カンボジア経済

カンボジアの経済について、お堅い数字の話から、グルメ情報といったやわらかい話まで、ビジネス関係の方にお役に立つブログです

日本人会忘年会2016

2016年12月18日 | 経済
 12月11日にプノンペン・ラッフルズホテルでカンボジア日本人会の忘年会が開催されました。150名ほどの会員が参加し、お子さんの参加も多くてほのぼのとした会でした。今年は、女性会員の皆さんの素晴らしいコーラス(写真上)でスタートしました。今年のテーマの「笑う門には、福来たる!~食べて、飲んで、笑って~」の通りの楽しいイベントでした。
 今年もJICA所長の扮するサンタクロースもお子さんたちの人気を集めていました。クイズや大抽選会等もあって、楽しい時間を過ごせました。小生のテーブルは、大抽選会第1位も出て、とても盛り上がりました。
 幹事の皆様、ご苦労様でした。また、来年もぜひ参加したいものです。

カンボジア日本人会
http://www.jacam.cc/

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ローカルベーカリー Home du Pain

2016年12月17日 | 生活環境
 パストゥール通り沿いにちょっと素敵なカフェがあり、気になっていたのですが、初めて訪問してみました。場所は、パストゥール通り(St. 51)と208通り(Le Pointのある通り)の交差点の角です。お店の外観は、三角屋根が目立つ可愛い造りです。インテリアは、大きなガラス窓を活かして、明るい感じを出しています。たくさんの種類のローカル風のケーキがショーケースに並んでいるのが目を惹きます。ドリンク類は、ごく普通です。お客さんは、ローカルの若い方がほとんどでしたが、ほぼ満員の盛況でした。こうした、カフェ巡りも時には楽しいものです。

Home du Pain Bakery
#139, St. 51
https://www.facebook.com/Home-Du-Pain-Bakery-143741225680668/

ショーケースにはちょっと懐かしい感じもするケーキが並んでいます。


店内は、地元の若い方で一杯ですが、明るい落ち着いた雰囲気です。



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コカ・コーラ新工場を稼働

2016年12月16日 | 経済
 12月5日、カンボジアでコカ・コーラの製造・販売を手掛けるカンボジア・ビバレッジ・カンパニーは、プノンペン経済特区内で建設してきた新工場の完工式典を開催しました。式典には、フン・セン首相やビル・ヘイト米国大使も参加しました。
 新工場は、敷地面積12.5ヘクタール、建屋面積2万5000平方メートルで、総投資金額は1億ドル(約115億円)としています。生産ラインは2ラインで始め、今後更に6ラインを設置していく計画です。工場は、国際的な環境認証制度のエネルギー環境設計リーダーシップ(Leadership in Energy and Environment Design: LEED)の認証を受けており、照明の自動化等の省エネや雨水の利用等のリサイクル等にも様々な配慮がなされているとのことです。
 カンボジアへの米国の投資はあまり目立ったものがありませんでしたが、コカ・コーラの工場稼働により、今後の投資の呼び水となることが期待されます。
(写真はコカ・コーラのサイトより)

コカ・コーラのサイト(英文です)
http://www.coca-colacompany.com/coca-cola-unbottled/coca-cola-opens-new-bottling-plant-in-cambodia



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カンボジア中央銀行 貸付のリエル建て化を促進へ

2016年12月15日 | 経済
 12月1日、カンボジアの中央銀行であるカンボジア国立銀行(NBC)は、金融機関の自国通貨建て信用供与に関する省令第B7.016.334.P.K号を公布しました。この省令の目的は、高度にドル化しているカンボジア経済の状況に対し、金融機関(銀行及びマイクロファイナンス機関)の自国通貨(リエル)建ての信用供与を促進することにあります。省令では、2019年12月31日までに金融機関に自国通貨建ての貸付を貸付全体の10%以上とすることを求めています。また、リエル建て信用供与の状況について、NBCが監督するとしています。
 カンボジアは、高度にドル化した経済であり、市中現金の8割以上、銀行預金の9割以上が外貨(主に米ドル)となっています。現在までのところ、この状況は、海外からの投資促進や物価の安定等にポジティブな効果をもたらしてきましたが、金融政策が十分に行えないことやドル高による影響等のネガティブな側面も目立ち始めています。このため、カンボジア政府では、緩やかな脱ドル化を進めており、今回の自国通貨建て信用供与の促進もその一環と見られます。今回導入された規制では自国通貨建ての比率が10%と低いため、当面大きな影響はないものと見られますが、これまでの他国での脱ドル化の経験では、時間をかけてゆっくり進めることが肝要であり、急激な脱ドル化の動きは避ける必要があるものと見られます。

中央銀行が公布した省令(英文仮訳)
https://www.nbc.org.kh/download_files/legislation/prakas_eng/Prakas-on-providing-KHR-credit-eng.pdf




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JNNC月例会での講演 存在感を増すカンボジア

2016年12月14日 | 経済
 カンボジアでは、さまざまな国際協力機関が活動しています。国際連合の各機関、日本のJICAのような公的機関に加えて、国際的に活動しているNGO(非政府組織:Non-Governmental Organization)も多数活動しています。この数多くあるNGOに所属する、日本人ワーカーの自主的な活動を促進し、相互交流や連携活動を図るために、「在カンボジアNGO日本人ネットワーク (Japanese NGO Worker’s Network in Cambodia: JNNC)があります。
 JNNCでは、毎月1回の月例会を開催しています。12月10日の月例会では、カンボジアの政治経済の状況について、カンボジア総合研究所CEO/チーフエコノミストの鈴木博より、「存在感を増すカンボジア:カンボジア投資の魅力と課題」と題した講演が行われました。参加者からも多数の質問があり、熱心な議論がなされました。この他、JICAによる研修の説明、情報交換等が行われました。
 カンボジアでの活動を効果的・効率的に実施していくという観点からも、JNNCのようなネットワークは重要であり、今後の更なる活動が期待されます。


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世界経済フォーラム 国際貿易競争力報告書2016

2016年12月13日 | 経済
 世界経済フォーラム(WEF)では、世界各国(今年は136か国)の貿易競争力についてのレポートを発表しています。11月30日に2016年版が公表されました。
 カンボジアの順位は98位と前年の102位からランクを若干上げています。周辺諸国では、マレーシア37位(前年38位)、タイ63位(72位)、インドネシア70位(74位)、ベトナム73位(87位)、フィリピン82位(81位)等となっています。1位はシンガポール(前年も1位)で、日本は16位でした。
 カンボジアの良い点としては、特恵関税制度の享受等により、海外市場アクセスは世界で5位の高得点です。また、今年、世界貿易機関(WTO)の貿易円滑化協定を批准したことも評価されています。輸入に際しても、関税を大幅に引き下げてきており、44.6%の品目が無税となっています。他方、非効率な手続きが課題で、過剰な提出書類や国境での非効率な手続き、手続の不透明性等については、厳しい評価を受けています。また、インフラの整備や知的所有権についても課題とされています。
 このランキングでは、国際的な競争が厳しく、カンボジアはなかなか上位に上がってくることができていません。各種手続きの改善・改革は、着実な実施だけでなくその実施スピードも重要となっています。
(写真は、日本の支援で整備されたシアヌークビル港コンテナターミナル)

世界経済フォーラムのサイト(英文です)
http://reports.weforum.org/global-enabling-trade-report-2016/


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メルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」今週号は本日発行です

2016年12月12日 | 一般
 ブログ「カンボジア経済」は、毎日更新して、カンボジア経済情報をデイリーにお伝えしています。これらの情報をまとめて週刊でメルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」を発行しています。毎週月曜日に発行しています。「無料」です。
 配信御希望の方は、下記のアドレス、または右側のブックマークから、まぐまぐのページで皆様のメールアドレスのご登録をお願いします。

 メールマガジン「週刊カンボジア経済ニュース」
http://archive.mag2.com/0001154670/index.html


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アンコール遺跡群が連続1位 海外観光スポットランキングで

2016年12月12日 | 経済
 旅行の口コミ&ランキングサイトを運営するトリップアドバイザー社は、トリップアドバイザーに投稿された日本語のクチコミでの評価をもとに「行ってよかった!日本人に人気の海外観光スポット ランキング 2016」を発表しました。1位には、カンボジアのアンコール遺跡群が、昨年に引き続き選ばれました。口コミには「朝日が昇る頃のアンコールワットは昼間とは全く別の表情を見せてくれます。」、「実物のアンコールワットは想像以上でした。」など、絶賛のコメントが並びました。
 なお、2位は昨年の47位から大躍進したアンテロープキャニオン(アメリカ)、3位はサグラダ・ファミリア教会(スペイン)、4位はグランドキャニオン(アメリカ)、5位はシェイク・ザイード・グランドモスク(アラブ首長国連邦)でした。
 今回のランキングは、2015年10月~2016年9月の1年間に、海外の観光スポットに投稿された日本語の口コミ評価(5段階)の平均、口コミの投稿数などをもとに、独自のアルゴリズムで集計したものとのことです。

トリップアドバイザーのサイト
http://tg.tripadvisor.jp/news/ranking/overseaattractions_2016/



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山の上の王都 ウドン 再訪

2016年12月11日 | 社会・風土
 ウドンは、1618年から1866年までカンボジアの王都でした。小高い山の頂上に、今もたくさんの仏塔が立っています。8年ぶりに再訪しました。ちなみに、讃岐うどん等の「うどん」という名称は、その昔この王都から日本に持ち帰られた麺があり、この王都の名「ウドン」から転じたものという説もあります。
 国道5号線でプノンペンの北へ車で約1時間のところです。屋台やレストランに囲まれた駐車場から急な階段を登ります。結構きついです。苦労して上まで登ると素晴らしい景色が広がっています。雨期が終わった時期だったので、きれいな緑の景色が楽しめました。山上には、真新しいものから苔むした古いものまで、仏塔と仏像が尾根道沿いに並んでいます。クメールルージュに破壊されたと言う大仏様は、8年前は屋根もなく寂しいお姿でしたが、今はすっかり修復されて、お参りする方が後を絶ちません。
 ふもとのローカルレストランや屋台で、ちょっと食事をするのも楽しめます。良い運動にもなりますので、プノンペン郊外の軽い観光コースとしてお勧めです。

ブログ「カンボジア経済」2008年2月21日「山の上の王都 ウドン」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/76ef260c152ad08fb598719af86a31b2

急な階段を登ります。


山頂のパゴダからは素晴らしい景色が望めます。


大仏様もしっかり修復されていました。


尾根道沿いにたくさんの仏塔が並びます。



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ラタナキリ州の州都バンルンのカフェバー アリー

2016年12月10日 | 社会・風土
 ラタナキリ州の州都バンルンにあるカフェバー「アリー」です。尾根沿いにあって、谷を望んでいるので、いい景色と夕日が楽しめます。木のぬくもりが感じられるインテリアで、景色が楽しめるようなオープンな造りです。メニューはインターナショナルです。黒板に書いてあるスペシャルメニューがお勧めだそうです。夕方に行って、夕日を眺めながら一杯やるには最適です。オーナーは西洋系の方なので、お客さんも西洋系の方が多いようです。ラタナキリをご訪問の際は、ぜひお試しください。

Café Alee
https://www.facebook.com/pages/Cafe-Alee-Banlung/354758448020580

谷に面したカウンターからは素晴らしい眺望と夕日が楽しめます。ビールが美味しいです。



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日米英の商工会 交流会を開催

2016年12月09日 | 経済
 12月6日、カンボジア日本人商工会、米国商工会(AMCHAM)、英国商工会(BRITCHAM)の共催で、共同ネットワーキング会合が、プノンペンのインターコンチネンタルホテルで、初めて開催されました。会合には、堀之内秀久日本大使、ウィリアム・ヘイト米国大使、カシェル・グリーソン英国公使も参加しました。
 3カ国の商工会の交流を深めることで、各国の企業が抱える問題に対してカンボジア政府への政策提言などで影響力を高めていく効果もあるものと期待されます。カンボジア日本人商工会の有井淳会長は、「安定した開発や社会正義の維持、環境保護に向けた各国企業の連携が必要だ」と話しました。

カンボジア日本人商工会のサイト
http://www.jbac.info/


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リサイクルショップのハードオフ プノンペンに出店

2016年12月08日 | 経済
 11月30日、日本でリサイクルショップを運営するハードオフコーポレーションは、カンボジアに古着や雑貨などを取り扱う中古品販売店「モッタイナイワールド エコタウン ノースブリッジ店」を12月9日に開店すると発表しました。ハードオフは、ブックオフとは友好企業として発展してきたこともあり、ロゴマークや店内環境(照明やデザイン等)も共通のものとなっています。
 カンボジア店は、フランチャイズ加盟店であるありがとうサービスのカンボジア子会社が運営するとのことです。売り場面積は約560平方メートルで、日本では家電中古品の「ハードオフ」、古着などの「オフハウス」、玩具などの「ホビーオフ」が取り扱っている商品を販売する計画です。商品は、日本から輸出するとしています。
 カンボジアでは、日本等からの中古品を販売するリサイクルショップが数を増やしており、好調です。日本からの進出というと、製造業を思い浮かべてしまいますが、こうしたサービス業の進出も今後増加していくものと期待されます。

ハードオフの新聞発表
http://www.hardoff.co.jp/news/n379/


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日本の支援でプノンペン都にバスを供与

2016年12月07日 | 経済
 11月30日、国際協力機構(JICA)は、カンボジア政府との間で「プノンペン公共バス交通改善計画」を対象として、13億9600万円を限度とする無償資金協力の贈与契約を締結したと発表しました。
 プノンペンでは、近年の経済発展や急激な都市化の進行を背景に登録車両台数が増加し続けており、その結果、交通渋滞や都市環境の悪化が深刻化しつつあります。今後も引き続き人口増加が予測され、2035年には2013年の1.7倍の約287万人まで達する見込みです。プノンペン都は2014年9月にバス公社を設立して公共路線バスを運営していますが、利用料金は安価に設定されていて収入が限られていることから、中古のバス(写真上)を何とか走らせている状況です。また、プノンペン都は今後、渋滞解消に貢献する安全で利便性の高い公共路線バス網の整備のため、2020年までに10路線の整備を目指しています。このため、今回の事業では、新車のバス140台を数年かけて順次供与するとともに、維持管理用の設備、停留所の設備等も供与する予定です。更に、運賃制度の見直しや車両点検整備能力の改善等、バス公社の運営維持管理体制の強化を行う技術協力を組み合わせて実施し、同国のバス事業環境整備を包括的に支援していくとしています。
 公共交通機関の整備や信号システムの整備は、渋滞解消や交通弱者の支援に大きな効果があるものと見られますが、ハードだけでなくソフト面での支援を組み合わせて、総合的な対策を行ない、十分な効果が得られるような工夫が期待されます。

JICAの新聞発表
https://www.jica.go.jp/press/2016/20161130_01.html


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2016年10月の物価上昇率

2016年12月06日 | 経済
 国家統計庁から発表された2016年10月の物価上昇率(対前年同月比)は、3.4%の上昇となりました。物価上昇率は、2012年以降、安定的に推移しています。細かくみると、2013年後半から若干の上昇が続いた後、2014年後半から下降し、2015年終盤から若干の上昇に転じています(2011年9月6.7%、10月5.2%、11月5.7%、12月4.9%、2012年1月5.8%、2月5.4%、3月5.4%、4月4.8%、5月2.2%、6月1.8%、7月1.3%、8月2.2%、9月1.4%、10月1.2%、11月1.4%、12月2.5%、2013年1月1.8%、2月1.7%、3月1.0%、4月1.0%、5月2.8%、6月2.9%、7月4.1%、8月3.4%、9月3.9%、10月4.2%、11月4.1%、12月4.7%、2014年1月4.5%、2月4.3%、3月5.0%、4月4.9%、5月4.6%、6月4.9%、7月4.3%、8月4.1%、9月3.6%、10月2.9%、11月2.4%、12月1.1%、2015年1月0.4%、2月1.6%、3月1.1%、4月1.2%、5月1.0%、6月0.7%、7月0.8%、8月1.0%、9月0.9%、10月1.3%、11月1.9%、12月2.8%、2016年1月3.1%、2月2.3%、3月2.0%、4月2.8%、5月3.2%、6月3.3%、7月3.0%、8月3.0%、9月2.9%)。なお、9月と比べると10月は0.4%の上昇でした。
 ガソリン価格は、政府による価格メカニズム導入の効果もあって細かく動いており、9月の3400リエル/リットルから、10月は3466リエル/リットルに上昇しました。ディーゼルも、9月の3234リエル/リットから、10月は3271リエル/リットルとなりました。最近、40~50ドル近くで推移していた国際石油価格(ニューヨーク市場のWTI)も値上がり傾向に転じており、OPECの減産合意もあって50ドルを超えてきています。カンボジアのガソリン価格も、この国際価格の動きを受けて、今後は若干の上昇に転じるものと見られます。
 国際機関は、カンボジアの物価上昇率を引き続き安定的と見ています。2016年の物価上昇率について、アジア開発銀行は2.8%、世界銀行は3.2%、国際通貨基金(IMF)は3.1%と予測しています。
(写真は、カンボジアではよく見かける移動式の雑貨屋さん。ストゥントレン市内にて。本文とは直接関係ありません。)

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メルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」今週号は本日発行です

2016年12月05日 | 一般
 ブログ「カンボジア経済」は、毎日更新して、カンボジア経済情報をデイリーにお伝えしています。これらの情報をまとめて週刊でメルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」を発行しています。毎週月曜日に発行しています。「無料」です。
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