アメリカ合衆国国際開発庁(USAID)等は、毎年、カンボジアにおける携帯電話についての調査を実施しています。12月14日に2016年の調査報告書が発表されました。この調査は、無作為に抽出された、15歳から65歳の2061人にアンケート調査を行ったものです。
携帯電話については、96%が保有しており、残り4%も家族の携帯で連絡が取れる状況にあり、携帯電話で全く連絡が取れないのはわずか5名だったとのことです。この結果から、カンボジア国内の携帯電話数は1038万台と推定しています。スマートフォンについては、48%が保有するに至っています(2013年は20%)。メーカーは、サムスンが43%、アップルが34%となっています。
フェイスブックは急速に浸透しており、48%がフェイスブックを使用したことありと回答しています。また、ニュースソースとしても、フェイスブック(30%)が初めてテレビ(29%)を上回りました。
モバイル送金も浸透しており、70%が利用したことありと回答しました。よく利用しているモバイル送金(複数回答)は、ウイングが支配的で96%、次いでeMoney(18%)、TrueMoney(15%)、AMK(8%)等となっています。
報告書では、スマートフォーンとフェイスブックの浸透により、カンボジア人が「読む」「書く」機会が格段に増えていると指摘し、評価しています。
(写真は、モンドルキリ州とラタナキリ州を結ぶ国道76号線沿いに敷設された光ケーブル。カンボジアではほとんど全土で携帯電話・インターネットが利用可能です。)
調査報告書(英文です)
http://asiafoundation.org/publication/mobile-phones-internet-use-cambodia-2016/
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携帯電話については、96%が保有しており、残り4%も家族の携帯で連絡が取れる状況にあり、携帯電話で全く連絡が取れないのはわずか5名だったとのことです。この結果から、カンボジア国内の携帯電話数は1038万台と推定しています。スマートフォンについては、48%が保有するに至っています(2013年は20%)。メーカーは、サムスンが43%、アップルが34%となっています。
フェイスブックは急速に浸透しており、48%がフェイスブックを使用したことありと回答しています。また、ニュースソースとしても、フェイスブック(30%)が初めてテレビ(29%)を上回りました。
モバイル送金も浸透しており、70%が利用したことありと回答しました。よく利用しているモバイル送金(複数回答)は、ウイングが支配的で96%、次いでeMoney(18%)、TrueMoney(15%)、AMK(8%)等となっています。
報告書では、スマートフォーンとフェイスブックの浸透により、カンボジア人が「読む」「書く」機会が格段に増えていると指摘し、評価しています。
(写真は、モンドルキリ州とラタナキリ州を結ぶ国道76号線沿いに敷設された光ケーブル。カンボジアではほとんど全土で携帯電話・インターネットが利用可能です。)
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