A
トランプ大統領は「貿易と軍事」が議題とツイッターで明確に公言している。日本国民は「沖縄基地撤去と経済政策の公正化」だ。安倍首相は「アメリカ大統領の言うがまま」だろう。日本が国際社会から嗤われものとならぬよう、安易な放言はやめていただきたい。売国政治は日本沈没にしか導かない。トランプには当選するだけの支持者も多くいる。だが、数の次元ではなく、大統領としての、政治家としてのアメリカ国家を統治する品格と見識はどうだろうか。あまりに低劣、あまりに低俗自己実利本位だ。国賓として招かれ、「貿易はもっとフェアに」と呼びかけた。ソフトバンクの孫社長やトヨタ自動車の豊田社長に儀礼の挨拶を送っても二言目は商談の呼びかけだ。「貿易と軍事だ」と言いつつ、今回は新天皇即位のお祝と述べ、すぐに経済・貿易に戻る。トランプにとって言語は、駆け引きの記号でしかなく、論理的一貫性も言語的コミュニケーションの信義も希薄だ。
a
明日のゴルフは猛暑の中。たっぷり猛暑を体験して米日トップが拒否している地球温暖化協定が、いかに緊急を要するか、感じ取っていただきたい。ゴルフ中に地震が起きれば,こんな狭い領土に原発がひしめいて放射能も核燃料ごみも破滅的であることを想像していただきたい。
B
警戒レベルの綿密化は良いことだ。これは災害発生時以降の情報。私は
❶地域工学・都市工学の環境サイドから現在の日本の国土がどうなっているか解明
❷問題改善の学問的検討
❸自治体や政府の防災対策実施。
この3つの側面からの根本的対応が必要と考える。災害を社会性から把握する。
C
古代エジプト王朝に迫害された民族をモーゼが先導し避難した。「モーゼの十戒」の頃だ。おいかけるエジプト軍をとどめるモーゼの奇蹟。現代南米からの民族移動と同じではないが。
芥川龍之の短編介『蜘蛛の糸』も似た印象をもつ。極楽から血の池におろされた一本の糸。犍陀多が糸が切ると自らも真っ逆様に。釈迦は哀しそうに見つめ立ち去る。