明日から8月。
北斗星が走る最後の月となる。
思い起こせばブルトレを追って40年。
最後までその力走を見届けたいもの。
この時も9月とはいえ残暑が厳しく望遠レンズの向こうの北斗星は陽炎に揺れていた。
さあ、暑い最中のラストラン。
2010年9月 東北本線 浦和~赤羽 EF510510 2レ(トリミング)
新型牽引機営業導入1ヶ月後に起きた珍事。
台風の影響により運用が狂った車両の回送列車がヘッドマーク付きの牽引機で運転され、
往年のダブル北斗星のようなシーンが1日だけ復活。
先ずは503号機による回8010レ。
それから約10分後に正規の2レを506号機が牽いてやって来た。
ちょっと得したある夏の朝の珍事。
2010年8月15日 東北本線 浦和~赤羽
ほんの一瞬を覗き臨時北斗星の銀罐牽引が続いている。
ブルトレ有終の美を飾る意味でも、残された運転を青×青で全うして欲しいものである。
そんな願いをこの2レ時代の2番機が地元を通過するゲンかつぎ写真で!
2011年7月 EF510502 2レ北斗星 東北本線 浦和~赤羽
今や駅前にはロータリーもできて景観が一変している原田駅界隈。
かつて駅のやや二日市寄りに農業灌漑用の池があった。
この池越しのアングルは、当時電関人のお気に入り。
5011Dおおよどを撮る絶好のポイント。
原田を出発する筑豊本線上り列車の水鏡も・・・。
自宅から最も近い鉄道写真道場だった原田。
上)1977年10月 5011Dおおよど、下)1978年11月 2736レ?
ワシクリにて撮ったイベント列車の回送列車を狙うべく久々のオカポンへ向かう。
ちょうど一発目のバックに見えていた入道雲の方角へ向かうわけで、目的に近づくにつれて空模様が怪しくなってくる。
雨すら落ちかねないと気を揉んだが、通過時にはやや明るくなり…
ヘッドマークを外した回送列車は正に昭和の列車そのものだった。
現地でご一緒した皆様お疲れさまでした。
次回は同様の列車を非電化区間に求めたいものである。
2015年7月19日 高崎線 岡部~本庄 DD51897+旧客5両 回9530レ