事実の丹念な取材がもつ説得力と胸に響くジャーナリズムの貴重さ
❶一般ニュース
・「能登半島地震ボランテイア」ボランテイアの受け入れが始まった。被災者の不安に、寄り添うだけで心強い面もあるだろう。
・「春節」中国は90億人!国内だけでも影響は大きなものとなる。
・イスラエル首相府の「ハマス殲滅」。おそろしい発想だ。
❷ 特集Ⅰ:群馬県高崎市 朝鮮人慰霊碑撤去
朝鮮人慰霊碑の強制撤去。戦争で日本が強制連行した朝鮮や中国の労働者が日本国内で差別と収奪をされた。右翼団体の怒号がとびかう。生まれて育った高崎市。保守的だが故郷は人情の篤い土地柄だ。哀しく残忍な仕打ちだ。日本軍は朝鮮や中国から強制労働に駆り立ててきた。北海道の真冬に鉄道敷設に酷使された中国人りゅうりぇんれんは、真冬の原野に逃げた。茨木のり子さんの長編叙事詩に記されている。中国や朝鮮への過酷な仕打ち。
群馬県知事山本一太氏は自民党国会議員でも有力なひとりだった。父親の山本富雄氏は県会議員として自民党でも重鎮だった。後に参院議員になったと思う。山本知事は当選後に県政をてきぱきとこなし見直されていた。だが二期目当選し、行動的にと発言していた。保守群馬は合理派と極右派。
あっというまに追悼碑は撤去された。沖縄県で話題となった「代執行」は群馬県で最初に行われた。住民の心情などおかまいなしに。沖縄県民が戦後闘い続け民意を表明してきたことにその重みに重要さがあった。沖縄は6月23日に県議選がある。今回の勇気ある反対派に感謝する。
「代執行」
沖縄で裁判所が使った言葉が群馬県で実行。政府は強硬に行った。反対派が勇気ある行動に立ちあがったことに感銘を覚える。だがいまがどんな時代か痛感。6月23日に沖縄県議選がある。市民がたちあがらない限り権力の行使は横暴になっていく。
❸ 特集Ⅱ:性被害者を自死においこむ「同調圧力社会ニッポン」
男性の同性愛は大名とお小姓、古代ギリシャの「プラトン愛」など世間にはあったようだ。だがジャニー喜多川の性犯罪は次元が異なる。すべての人間の性愛は個人の尊厳に由来する。被害者が自死する。日本は恐ろしい世の中になったものだ。表面はタレント事務所経営者の性加害問題。その深層に「同調圧力」「空気」が漂う日本社会の変化がある。新聞記者望月衣楚子さんはこの問題を元朝日新聞記者と追及してきた。テレビのように、被害者を励ます支援者の勇気ある女性。気になるのは裁判所の変質。まちまちだが無視できない。性被害者を支援するNPOの森山さんの言葉が印象深い。新たな体制の事務所側と一緒に誹謗中傷に取り組むことで、性被害者たちが受けた中傷が減るようにしたいと。多くの善意の集合で改善の方向へむかってほしい。
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❶一般ニュース
・「能登半島地震ボランテイア」ボランテイアの受け入れが始まった。被災者の不安に、寄り添うだけで心強い面もあるだろう。
・「春節」中国は90億人!国内だけでも影響は大きなものとなる。
・イスラエル首相府の「ハマス殲滅」。おそろしい発想だ。
❷ 特集Ⅰ:群馬県高崎市 朝鮮人慰霊碑撤去
朝鮮人慰霊碑の強制撤去。戦争で日本が強制連行した朝鮮や中国の労働者が日本国内で差別と収奪をされた。右翼団体の怒号がとびかう。生まれて育った高崎市。保守的だが故郷は人情の篤い土地柄だ。哀しく残忍な仕打ちだ。日本軍は朝鮮や中国から強制労働に駆り立ててきた。北海道の真冬に鉄道敷設に酷使された中国人りゅうりぇんれんは、真冬の原野に逃げた。茨木のり子さんの長編叙事詩に記されている。中国や朝鮮への過酷な仕打ち。
群馬県知事山本一太氏は自民党国会議員でも有力なひとりだった。父親の山本富雄氏は県会議員として自民党でも重鎮だった。後に参院議員になったと思う。山本知事は当選後に県政をてきぱきとこなし見直されていた。だが二期目当選し、行動的にと発言していた。保守群馬は合理派と極右派。
あっというまに追悼碑は撤去された。沖縄県で話題となった「代執行」は群馬県で最初に行われた。住民の心情などおかまいなしに。沖縄県民が戦後闘い続け民意を表明してきたことにその重みに重要さがあった。沖縄は6月23日に県議選がある。今回の勇気ある反対派に感謝する。
「代執行」
沖縄で裁判所が使った言葉が群馬県で実行。政府は強硬に行った。反対派が勇気ある行動に立ちあがったことに感銘を覚える。だがいまがどんな時代か痛感。6月23日に沖縄県議選がある。市民がたちあがらない限り権力の行使は横暴になっていく。
❸ 特集Ⅱ:性被害者を自死においこむ「同調圧力社会ニッポン」
男性の同性愛は大名とお小姓、古代ギリシャの「プラトン愛」など世間にはあったようだ。だがジャニー喜多川の性犯罪は次元が異なる。すべての人間の性愛は個人の尊厳に由来する。被害者が自死する。日本は恐ろしい世の中になったものだ。表面はタレント事務所経営者の性加害問題。その深層に「同調圧力」「空気」が漂う日本社会の変化がある。新聞記者望月衣楚子さんはこの問題を元朝日新聞記者と追及してきた。テレビのように、被害者を励ます支援者の勇気ある女性。気になるのは裁判所の変質。まちまちだが無視できない。性被害者を支援するNPOの森山さんの言葉が印象深い。新たな体制の事務所側と一緒に誹謗中傷に取り組むことで、性被害者たちが受けた中傷が減るようにしたいと。多くの善意の集合で改善の方向へむかってほしい。
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