河岸段丘の凸凹をいくつも越えて
結ばれる線路
秋雨が落ちる中
C11が客車を牽いて
丘を越えてやって来た
2012年 霜月 飯山線 OLYMPUS E-5
朝からの雨も上がり
雲間からドラマチックな斜光線が
長瀞を照らす中
満載の鉱石列車が
山を下って来る
渓の日暮れを知らせるかのように
光る車体が印象的だった
2014年 霜月 秩父鉄道 Nikon Df
めっきり短くなった秋
この色のヨンマルが一番似合うのは
やっぱり朱く染まる時季じゃないか
2014年 霜月 烏山線 小塙 Nikon Df
すっかり色づいた銀杏の木の下
おめかしした子どもたちが
親に手をひかれて
お宮詣で
今日は七五三
2014年 霜月 都電荒川線 宮の前 Nikon Df
高崎線で
ヘッドマークも誇らしげに
12系の先頭に立つEF65501は
国鉄時代を彷彿とさせる
電関人が本格的に鉄道写真を始めた70年代には
東海道、山陽本線で
寝台特急の現役仕業を熟していた
高崎区に来てからは
イベント列車を牽いたりと
細々と頑張っていたが
つい先だってラストランを終え
現役に終止符を打った
ありがとうEF65501よ
そして永遠に・・・
2014年 神無月 高崎線 Nikon Df
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