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ツナ缶虫混入で1億円超賠償命令 はごろもの下請け業者に ”そんな業者に委託したはごろもフーズの問題!”

2022-11-08 22:55:33 | 社会
https://news.yahoo.co.jp/articles/34547b3775627ae245802602e383197365f20314 11/8(火) 16:36 共同通信

 製造させたツナ缶にゴキブリとみられる虫が混入し、ブランドイメージが傷つけられたとして、はごろもフーズ(静岡市)が下請けの興津食品(同市)に約8億9700万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、静岡地裁(菊池絵理裁判長)は8日、約1億3千万円の支払いを命じた。

 訴状などによると、山梨県内のスーパーで2016年、販売されたツナ缶に虫が混入していたことが判明した。

 興津食品の代理人弁護士は「わずかなミスで下請け会社が1億円以上も賠償しなければならないのであれば、食品製造の下請け会社は戦々恐々としてしまう」と述べ、控訴を検討すると明らかにした。

ゴキブリ混入対応で炎上 39歳はごろも社長の“上から目線”
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/192891 公開日:2016/10/30 07:00 更新日:2016/10/30 07:00


 ゴキブリ混入で大騒ぎのツナ缶トップブランド「はごろもフーズ」(本社・静岡市)。2014年12月に製造された「シーチキンLフレーク」に体長15ミリのゴキブリが丸ごと入っていたというからビックリだ。見つけた50代女性が連絡し、発覚した。はごろもフーズは一部工場でのツナ缶製造を休止するなどの対応を取ったが、いまだにネット上で炎上中だ。

「当初、メディアの取材に『公表も自主回収もしない』と回答したため、『不誠実だ』と批判が出た。27日にHP上で『お詫び』を慌てて掲載したものの、ネット上では『上から目線』と怒りが収まる気配はありません。というのも、はごろもフーズでは3年前にもシーチキンから基準値を上回るヒスタミンが検出され、計672万個が回収されていた。そのわずか1年後の混入だっただけに『反省がない』という声が出ているのです」(ITジャーナリスト)

 はごろもフーズには、昨日(28日)までに900件の苦情が殺到し、株価は前日比4.5%マイナスと散々だ。はごろもフーズは1947年創業で、缶詰のほか、レトルト食品やパスタも製造する。特にシーチキンは国内シェア率6割を占め、今回混入があったシーチキンLの関連商品は年間3億缶が製造されているという。今年3月期決算の売り上げも前年度比8%増と好調を続けている。

■ヤリ手の営業マン

 昨年4月に就任したばかりの池田憲一社長(39)は、慶応高から慶大に進み、三菱商事に就職した絵に描いたようなエリート。8年間三菱商事に勤務した後、はごろもフーズに入社。経営企画部長、副社長と異例の速さで出世街道を駆け抜けている。

「ヤリ手の営業マンです。創業家の目に留まり、オーナー会長の次女と結婚しています。なぜか、本社がある静岡市ではなく、東京・南麻布の家賃50万円を超える超高級マンションに住んでいます」(同社関係者)

 池田社長は就任時のメディアのインタビューで、「(取り組むべき課題は)食の安心、安全」と真っ先に語っていたが、オーナーの娘と結婚したことで、慢心したのか。

 失った信頼は簡単に戻りそうになさそうだ。

ツナ缶の真ん中にゴキブリ1匹 はごろもフーズが自主回収しない理由
https://www.j-cast.com/2016/10/28282099.html?p=all 2016年10月28日19時17分 JCASTNews


山梨県内のスーパーで販売されたツナ缶にゴキブリとみられる虫が混入した問題で、製造元のはごろもフーズは、報道を受けてそのことを公表した。しかし、自主回収をしない方針は変えていない。

テレビの映像を見ると、ツナ缶の真ん中近くに肉に囲まれて黒い塊があるのが分かる。

「混入は偶発的なもので連続性がないと判断」
1.5センチほどのゴキブリとみられ、はごろもフーズによると、手足も切断されない状態でそのまま入っていたという。

きっかけは、スーパーでツナ缶「シーチキンLフレーク」を買った50代女性が2016年10月13日、このスーパーに届け出たことだ。はごろもフーズが持ち帰って調べたところ、翌14日には、ゴキブリに加熱された形跡があって製造過程で混入した可能性が高いと分かった。

女性には19日に謝罪したが、公表や自主回収はしなかった。報道によると、スーパーは山梨県内の保健所に通報し、県が20日に静岡市保健所に調査を依頼していた。27日夕になってメディアに報じられると、はごろもフーズはようやく公表に踏み切った。保健所では28日、食品衛生法に基づいて、同市内の下請け工場への立ち入り検査を始めた。

ニュースのコメント欄などでは、公表が遅れるなどしたことに、疑問や批判が相次いでいる。「この対応では消費者は納得出来ない」「他に出てきたらどうするのか?」「回収もせず販売してたのかよ」といったものだ。

はごろもフーズの経営企画室では、J-CASTニュースの取材に対し、公表が遅れ、自主回収もしていないことについて次のように説明した。

「混入商品の製造日から1年10か月が経っていますが、ほかのお客さまから同様な申し出がなく、混入は偶発的なもので連続性がないと判断しました。このことから公表も自主回収もしませんでしたが、27日夕方にニュースが流れたため、心配になるお客さまもおられると考え、公表はすることにしました」
空の缶を残し、昼休みに従業員が外出
混入した原因については、はごろもフーズでは、次のように話す。

「ツナの肉を入れる缶は、フィルムが巻かれた状態から取り出して、洗って製造のラインに置きます。従業員がお昼休みにラインを止めて外に出ますが、この間に虫が缶の中に入ってしまった可能性があります。そのまま気づかずにラインを再開したため、肉を詰める機械に缶が入ったということです」
一方、従業員が工場に入るときに、エアシャワーを浴びるなどしているが、服などに虫が入っていれば完全には防げないとした。これまでに、工場内に虫が入ったケースについては、極めて少ないながらも、まったくゼロではないという。

混入が分かってからは、昼休みのときは空の缶が残らないようにするなどの再発防止対策をしたとしている。

今回の騒ぎで、スーパーに客がツナ缶の返品に来たり、スーパーがはごろもフーズに返品したりするケースも出ているという。はごろもフーズでは、ツナ缶などを含む全CMを10月28日からストップした。

「興津食品」に関連する情報

感想
はごろもフーズと下請けの興津食品との間でどのような契約が結ばれていたかによっても判断は変わります。

ただ、はごろもフーズがそのような下請け業者を使っていた点、またきちんと指導しなかった点にはごろもフーズにも責任があります。
消費者ははごろもフーズのブランドを信用して購入しているのです。
また下請けの会社名は消費者にはわかりません。

小林化工の健康被害が起きたイトラコナゾール錠50「MEEK」は製造販売会社は小林化工でしたが、販売会社はMeiji Seikaファルマさんでした。
お客さんはMeiji Seikaファルマのブランドを信頼して買っているのです。
Meiji Seikaファルマが小林化工を指導する責任があり、お客様に販売会社として品質を保証する責任がありました。
ところが、一切マスコミに出て来られませんでした。

はごろもフーズが、ゴキブリの責任を取ることです。
次は下請けの興津食品との売買契約書でこのような場合の保障がどうなっているかです。

ただ、前にいた医薬品会社では、製品回収があった場合、その製品分の費用は負担してもらっていましたが、それ以外は負担してもらうことはありませんでした。

はごろもフーズが犯した大きな間違いは二つあります。
①下請けの興津食品を指導していなかった
②該当ロットを直ぐに製品回収すべきでした。
ましてや、苦情が保健所に行っているのですから、製品回収が当然です。
その判断ができなかった品質管理に問題あったのか、経営層に問題があったのかのどちらかあるいは両方なのか。

昔、まるか食品のペヤングに小さなゴキブリが入っていた苦情で、対応が悪く全製品回収に追い込まれ、かつ半年生産中止になりました。
それを見ていた日清食品が、同じような小さなゴキブリがパスタに入っていた苦情を受けると、該当ロットと前後のロットを回収しました。
同じゴキブリなのに、日清食品に対しては「さすが日清食品!」と賞賛でした。
まるか食品の対応の悪さでした。
①現物を見ずにこれまで虫の苦情はなかったと返答
②苦情を出した人はネットに苦情経緯を掲載したので、他の人から「前にペヤングに虫がいた」と。
③それを受けてまるか食品は「このようなゴキブリは初めて」と訂正
④苦情を出した人に、ネットへの掲載を止めて欲しいと依頼(悪いデータは抹殺するのかと批判)

今回の裁判所の1億円が常態化すると、下請けや受託メーカーの中には倒産するところもできてきます。
契約で防ぐしかないかもしれません。

はごろもフーズがはさらに、”下請け虐め”との評価をプラスするでしょう。
イメージダウンです。