狂電関人の写真庫

狂電関人本人のこれまでの写真のストックを思うまま徒然に表現。お立ち寄りの際には一言コメントをいただけると幸いです。

山陰本線 もう一つのお別れ

2010年06月30日 07時44分05秒 | 徒然鉄ネタ
餘部鉄橋のほかに、山陰本線からもう一つお別れするものが・・・

すでに、後継の車両は試運転を始めていますが来春をもってキハ181系が引退します。

金属系のイグゾーストが特徴で、キハ82系と比べると男性的なイメージがありました。

現在は特急はまかぜの運用のみですが、私にとっては伯備線のやくもや山口線のおきの

イメージの方が強い車両で連続勾配を独特のイグゾースト高らかに登る姿が好きです。

奇しくもこの181系のはまかぜ号が餘部鉄橋を渡る最終列車になるとは・・・。

この最終列車を見に餘部に駆けつけたいところですが、

サラリーマンの私には所詮無理な話です。

遠くから181系ディーゼル特急に「お疲れ様!」と声を掛けることにします。

写真は小田~田儀の有名なS字カーブを通過する特急おきです。

多客期なのかキハ181を増結してダブルキハ181が圧巻でした。

撮影;1981年 山陰本線 小田~田儀 Nikon F2 PhotomicSB Nikkor135㎜ f3.5 PKR


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印象 餘部鉄橋

2010年06月29日 23時43分56秒 | 徒然鉄ネタ

もう1日で6月も終わり、1年の半分が過ぎようとしています。

そして来月の半ばには、明治の時代からその役目を果たしてきた偉大な鉄橋である

餘部鉄橋がその役目を終えようとしています。

中学時代にその存在を知り、高校、大学とその雄大な鉄橋を思い通りに撮りたくて

何度も彼の地に足を運びましたが、

とうとうその念願を満たすことはできませんでした。

生涯、私の中に掛かり続ける偉大な橋梁である餘部鉄橋の印象を

お別れの言葉の代わりに少しだけここに表現してみました。


この辺りから山をバックにした風景が好きです。


急行が轟音と共に屋根の真上を通過していきます。


橋の袂の駅にて或る雨の日に。


橋はいつも人々の生活の傍にありました。


風雪に耐え、雨にも負けず列車を通し続けてきました。

そして、ごくろうさまでした。

撮影;1977年~1981年 山陰本線 餘部付近 OLYMPUS OM-1 NikonF2 PhotomicSB TX

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20,000人突破記念です。

2010年06月28日 07時44分48秒 | 徒然鉄ネタ
ついに、拙ブログへの訪問いただいた方がのべ20,000人を超えました。

これもひとえに、30年来お付き合いいただいている鐡友の方々を中心に鐡道趣味という

素晴らしい趣味の輪のなせるところと思います。

今後も、趣味を大切にしながら当ブログの更新を続けていく所存です。

引き続き、ご来場、ご支援、コメントをよろしくお願いいたします。

さて、昨今ブルトレを始め夜行列車の存続が世間でもクローズアップされていますが、

私にとって、寝台特急の代名詞と言えばやはりこの列車「あさかぜ」をおいては

語ることができません。

機関車においても、本当はEF58が一番好きですが残念ながらゴハチがHMを誇らしげに

疾走する優雅な姿を目にしておらず、世代的にいっても急客機として、

その勇姿を一番見ていたのはやはりEF65P型ということになります。

ということで、記念すべき20,000人突破をEF65P+20系のあさかぜで飾りたいと思います。

撮影;1977年(?)山陽本線 下関駅  NikonF2 PhotomicSB サクラカラーⅡ

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反省しきり!失敗のち成功

2010年06月27日 21時46分39秒 | 国鉄・JR 東北

久々の夜な夜なオジサン撮影隊の出撃でした。

いよいよ、カシオペアにEF510が投入され、その上り8010レの初日と訓練運転、

それにED75の常磐スジを追うべく、6/26土曜日の日付変更線間際の電車で蓮田に集合し、

目的地越河を目指します。

真っ暗なうちに現地到着。仮眠ののち雨の待機となりました。

夜明け後とはいえ山間ということも手伝って露出が上がりません。

初日の記念カットということもあり、オーソドックスに押さえるために感度を目いっぱい上げ、

ISO3200にしたのが運の尽き。ノイズリダクションの問題なのか、

以前もあったレリーズタイミングのタイムラグにより、まともに撮れず撃沈。


押さえも兼ねての8010レファーストショット。片パンタをもろに串刺ししこの次は、

タイムラグによって、連写機能が作動せずセカンドカットはフレームアウトしました。

2レほか数本撮影後、気を取り直し他のお二人と常磐線にED75を狙って転戦。


97レは143号機でフルコン状態で通過しました。

そして、後続の93レまで撮影したのち12系利用のハンドル訓練列車を撮りに

越河に戻りました。

そして朝と同じアングルで再チャレンジしました(汗)


今度は、 朝と違って露出も上がったのでうまく行きました。

その後本日夕刻に下る8009レ(2回目)を当初ワシクリにて撮るべくの移動でしたが

RDP3様の知合いのアドバイスもあって栗橋~古河の大カーブで終了しました。


まだまだ所有のE30をうまく使いこなせておらず、

反省しきりながら
内容の濃い撮影行でした。

撮影;2010年6月27日 東北本線 栗橋~越河、常磐線 相馬~日立木
         OLYMPUS E30 ZUIKO D 14~54㎜/40~150㎜

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ハチイチ北斗星に贈る紫陽花

2010年06月26日 13時11分27秒 | 国鉄・JR 関東

いよいよ東北筋の81牽引は北斗星のみになりましたね。

というわけで、以前から気になっている王子の紫陽花を絡めて

一度は81北斗星を撮っておきたくそのチャンスをうかがっていました。

今年は天候が不順で紫陽花の色のピークを見極めるのが大変難しく、

しかも、牽引機の走行距離調整でここ最近の北斗星にはカシ罐が多く登板しており、

私のイメージとしては赤い罐がイメージなのです。

おとといの下りに133号機が運用に就いたことをRDP3さんのブログで確認させていただき、

本日満を持して2レ狙いで王子に向かいました。

現地に到着し、さっそくロケハンをします。

前回の桜と違い花の位置が低いので比較的線路の高さと合わせるのは容易ですが、

花が、線路側に向いており花越しに列車を狙えるポイントを探すのが大変でした。

しかも、逆光側からの撮影でもありこのまま曇天がキープしてくれないと・・・。

さらに手前に新宿湘南ライン(貨物線)と下り線と3本の線路があるので被りにも注意!

と、複合的な条件を気にしながら2レを待ちます。

飛鳥山の斜面からの撮影でしかも紫陽花を入れるため遊歩道から少し藪に入っての

ポジションで、蚊に刺されることを覚悟しての撮影となります(笑)

定刻通過時刻ですが上りは普通電車が通過し、どうも遅延が出ているようです。

さらに蚊に刺されながら待つこと20分ほどでようやく2レが現れました。

まずは、


オーソドックスにフロントフォーカスで紫陽花越しにEF81133号機と客車を押さえます。

そして、


オシ24をバックフォーカスで押さえます。

願わくはテーブルのランプが点いていて欲しいところですが、

終点間近で叶わない願いです。

それではもうひとカット別のアングルで、


エンブレムの横の窓3つにそれぞれ紫陽花を映しこんで・・・

1発勝負でしたが結構うまく行きました。

速度を落としての通過でしたので、落ち着いて撮影できました。

実は、北斗星の通過前後に北王子行きのDE10+コンテナがあるため、

二股かけてドキドキしながらの待機でしたが貨物の時間が微妙にわからないので

確実な2レの方を選択してのポジションを確保。

何とか貨物も撮れましたがその辺は別の機会にいたします。

撮影;2010年6月26日 東北本線 上野~赤羽 2レ北斗星 OLYMPUS E30
         ZUIKO D zoom 14-54㎜ Smode 1/500 +1/3補正

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