幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

「シスターたち その歴史と今と未来に向かって」林義子著 "シスターになるには時間をかけて自分と問いかけながら”

2017-12-03 02:00:28 | 本の紹介
目次
1、どうしてシスターになったのですか?
2、修道生活はどこで、いつごろから始まったのですか?
3、修道会はだれでも入れますか?
4、シスターとして呼ばれていることはどうしてわかるのですか?
5、シスターになるまでにどのような養成を受けるのですか?
6、誓願ってなんですか>
7、共同生活について
8、シスターたちはどのような働きをしていますか?
9、世界と連帯して生きるシスター
日本の女子修道会・在俗会の紹介

修道生活のために必要な学歴、資格とか技能など、また、入会までどのような体験をしてきたかなどは問いません。しかし、修道生活を選んだ目的や理由が失恋とか結婚したくない、あるいは「自分には修道生活しかない」といった思い込みもふさわしくありません。

「シスターになるために」はすでに述べてきたように、イエスの歩んだ道を歩んできて、終生誓願に達しましたが、それで終わるわけではありません。最後まで歩みとおすことができるように、養成も続きます。それは与えられる養成ではなく、「生涯現役」のシスターとして、神と人への奉仕をとおして、自らをイエスの姿により近くあるように自分を養い育てることが求められます。

三つの誓願;貞潔(独身性)、清貧(イエスの生き方と行動のあり方、イエスの言葉に置く)、従順(神様の思い、期待にそった生き方、働き方をすること)

修道生活のなかの、「共同体生活」は、わたしをより成長させてくれる「宝庫」と言えるのではないかと思います。一人の人からもらった「違い」はわたしの人間理解を一つ成長させてもらえる体験です。そのような「違い」と出会えば出会うほど、わたしたちは人間理解を深めることができるのです。わたしたちが与えられている使命のなかに、より深く人を理解することも求められています。
神さま、あるいはイエスをより深く理解すつことはもちろん大切ですが、そこには同時に人をより深く理解することも含まれています。

シスターになるまで
1)志願期;通常は二年間を前期と後期として取る
2)修練期;通常は二年間(使徒的使命をもって、人々に使えようとしているかなどを学ぶために時間を取る)
3)有期誓願期;六年~九年(共同体のなかで生活する、使徒的な働きまたは勉学をするなど)
4)終生誓願の宣立;終生にわたって、修道生活をとおして、神さまと人々のために生きることを公に誓います。

感想
シスターになりたいと思ってすぐになるのではなく時間をかけて、自分がシスターになりたいかをステップを踏みながら確認していくことを知りました。
多くのシスターの会があるので、自分に合ったのを選ぶのも重要だということです。
多くのシスターが人のため、社会の為に活動され、それが神さま、イエスさまの御心に従われていることを改めて知りました。

その宗教が社会にとって大切かどうかは、その宗教が、信者の行動を見ればわかると思っています。
一人ひとりの行動が、その宗教を現わしていると言っても過言ではないでしょう。