幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

「脳には妙なクセがある」 池谷裕二著(2) "恋をすると脳の処理能力が上がる!?"

2015-03-05 02:16:59 | 本の紹介
恋をすると脳の処理能力が上がる!?
 20歳前後の女性36人に、画面に表示される単語が英語かどうかを見分けて貰うというものです。単語の表示時間は26/1000秒という一瞬、本人には何も表示されたようには感じられません。いつ単語が表示されたかはわからないので、表示された合図によって知らせます。意識にも上がらない刺激ですので、正答率は高くありません。次に、単語を表示する直前(0.15秒前)に、その女性が恋している男性の名前を26/1000秒だけ表示して見せたのです。やはり一瞬なので恋人の名前が表示されたことは気付きません。にもかかわらず、恋人の名前が出た時には単語判断に要する判断が0.03秒ほど速くなったのです。これは統計学的に有意な差です。ちなみに友人の名前を使った場合には効果がなかったいいます。興味深いことに、恋人の名前が画面にサブリミナル表示されると、「紡錘状回」や「角回」といった大脳皮質領域に加えて、やる気やモチベーションに関わる脳深部が活性化します。愛情が強いほど強く活性化しました。どうやら「恋愛」は計りしれないパワーを秘めているようです。こう考えると、恋人たちがお互いの写真を携帯電話の待ち受け画面や財布に忍ばせているというお約束の行為も、それなりに意味のあることなのかもしれません。

感想;
恋をするとエネルギーがでると言われていましたが、実際に脳が活性化していたのを知りました。片思いでも好きな人がいるとエネルギーが湧いて来ました。顔を見るだけでも幸せな気持ちになったものです。ただ、それが苦しくなるときっと脳の違うところが刺激されて苦しい気持ちになるのでしょう。