじめ」とは認定しなかった。
報告書を受けて生徒側は、2017年1月10日、同級生らとの金銭授受をいじめと認定するよう要望する意見書を横浜市の林文子市長宛てに提出。生徒の代理人は、代理人は「同級生が金銭を要求し、生徒が心身の苦痛を訴えており、いじめ防止対策推進法の定義するいじめに該当することが明らか」と主張していた。代理人はこれまでにも報告書について、「調査開始が遅れ、加害側の聞き取りができないなど踏み込めなかった」との見方を示していた。
NHKニュースによると、岡田優子教育長は20日、市議会の委員会での質問に答え、「関わったとされる子どもたちが、『おごってもらった』と言っていることなどから、いじめという結論を導くのは疑問がある」と述べ、認定は難しいという考えを示した。時事ドットコムによると、岡田教育長は「第三者委員会の答申を覆すのは難しい」などとも話したという。
■ネットからは「おかしい」と言う意見が
この報道に対し、Twitterからは「おかしい」「横浜市民であることが恥ずかしい」などの意見が出ている。
(*この記事にはたくさんのツイッターがこの後に続く。なお写真はこの記事に掲載されていたものを転載させていただいた。)
【私見】
横浜の事例は、神奈川県内川崎市でもマスコミは同種のいじめをとりあげている。いずれもマスコミがとりあげた時点のものだが、事態は悲惨な事実に取り組み対応している市民や関係者など動いている。問題は、過去・事件・将来と時間の経過もあわせて吟味するべきであり、センセーショナリズムで敵味方二分の一時的な騒動ではなんら解決はしない。持続的追求のない報道は、おそらく真実の報道の意義は果たさない。三県限定の問題ではない。日本国全体の福島原発にむきあう大人達の対応の鏡が子どもたちに強い影響を及ぼしており、これは全国の問題である。とりあえずここまでは強調したい。
======「事例編 終了」================