http://www.asahi.com/articles/ASH1N32PDH1NULBJ001.html より(2015年1月20日)
東京電力は20日、福島第一原発と第二原発で、19日と20日に発生した作業中の事故で男性作業員がそれぞれ1人死亡したと発表した。
東京電力と福島県警によると、福島第一原発でタンクの点検作業をしていた協力会社の男性作業員(55)が19日午前9時過ぎ、高さ約10メートルのタンク天井付近から転落した。
男性は汚染水タンクを囲む堰(せき)にたまった雨水の移送先のタンク内で止水処理の点検準備中だった。外からタンクの天井に上がって、ふたを開けたところ、ふたとともにタンク内部に転落したという。
事故直後は意識があり、搬送先の病院で肋骨(ろっこつ)や骨盤が折れる重傷と診断されて手当てを受けていたが、20日未明に死亡した。
東電と富岡労働基準監督署などは、男性の安全帯の使用状況に問題がなかったか調べている。
東電によると、福島第一原発内の作業により発生した死亡事故は2件目。
一方、20日午前9時過ぎごろには、福島第二原発の廃棄物処理建屋5階で、廃棄物の濃縮装置を点検していた協力企業の作業員が点検器具に頭を挟まれる事故が起きた。東電によると、作業員は病院に運ばれたが、死亡したという。
福島労働局によると、福島第一原発の廃炉作業で2014年に発生した休業4日以上の重大な労災事故は、死亡1件を含めて8件。死亡事故がなかった前年の4件から倍増した。同労働局は16日、東電に対し、現場パトロールの強化や社内外との緊密な情報共有などの労災防止対策の徹底を求めていた。
感想;
亡くなられた方、並びに遺族の方にお悔やみを申しあげます。
危険な作業にあたってくださる方がいらっしゃるからこそ、収束に向けて作業が進められているのだと思います。
このニュースはラジオなどでは一部伝えられていましたが、TVでは大きく取り上げられていません。原発に対する抗議活動なども取り上げられなくなっています。どうしてなのでしょうか?
報道に自主規制があるのではないかと疑問を持ちました。
政権にとって嫌なニュースが取り上げられなくなることは、国民に全てを知らせなくなることになります。
職場で死亡事故が起きると警察が入ります。事故調査です。作業も中断ですが、原発の作業だけに中断はできないのでしょう。
ある火薬をつくっている会社の方が言われていました。「物件の損傷よりも、死亡者がでないように先ずは逃げることを優先しています」と。
メルトダウンしているところには人が立ち入られないので、新しくロボット投入を行うとの記事がありました。
まだまだ収束には大きな労力が必要ですし、汚染水はどんどん増えています。
一部を海に流すことが報じられていましたが、希釈して一定の基準まで下げるとの説明でした。?と思いました。
流してはいけない汚染水を希釈して流すのは根本的なところで間違っているのではないでしょうか?
微生物に汚染された食べものがあるとします。汚染されていない良いものと混ぜると基準以下になります。
まさに、床に落ちた肉を良いものと混ぜて問題ないようにしたのと同じではと思ってしまいました。
まだまだ収束には時間がかかるということ、そのために頑張ってくださる方がいるということ。
それを知る意味でも、TVで多くの国民が知るように報道があってもよいのではと思いました。
東京電力は20日、福島第一原発と第二原発で、19日と20日に発生した作業中の事故で男性作業員がそれぞれ1人死亡したと発表した。
東京電力と福島県警によると、福島第一原発でタンクの点検作業をしていた協力会社の男性作業員(55)が19日午前9時過ぎ、高さ約10メートルのタンク天井付近から転落した。
男性は汚染水タンクを囲む堰(せき)にたまった雨水の移送先のタンク内で止水処理の点検準備中だった。外からタンクの天井に上がって、ふたを開けたところ、ふたとともにタンク内部に転落したという。
事故直後は意識があり、搬送先の病院で肋骨(ろっこつ)や骨盤が折れる重傷と診断されて手当てを受けていたが、20日未明に死亡した。
東電と富岡労働基準監督署などは、男性の安全帯の使用状況に問題がなかったか調べている。
東電によると、福島第一原発内の作業により発生した死亡事故は2件目。
一方、20日午前9時過ぎごろには、福島第二原発の廃棄物処理建屋5階で、廃棄物の濃縮装置を点検していた協力企業の作業員が点検器具に頭を挟まれる事故が起きた。東電によると、作業員は病院に運ばれたが、死亡したという。
福島労働局によると、福島第一原発の廃炉作業で2014年に発生した休業4日以上の重大な労災事故は、死亡1件を含めて8件。死亡事故がなかった前年の4件から倍増した。同労働局は16日、東電に対し、現場パトロールの強化や社内外との緊密な情報共有などの労災防止対策の徹底を求めていた。
感想;
亡くなられた方、並びに遺族の方にお悔やみを申しあげます。
危険な作業にあたってくださる方がいらっしゃるからこそ、収束に向けて作業が進められているのだと思います。
このニュースはラジオなどでは一部伝えられていましたが、TVでは大きく取り上げられていません。原発に対する抗議活動なども取り上げられなくなっています。どうしてなのでしょうか?
報道に自主規制があるのではないかと疑問を持ちました。
政権にとって嫌なニュースが取り上げられなくなることは、国民に全てを知らせなくなることになります。
職場で死亡事故が起きると警察が入ります。事故調査です。作業も中断ですが、原発の作業だけに中断はできないのでしょう。
ある火薬をつくっている会社の方が言われていました。「物件の損傷よりも、死亡者がでないように先ずは逃げることを優先しています」と。
メルトダウンしているところには人が立ち入られないので、新しくロボット投入を行うとの記事がありました。
まだまだ収束には大きな労力が必要ですし、汚染水はどんどん増えています。
一部を海に流すことが報じられていましたが、希釈して一定の基準まで下げるとの説明でした。?と思いました。
流してはいけない汚染水を希釈して流すのは根本的なところで間違っているのではないでしょうか?
微生物に汚染された食べものがあるとします。汚染されていない良いものと混ぜると基準以下になります。
まさに、床に落ちた肉を良いものと混ぜて問題ないようにしたのと同じではと思ってしまいました。
まだまだ収束には時間がかかるということ、そのために頑張ってくださる方がいるということ。
それを知る意味でも、TVで多くの国民が知るように報道があってもよいのではと思いました。