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<イスラム国拘束>安倍首相に伴うリスク 欧米メディア見方 中東歴訪が(テロリストを)挑発?

2015-01-24 00:31:12 | 社会
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20150124k0000m030036000c.html
 【ブリュッセル斎藤義彦】イスラム過激派組織「イスラム国」とみられるグループが人質2人の殺害を予告し、身代金を要求した事件について、欧米メディアは、安倍晋三首相が世界で存在感を高めようとする際に避けられないリスクだとの見方を示している。

 英ガーディアン紙(電子版)は20日、事件が世界の舞台で存在感を高めようとする安倍首相の試みに必然的に伴うリスクを「劇的に示した」と分析した。

 中国や北朝鮮の脅威に対抗するため、米国とより緊密な関係が必要と判断した首相が憲法解釈を変え、自衛隊が国際的により積極的な役割を果たせるように動いていると指摘。国際的存在感を高めようとする動きが、中東などで米英の外交に近づこうとしているとみなされたと記した。

 米インターナショナル・ニューヨークタイムズ紙は21日付の1面で、人質殺害を予告したインターネット上のビデオが「世界で新しい役割に突き進む日本を試している」との見出しで事件を報道。

 平和主義の根強い日本国民が、世界の安全保障でより積極的な役割を果たそうとする安倍首相に反対するようになり、首相を悩ませる可能性もあるとの見方を紹介した。

 21日付の南ドイツ新聞は、今回の中東歴訪が「(テロリストを)挑発した面もある」との識者の見方を紹介。首相が事件を政治的に利用し、憲法の平和条項をさらに空洞化させようとする可能性もあると報じた。

感想;
2014年8月に湯川さんはイスラム国に拘束されていましたが、政府は特に動かなかったようです。
11月には後藤さんが拘束され、10億円の身代金を要求され、それを政府にも報告したとのことです。
しかし、政府はその情報を公開することもなく、何の対応もしなかったそうです。
12月の総選挙に影響するのを懸念して、公開しなかったと言っている人もいます。

安部首相の演説の英語では「イスラム国に敵対している国に支援する。」と明確にしていたそうです。
安部首相の中東歴訪とその演説が(テロリスト)を挑発したと識者はみているとのことです。

一般に問題は起きた時に直ぐに対応しないと、後でより大きな問題になると言います。
今回はまさに、昨年に誘拐された時に対応しなかったこと、そして安部首相の発言が今回の事件のきっかけになったのでしょう。

安部首相の発言通り、イスラム国に対抗するとの決意なら、今回のケースも想定できたことであると思います。もし、それができていないとすると、中東に対する情報不足と認識不足が大きいのではないでしょうか?中東は複雑な歴史背景があり、日本がそれを十分理解して関わるにはかなりの認識と決意を持って望まないといけないのではないでしょうか。言葉だけの美辞麗句では対応できない現実問題があります。人質が取られていることを知っているのに、安倍首相の中東でのパーフォーマンスがイスラム国側を刺激してしまったのは否定できないでしょう。
そうなることを知った上で、日本をそのような方向に持って行こうと考えているとすると恐ろしい気持ちがあります。戦争放棄、戦争のための軍隊を持たない憲法を持っている日本を変えて行こうとされているのでしょうか?
憲法解釈を内閣で変えて集団自衛権を持たそうとしています。憲法を変更して軍隊を持とうとの考えです。
経済も重要ですが、この日本の行く末についても私たちは考えて行かないとなし崩し的に危うい方向に進んでいくのではないかと思ってしまいます。

東電が汚染水処理を今年3月までにと発言したのは、安部首相に頼まれてオリンピックで福島原発が完全にコントロールされているとの印象を与えるために、東電に無理な目標を与えていたとの報道もあります。東電は選挙も終わった後で、処理ができないと報告しました。情報が公開されずにコントロールされているように感じます。