2015年も大晦日を迎えました。
公私ともにあれよあれよの一年でしたが、
拙ブログをこの一年ご笑覧いただき誠にありがとうございました。
今年同様に大好きな貨物列車を中心に来年も追いかける所存でございます。
また、線路端で見かけた際には声をかけていただければ幸いでございます。
それでは皆様、良い年をお迎えください。
狂電関人 拝
2015年 大晦日
数年前の年末、煤除け撮影と称して年末の三ノ輪橋に出かけた。
下町風情が其処彼処に残る三ノ輪橋界隈で気ままにシャターを切る。
年の瀬は慌ただしい。
買い物の家族もいつもと違って足早だ。
足早な母親と何処か能天気な子供の笑顔。
電停から延びるアーケードは買出し客でごった返す。
一方、電停に戻ると・・・
可憐に咲いたバラの花がじっと電車の発着を見守る。
慌ただしさの中にもゆっくり時間が流れる下町。
線路脇の神さまも正月を待って師走の陽光にのんびり。
路地裏を覗くと・・・
変わらぬ風景の中、正月飾りのように南天の赤い実だけが
年の瀬を感じさせてくれる。
師走の動と静が入り交じる三ノ輪橋が面白い。
2011年師走
とある冬日、驫木駅に行った。
期待通りの冬の天気である。
列車は来ずとも・・・
饒舌に語り掛けてくれた。
とある冬日の驫木。
2013年睦月 五能線驫木駅
かんばら電車がまだまだ生活路線だったころ。
細かい雪が降りしきる暮時の七谷に加茂からの電車が到着。
車内は家路客で満員。
さあ家までは、もう一息だ。
1982年2月 七谷
クリスマスを過ぎてやって来た寒波によってまとまった雪が降っているようだ。
この冬初めての本格的な雪に合わせて雪山ネタを。
大糸北線の沿線を飾る百名山の一つ「雨飾山」
南斜面と北斜面では随分と趣を異にする雨飾山を撮る。
まずは南斜面。平岩辺りから見るそれは柔らかな稜線を見せる。
それに対して北斜面は、
双耳峰の下は抉れるように落ち込む険しさを見せる。(根知付近より)
さらに下った頸城大野付近からの眺め。
海に出る糸魚川辺りの漁師達の目印にもなったという雨飾山が平野を見守るようにどっしりと聳える。
雨飾山を回り込むように走る大糸北線の単行キハ52を撮る題材として一番のお気に入り。
2007年2月