ヒガハス朝練に始まり、わ鐵を急襲し、夕方は9011レ狙いでワシクリへ。
スターレス双頭庇付き139号機初登板ということもあってか定番には早くから黒山状態。
田圃への水入れもほんの少し早く、悩んだ挙句抜けのいいワシクリの利点を最大限に生かすことにして逆アンにセッティング。
夕方から雨模様の空を逆手にとって雄大な写真を構図することにした。
堂々23車を牽く4093レは、まずまずの空でできればもう少し明暗ができることを期待。
そこへやってきたのは、遅れ常習犯の3054レ。
少し晴れ過ぎの感が否めないが、電車とのすれ違いでこれはこれ。
しかしながらメインの時間が近づくとともに空の雲は厚くなる一方・・・。
少し西の空が赤く染まるが、期待した光芒も出ず終い。
どうも年明けから9011レとの相性が悪い負のループが続く。
4月22日 ワシクリにて。
今朝新聞を読んでいて、この記事を見つけた。
国鉄時代からの負債の免除やトラックドライバー不足に依る臨貨の運行など要因は様々なれど
よくここまで頑張ったものだと鉄道貨物応援者として目を細める。
駄菓子菓子(佐倉さんネタ転用)、ネット通販会社の過剰サービス合戦や企業各社の慢性残業問題のもと
トラックのドライバー不足が問題なのではなく、物流の適正配分が問題なのだと思う電関人。
貨物撮影愛好者の間では「遅れ大将」の異名を持つ札幌からのライナー3054列車。
そのカラフルな長尺コンテナにこの国の物流の将来が見えるようだ。
2014年撮影
足尾線時代と違ってわ鐵はたくさんの花に彩られる。
ダム湖の上流に位置する沢入駅の桜は未だ見ごろであった。
春色に包まれる駅には人が寄ってくる。
そして鉄橋を渡る短笛のあと、
花の向こうから汽車が来た!
懐かしい風景がそこに繰り広がる。
4月 沢入駅
先週土曜に訪問したわ鐵の34年前の写真である。
学生時代に二度ほど訪れているが、もう一回の時は貨物を撮りに行ってウヤで撃沈。
この時は、足尾線はおまけで近所のインダストリアルナロー狙いの行きの駄賃だったと記憶している。
朝の足尾駅に佇むDE10 55号機。
54号機と共に二両だけ氷柱切だか庇が付く異形機で、四角いデフォッガーも付く。
機関車の陰で見えないがタキがズラリと並んでいて、駅にはすでに導入されていたキハ40系が停車中。
残念ながら、操業中の銅山引込線のカットはない。
というのも、ヤマケイカラーガイドのローカル線の旅で見た荒涼とした禿山の写真と、鉱毒事件の話から敬遠していた覚えがある。
そして駅前の荷役線跡の写真が残る。
旭重工業製の6t機。
その氏素性は不明で、足尾駅構内の入換に従事していたのかはたまた鉱山内で荷役していたのか・・・。
1983年秋 足尾駅
ソメイヨシノは終わったけど、まだまだヒガハスの春爛漫は続く。
薄い桜色の八重桜を入れて4072レ。
ほとんどの八重桜は花と共に葉が出るのだが、
この八重桜は花が先で珍しい。
そしてこちらが濃い色の所謂八重桜。
しっかり葉も一緒に出て露出は二段ほど開けないと綺麗に出ない。
そして、ヒガハスの常連さんならお分かりだが、
ワープして反対側の菜の花畑に急行。
この前の4089レと共に8179レをここで。
暖かくなり短くなった編成がぴったりと画角に収まる。
この花練のあと、足尾方面に向かう。
2017年 春