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33種類の支給ミス判明=加算漏れで総点検―年金機構 ”責任者の認識の甘さ!”

2017-12-21 02:27:07 | 社会
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171220-00000071-jij-pol 時事通信12/20(水)

 日本年金機構は20日、元公務員の妻らに対する基礎年金の加算漏れが9月に発覚したのを受けて実施した総点検の結果を公表した。

 加算漏れのように事務処理手順などに構造的な欠陥を抱える問題はなかったが、年金受給者らの配偶者情報の登録誤りなど、33種類の人為ミスによる支給漏れや過払いが判明。機構は年金管理システムの改修などを行い、2018年度中に対象者を特定する。

 20日開かれた社会保障審議会(厚生労働相の諮問機関)の年金事業管理部会に報告した。

 機構は10年1月の設立から今年3月までに公表済みの、支給漏れや過払いにつながる全ての事務処理ミス1万902件を点検。同じ内容が10件以上あるミスを33種類に分類した。ただ、支給漏れや過払いの対象者の全容を把握できておらず、人数や影響額は不明という。 

感想
「加算漏れのように事務処理手順などに構造的な欠陥を抱える問題はなかったが、年金受給者らの配偶者情報の登録誤りなど、33種類の人為ミスによる支給漏れや過払いが判明・・・」

33種類もあり、全容も把握していないとのことです。
これはミスというよりも、”構造的な欠陥”を抱えていると理解すべきだと思います。
かつ、今まで気づかなかったということは、Plan Do Check ActionというPDACAのサイクルのCheck機能も弱かったという構造的な仕組みにも欠陥があったことになります。
それなのに、そう認識にしない責任者には問題を把握しきれない能力不足があるのではなと思ってしまいました。




JAL、3億8千万円の振り込め詐欺被害に ”上司への確認は?”

2017-12-21 02:12:18 | 社会
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20171220-00000057-jnn-soci TBSニュース 12/20(水)

 日本航空によりますと、今年9月、航空機のリース代およそ3億6000万円を支払い先の担当者になりすました人がメールで送ってきた偽の請求書にもとづき、香港の不正な銀行口座に振り込みました。送金した財務部門の担当者は、「航空機のリースを止められる可能性もあり、確認の前に支払いを優先してしまった」と話しているということです。

 また、アメリカの支店の担当者が、7月から8月にかけて、貨物の積み込みなどの委託料およそ2400万円を不正な口座に振り込んでいました。

 日本航空は警視庁と香港警察などに被害届を提出したということです。

感想
こんなことがあるのですね。

新規の振込先だと確認はしないのでしょうか?
それとリース先は前も振り込んでいるので口座は分かっているはずですが。
なぜ、こちらから本来のリース会社に確認しなかったのでしょうか?

報道された内容以外にたくさんのミスが重なっていると思います。
JALにはきっと確認手順があったと思います。
それに従わずに行ったと思われます。

ミスをしたら、それを次に生かすことですが、同じことを繰り返しています。
ミスの生かし方にも課題がありそうです。

http://blog.goo.ne.jp/egaonoresipi/e/48e96153b84da493663cfad524dbba17?fm=rss
「失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織」マシュー・サイド著 "ミスの報告は処罰しない!”