今年の1000系の導入に当たりひっそりと引退したばたでん3008F。
南海色を纏ったばたでん3008の思い出のカットをちょっと。
年季の入った標識灯回り。
旧南海ズームカーとしての出自の説明。
そして、ばたでんの証、社紋。
お疲れさんでした、ばたでん3008F。
2014年5月 電鉄出雲市駅
つい先日一畑電鉄の3000系2編成が運用から離脱した。
新形式導入に伴う置き換えで、残り2編成も順次置き換え予定である。
元南海ズームカーである3000系や元京王の5000系である2100系など、生え抜きではないもののすっかり一畑の顔になっていた。
1系や50系などの生え抜きからいくつか大手私鉄からの移籍車そしてこの度の東急からの初のステンレス車導入。
バタデンでも例外なく世代交代が進んでいく。
先日運用を離脱した南海色の3008+3018が生え抜きのデハ3と6に見守られながら大社線を行く在りし日の姿。
2014年5月 一畑電鉄大社線 川跡~高浜
バタデン初日の大社線を後にする最終カット。
結構余裕を持ったはずが、慌ただしく松江宍道湖方面へ移動するための乗車電車を狙った。
ちょうど好い具合に弱日がさして・・・。
家路。
そんなイメージにピッタリなシーンを300㎜で切り抜いた。
2014年 皐月 大社線高浜駅
一畑2日目、この日は山陰本線を下っていくため二時間という僅かに限られた朝練をした。
しかも前日の愚図ついていた天気とは打って変わって神々しい朝陽が燦々と神の国雲州を照らしてくれている。
前日掠りもしなかった2100系に朝から幸先よくヒット。
電関人が40年近く前に大社駅で撮っておいた純一畑色の2100系が美しい。
臨時用の赤・白ツートン車は残念ながらホテルに引き上げる際に平田駅脇で目に焼き付けになったが・・・。
折からの強い西風に細かくさざ波立つ水田を前景にすっかりばたでんの顔になっている旧ズームカーこと3000系を、
斐伊川がもたらした肥沃な沖積平野らしい景観に置いて今回のばたでんラストシュートとした。
2014年 皐月 一畑電鉄 雲州平田~布崎 301ㇾ、303ㇾ
斐伊川の齎す沖積平野には、砺波平野のそれと並ぶ散村景観が広がり名物の築地松が見られる。
その散村景観を形成する築地松も美しく手入れされているものを見つけるのは至難であり、ましてバタデン沿線となると限られる。
そんな築地松の立派なお宅を雲州平田と布崎の間で見つけた。
出発の朝、初電からこの場所に狙いを定めての朝練を楽しんだ。
2014年 皐月 一畑電鉄 雲州平田~布崎