https://www.asahi.com/articles/ASKDZ3FWLKDZPTIL001.html2017年12月30日
大阪府吹田市の吹田徳洲会病院は30日、10月から12月にかけて2件の輸血ミスがあったことを明らかにした。どちらも、投与する血液型の種類を看護師が間違えたことが原因という。
病院の総務課によると、10月中旬に60代の女性が大動脈解離による心肺停止の状態で搬送された。女性はB型だったが、女性看護師が誤ってA型の血液を医師に渡し、280ミリリットルを輸血。女性は数日後に多臓器不全で死亡した。同課は「異なる血液型の血を投与した際の副作用は出ておらず、死亡との因果関係はない」と説明している。
12月上旬には男性看護師が入院中のO型の40代男性患者にA型の血液を輸血。看護師がすぐに気づいて輸血を止めたため、輸血量は10ミリリットル以下の微量で健康被害はないという。同課は「看護師の確認不足。再発防止を徹底する」と説明している。
感想;
同課は「異なる血液型の血を投与した際の副作用は出ておらず、死亡との因果関係はない」と説明している。
因果関係がないと言い切るのはとても難しいことです。
本来の血液が輸血されていれば、持ちこたえのが違う血液のためにそれが出来なかったことがないと言えるのでしょうか?
因果関係がないことの証明がどれほど難しいか。
PL法では、病院側が因果関係がないことを証明する必要があります。
充分な調査をする前に言い切るこの病院の姿勢に問題があるように思います。
かつ、ミスを2件もしています。
1件ミスをした時の改善対策ができていません。
このような体制と人では他でも多くのミスがあるでしょう。
大きな問題になっていないだけです。
安全においてハインリッヒの法則があります。
1(大事故):29(中程度):300(小さなミス)
今回、輸血ミスという大事故が2件発生しているということは、普段からとても多くのミスがあるのでしょう。
かつ、それを改善する仕組みもないのでしょう。
これは経営者のマネイジメントの問題だと思うのですが・・・。
大阪府吹田市の吹田徳洲会病院は30日、10月から12月にかけて2件の輸血ミスがあったことを明らかにした。どちらも、投与する血液型の種類を看護師が間違えたことが原因という。
病院の総務課によると、10月中旬に60代の女性が大動脈解離による心肺停止の状態で搬送された。女性はB型だったが、女性看護師が誤ってA型の血液を医師に渡し、280ミリリットルを輸血。女性は数日後に多臓器不全で死亡した。同課は「異なる血液型の血を投与した際の副作用は出ておらず、死亡との因果関係はない」と説明している。
12月上旬には男性看護師が入院中のO型の40代男性患者にA型の血液を輸血。看護師がすぐに気づいて輸血を止めたため、輸血量は10ミリリットル以下の微量で健康被害はないという。同課は「看護師の確認不足。再発防止を徹底する」と説明している。
感想;
同課は「異なる血液型の血を投与した際の副作用は出ておらず、死亡との因果関係はない」と説明している。
因果関係がないと言い切るのはとても難しいことです。
本来の血液が輸血されていれば、持ちこたえのが違う血液のためにそれが出来なかったことがないと言えるのでしょうか?
因果関係がないことの証明がどれほど難しいか。
PL法では、病院側が因果関係がないことを証明する必要があります。
充分な調査をする前に言い切るこの病院の姿勢に問題があるように思います。
かつ、ミスを2件もしています。
1件ミスをした時の改善対策ができていません。
このような体制と人では他でも多くのミスがあるでしょう。
大きな問題になっていないだけです。
安全においてハインリッヒの法則があります。
1(大事故):29(中程度):300(小さなミス)
今回、輸血ミスという大事故が2件発生しているということは、普段からとても多くのミスがあるのでしょう。
かつ、それを改善する仕組みもないのでしょう。
これは経営者のマネイジメントの問題だと思うのですが・・・。