狂電関人の写真庫

狂電関人本人のこれまでの写真のストックを思うまま徒然に表現。お立ち寄りの際には一言コメントをいただけると幸いです。

涙雨の渋民

2010年04月30日 07時37分25秒 | 徒然鉄ネタ
東北エリアのED75も常磐線をに若干定期筋を残し風前の灯火になってしまいました。

実は、大学入学前に奥中山や岩手山バックを撮ろうとチャレンジした撮影旅行がありました。

しかしいざ現地に近づくと冷たい雨が振っていてしかも残雪がところどころあるものの、

気温が高めで、視界が悪い状況です。仕方なく駅撮りを決めて渋民駅に降り立つ事に・・・。

記憶が曖昧で、当日が平日だったのか休日だったのか定かではありませんが、

下りゆうづる、上りはつかりと数本旅客列車を撮って、ダイヤもわからず貨物を待ちましたが、

結局姿を現したのは、ED75の重単が1回のみ。さらに次の撮影地へと転戦したのでした。

結局、この時を最後に何度か奥中山界隈のED75撮影計画をするものの実現せず、

私にとって、東北本線蒸気時代の最大の見せ場だった線区のED75は幻になりました。

撮影;1981年3月 東北本線 渋民駅 OLYMPUS OM-1 ZUIKO50㎜ f1.8 TX
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里帰りした電機

2010年04月29日 13時03分26秒 | 徒然鉄ネタ

前から書きたかったネタですが、なかなかスキャンする暇が無く間があいてしまいました。

表題のとおり、嫁ぎ先の鉄道会社から本来の新製導入鉄道会社に里帰りした電機の話です。

東武鉄道電気機関車第一号機の(ED)101で、遥々近江鉄道から東向島の東武鉄道博物館に

帰ってきました。同機はすでに東武時代にED4001に改番され、近江鉄道でも同番号ままに

使われていましたが、里帰り後東武鉄道の並々ならぬ努力により導入当時のED101号に

復元されて、ネコヒゲ5701と共に展示されています。



塗装ほか外装全てを導入当時のED101号は今にも動き出しそうな現役電機の風格が

感じられます。



ニス塗りのような車体の光沢と社紋、形式プレート、EEのエンブレムが美しいです。



NO.741 1928年製造で、当年とって82歳!

以前5701号のことをブログに書きましたが、今年1月に当博物館を訪問した第一の理由は

このED101に会いたかったからなのです。

実は狂電関人は、古典輸入電機も大好きでその保有数が多い近江鉄道は、

以前から気になっており、ようやく2005年春に訪問することができED14などの走行シーンも

偶然撮影できるという嬉しいハプニングもありました。

その際に、まさに今回のED4001号も撮影しておりました。

当然この時はそんなことになるとは夢にも思っておりませんでした。



近江鉄道で、2005年3月に撮影したED4001です。

同年代機には凸型電機が多い中で箱形のボディーで顔が左右非対称というスタイルは

黎明期ならではで、このアクの強さに魅かれます。

東武鉄道の貨物が走っていたのを散々見たにもかかわらずついぞ撮影せずじまい。

そんなことからも1度行きたかった東武鉄道博物館。そしてED101号。

一度訪問してみてください。

撮影;ED101は2010年1月11日 NikonFM3A NikkorMICRO55㎜ KODAK BW400CN
         ED4001は2005年3月        NikonFM3A Nikkor28㎜ TX




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新緑の夜明駅

2010年04月27日 07時43分32秒 | 昔の写真

ブログアップを1日お休みしてしまいました。

もうすぐGWなので、新緑の写真を蔵出しです。(笑)

久大本線と日田彦山線のクロスポイント駅の「夜明」。昔からその駅名に魅かれていました。

高校2年のGW休みを利用して写真部の友人と一緒にキユニ16等を撮影しに件の夜明駅へ

ちょっと山間に入った駅周辺は、さわやかな新緑に包まれていてとても気持ち良かったです。

そんな中で久大本線はキハ55、キハ53、キハ17、キハ35等のごった煮編成(笑)、

日田彦山線の列車も入線。最後尾は修学旅行用のキハ58で、

あの黄色いカラーが懐かしい。総木造の駅舎や腕木式信号機が辺りの新緑の中にあり

私にとっての鉄道原風景を構成していました。

撮影;1978年5月5日 久大本線 夜明駅 NikonF2 アイレベルファインダー装着 フジクローム

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赤城山と茶色い電車

2010年04月25日 21時18分34秒 | 日記
暑くなったり寒くなったりでとても今週末からGWだと実感がわかない天気が続きますが、

本日は、まさに鐡日和とばかりに気持ちが良い青空でした。

そんな青空の下に、昭和一桁生まれの茶色い電車を撮りに行ってきました。

スッキリ見える赤城山の麓に吊り掛けのモーター音も高らかにデハ101が快走しました。

中でも、午前中の片道だけホキを引っ張っての運転は一番楽しみでした。

ホキに比べると小さめな16mのボディのデハ101を1日満喫してきました。

撮影;2010年4月25日 上毛電鉄 粕川付近 回1002 デハ101+ホキ
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ED72快走

2010年04月24日 18時22分58秒 | 車両形式写真
まだまだ続くED72ネタです。(笑)

兄弟機のED73とともに鳩胸型の前面形状が特徴の機関車でした。

ED76型と共にSGを搭載していることからすると貨物から優等列車まで何でもこなす万能機

ながら、本来は急客機と分類したいところです。真横から見るとSG用の水タンクが2つ

床下にあります。晩年はSGが必要無くなりこのタンクを外していました。

特徴の鳩胸が強調されるようにサイドを流し撮りにしてみました。

撮影;1977年9月 鹿児島本線 水城~二日市 単機回送 NikonF2 PhotomicSB
         Nikkor135㎜ f3.5 KR
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