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「完璧に失敗」マイナ保険証、国家公務員の利用率4.36%にあふれる憤慨…河野大臣“過去の発言”への批判も再燃 ”真実を知っているので利用が低いのでは?”

2024-02-05 18:20:40 | 社会

 「マイナ保険証」の国家公務員の利用率は4.36%。  2月4日、朝日新聞が報じた数字に波紋が広がっている。 

 マイナ保険証の全体の利用率は2023年4月の6.3%をピークに12月は4.29%と8カ月連続で減少。11月の利用率は4.34%だった。  朝日新聞は国家公務員とその家族が加入する国家公務員共済組合のマイナ保険証の利用率が記載された厚労省の文書を入手。そこに記された2023年11月の利用率は、以下のとおりだったという。 ・総務省 6.26% ・内閣府や農林水産省など4省庁 5%台 ・厚労省 4.88% ・文部科学省や法務省 4%台 ・外務省 3.77% ・防衛省 2.50%  政府は現行の保険証を原則廃止し、2024年12月2日からマイナ保険証に移行すると閣議決定している。マイナ保険証の利用促進を訴えている厚労省でさえ4.88%、防衛省にいたっては最低の2.50%という低い利用率に、SNSでは憤慨する声が多く上がった。 

《マイナ保険証なんて国家公務員ですらたった4.36%しか使っていないのに、現行の保険証を廃止してまでゴリ押しするなよ…》 
《一般国民どころか公務員さえこの有り様。マイナ保険証は、完璧に失敗ですね》 《嗤うしかないが、一体どうするのだ?これ。河野太郎は言う事を聞かない自衛隊員や公務員を全員、分限免職にでもするつもりなのか?》  
 2023年12月12日、河野太郎デジタル担当相は記者会見で、現行の健康保険証を廃止する方針について、「イデオロギー的に反対される方は、いつまで経っても『不安だ』『不安だ』とおっしゃるでしょうから。それでは物事が進みませんので、きちんとした措置をとったということで進めます」と述べ、批判を浴びた。  

 SNSでは河野氏の発言への批判が再燃している。 
《制度を作った側の公務員さえほとんど使っていないというポンコツさ これでも利便性が知られれば~とか、イデオロギー~とか 主張するのでしょうか》 
《河野さん見てますか?国家公務員特に防衛省で「イデオロギー的に反対する人が多いみたいですよ」》 
《国家公務員にも全く使われず、一番利用率が低いのは防衛省で2.50%...個人情報などを「防衛」しなければならない重要性を、職業上よく理解しているから?》  

 ここで思い出されるのが、2022年11月16日の衆院内閣委員会での質疑だ。立憲民主党の山岸一生衆院議員はこう切り出した。 「政府はマイナカード普及の一環として、国家公務員の身分証との一体化を進めてきました。2016年から実施しておりますが、今回わたしが調べましたところ、一部の省庁では実施していないことがわかりました」  山岸氏が示したのが、「国家公務員身分証の個人番号カード一元化における問題点等について」という文書だ。  政府は2016年から、霞が関の中央省庁でマイナカードを身分証に利用しているが、文書はその直前の2015年11月6日付で、内閣官房、警察庁、公安調査庁、外務省、防衛省が連名で政府に提出したもの。  
 文書は、マイナカードを身分証として使用することの問題点として、「職員の人定把握の容易性」をあげている。「紛失・盗難等により、職員の氏名、住所、年齢等を所属省庁とともに把握できる」とし、外国情報機関などが取得したり、一般人がネットなどで拡散したりすると、「職員やその関係者に対する危害・妨害の危険性が高まる」と指摘。  マイナポータルにアクセスすれば閲覧できるため、「個人情報を一括して盗まれ、それらを基にした職員個人に対する不正な働きかけに利用される可能性が否定できず、最悪の場合、秘密情報の流出につながる」とし、「内閣官房の一部、警察庁、公安調査庁、外務省及び防衛省」について、身分証との一元化の適用除外を求めている。  
 山岸氏は、「政府部内でこんな文書が取り交わされるケースは見たことがない。非常に異例な文書だ」と谷公一国家公安委員長(当時)に政府の見解を求めた。  
 答弁した谷氏は「2015年当時の判断として、身分証とマイナンバーカードを一体化し、これが盗まれた場合など、警察の対抗勢力に職員の所属省庁・住所・氏名等を一括して把握されるとの懸念があったことから、一部の関係省庁とともに一体化を見送ることにした」と文書の内容を認めた。  その上で、他省庁の運用実態や政府の方針を受けて、警察庁でも身分証に利用する方針だとし、「早期に実現されるよう指導していく」と述べた。  山岸氏は、河野太郎デジタル担当相にも見解を求めた。河野氏は、「すべての国家公務員が身分証として使うことをすでに決めていますので、民間にもぜひぜひ、どんどん活用してもらいたいと思っている」と話した。  外務省が3.77%、防衛省が2.50%と明らかにされたマイナ保険証の低い利用率。これで12月に本当に紙の健康保険証を廃止できるのだろうか。

感想
 利用が進まないのは、メリットがないからでしょう。
出はどんなメリットがあるか?
ひょっとして利権とお金のキックバック?

 大阪万博の受注企業の多くが、吉村府知事のパーティー券をたくさん買っているとの記事も。

 税金をうまく還元する方法を政治家は考えているようです。
その税金を汗と涙で納めている国民。
物価がまた上がります。
物価上昇分の10%が税金のUpになります。

 次回選挙では必ず投票に行かないと何も変わらないですね。

「困難を乗り超えて生きる」サヘル・ローズ氏 (東京いのちの電話公開講演会)

2024-02-05 13:45:28 | 生き方/考え方
東京いのちの電話公開講演会 2023年度厚生労働省自殺防止対策事業オープンセミナー(2024年2月4日)  
注 個人のメモであり個人の理解ですので正確でない箇所もあるかと思います。

「困難を乗り超えて生きる」サヘル・ローズ

 ペルシャ出身のサヘル・ローズです。
 伝えたいことは、「自分を飾らない」こと。
私は弱い。強いと思ったことはない。
弱さから強さが生まれるが、強さからは弱さは生まれない。

 言葉の暴力で傷つき、知らないうちに自分が傷つけたことも、そうして生きてきた。
自殺をしようと思ったこともある。
でも、今伝えたいことがあるから生きている。

 今38歳、(会場から「そんな歳に見えない」)、ありがとうございます。
一人だったら、私は生きて来られなかった。
自分が弱っている時は一人でないと気付かなかった。でも、私へのまなざしがあったから生きて来られたかと。

 私が生まれた頃、イランとイラクが戦争をしていた。それが悲しい現実。
親を戦争で亡くした。自分の身分を証明するものがない。
4歳の記憶が、孤児院にいたのを覚えている。私の誕生日を証明してくれるものがない。

 7歳の時に養子縁組。その日が私の誕生日になっている。
それは母フローラのおかげ。
18歳の時に、養母が養子縁組をしてくれた。
当時イランでは養子縁組するために3つの条件が必要だった。
①結婚している
②お金が一定額以上ある
③子どもが産めない
 養母に逢った時、私は養母に「お母さんになって」と言ったらしい。
フローラは手術をして子どもを産めないようにした。
それは違法な手術だった。
医師から、自宅でならと言われ、麻酔もなしに手術だった。非常に痛かったと。
子どもの頃、母のお腹にすごい傷痕があったのを覚えている。
フローラは親から反対され、言われた。
「あの子を引き取るのは“あなた”でないといけないのか」と。

 日本の学校で、生まれた頃の何か記念のものを持ってくるように言われたことがあり、同級生の中には”へその緒“を持ってきた子もいた。こんなものを残しているんだと。多くは赤ちゃんの頃の写真を持ってきた。でも私には写真がなかった。
12歳まで、それがとても不思議だった。なぜ私にはないのか。

 養父から虐待を受け、母はこのままではいけないと思い、家を出て野宿をした。
野宿は2週間になった。地域の人が見つけてくれた。そして地域の人が支えてくれた。スーパーの食コーナーの試食が私にとっての主食だった。いつもくるのに嫌がらなかった。逆に食べられるものを紙袋に入れて持たせてくれた。地域の人が見てくれていた。
まなざし、埼玉の人の優しさ、温かいおせっかい。
イランの孤児院の時にはそのまなざしはなかった。

 母は清掃の仕事を始めた。TVもゲーム機もなかった。何にもない部屋で母の帰りを待っていた。
お米は冷めたご飯を母と一緒に食べた。だから今でも冷めたご飯が好き。
母のまなざしがあった。

 SNSで人と心で繋がることが乏しくなってきた。
一人ひとりが持ってた世界が孤立に。
自分の孤独、闇を否定しないで欲しい。
TVなどでも自分のことを「闇っ子」と言っていたら、「言わないで」と言われた。
お互いに受け皿にならないと。そのためには“言葉をかける”ことが大切。

 母は私を大学に行かせたかった。
周りと比較してしまった。
自分への価値観、自己否定感を社会が下げさせている。

①自分を認めて欲しい。自分を愛して欲しい。
自分を蔑む傷口からは何も生まれない。
そのままの自分を愛して欲しい。
100人いたら、私のことを好きな人は一人。
「そんな人だとは思わなかった」
「幻滅した」などと言われ、自分を減点していく。
社会がお互いが最初は0点で、減点方式ではなく加点で見て欲しい。
私の話が全員に伝わるとは思わない。

②自分の弱さを大切にしたい。
それが自分のツール。
誰かに迷惑をかけるかなと思う。
迷惑をかけてよい。
自分が窒息する前に出して欲しい。 
中学三年間孤独。
カウンセラーに「頑張ろう!」と言われ息が詰まった。

③頑張らなくて良い。
立ち止まって良い。
休んでよい。
ただ、生きていくために働かないといけない。
大人になると責任を負わされる。でも、
「あなたが守りたい人がいるなら、止まる勇気を持って欲しい」 
「苦しい」と言葉に出す。「助けてくれ」と言う。そうすれば誰かが見つける。
辞書も人が創ったもの。だからそれを100%正しいと思わなくて良い。
同じ音色を出すことで、人とつながることがある。
相手が「苦しい」と言ってくれた時、話し合える。
私の言葉を100%受けとめないでください。1%でよい。

 私は聞き流せないタイプ。
グループラインがとてもトラウマになる。
トラウマの特効薬はない。

 中学3年生の時、自殺しようとした。
母の通訳代わりをしていた。
どんどん学業も遅れていった。
小学6年生から「20歳です」と言って働いていた。
メイクして誤魔化していた。見た目はバレなくても、中身は子ども。
千葉のそごうでアルバイトしていた。
子どもなのでオモチャ売り場に興味があり、何で大人がオモチャをと。

 頑張るスイッチが入っていたので、母に弱音を吐けなかった。
勉強机もない。冷蔵庫もない。食べ物もなかった。
ジャニーズのシールも買うお金がない。手に入らないものが多く、友だちの会話に入っていけない。
母が「学校どうだった?」と時々尋ねる。
私は母に心配かけたくなかったので、「楽しかった。**ちゃんと遊んだ」と返していた。
**ちゃんは架空の人物。
成績は悪くてオール1だった。母には1が一番良いと伝えていた。

 弁護士になりたかった。
母が清掃で働いていた会社はペルシャじゅうたんの会社だった。
騙されて、借金をしてしまった。信頼していた人の保証人になったが、その人は逃げてしまった。
千代田区の裁判所で母の通訳をした。悪い人が逃げた。裁判官は「母が騙されていた」ことを理解してくれて、和解を提案してくれた。
返せる金額だけを。長い年月かけて、私の働いたのも借金の返済に充てた。
弁護士はなぜ悪い人の味方をするのか?
弁護士になって悪い人にきちんと罰を与えたいと思った。
私は裁判に負けたら、その相手を刺して殺そうと思った。

 中学3年生の時、自殺したいと思って、早退して家に帰った。
自殺して母が一人になることは考えていなかった。
というかそこまで考えられなかった。
私が死ねば、相手は私が死んだことで苦しめることができると思った。
母は仕事でいつもいないはずなのに母がいた。
母は枕に顔を押しつけて泣いていた。
母はそれまで弱音を吐かなかった。
母は150cmくらい。我が家には枕一つ、ふとん一つしかなかった。
いつも抱き合って寝ていた。
母は後一週間500円しかなくても、500円もあるよと言っている人だった。
ぼろぼろの服も、「まだ使えるから」という人だった。

 私は母に「どうしたの?」と尋ねた。
母は「疲れちゃった」と言った。
いつもキラキラしてる母が弱音を吐いた。
そのことが嬉しかった。
この人も「人間だ」と思った。
私も「疲れた」と言っていいんだと思えた。
「死にたくて、早退して帰って来た」と言えた。
そうしたら、母が「死んでよいよ」と言ってくれた。
止められたら、今ここで死ななくても別の日に別の場所で自殺していたと思う。
死にたい気持ちを受けとめてくれたと思えた。
母が「あなたが自殺するのを見ていたいから、そして私も一緒に死なせて」と言った。
そして本気で死のうと抱きしめてくれた。

私は家族のことがわからない。
欠けていることが多い。私は欠けている。
だからダメだと思っていた。
今ならそれはそれでよいと思える。
欠けているのが当たり前。
母を立体的に感じることができた。
穴の開いている服を着ている母を抱きしめた時、母の身体は骨と皮だけになっていた。
「こんなに母は小さかったんだっけ」
苦しい言葉飲み込んで働いていた母はボロボロだった。
生みの親を憎んだ。今でも憎む。その思いがいまだにグルグル回っている。
それ以上に、ずーっと見守ってくれた母。
私が犯罪を犯しても受けとめてくれる母。
私は「母のために生きよう」とそのとき思った。

 人は自分のためだけでなく、誰かのためになっている。
どんなに困難と問題を抱えていても、眼の前に人がいるから生きられている。
生きようと思っても生きられない。
お金が出てくる世界で、生命が奪われている。

①自分を愛する。
 簡単ではないことはわかっている。わかっていても自分のことが嫌いになる。
自分が嫌いなところは、ひょっとしたら、誰かにとって良いことかもしれない。
自分の色を失くさないで欲しい。
社会は自分の考えをだすことが少ない。
出すと周りの空気が変わる。

 児童養護施設や介護施設をボランティアで訪問するようにしていることが多い。
そういうところでは共鳴できることが多い。
いつもの空間から一歩離れて違う空間に行って欲しい。
自分探しの旅はしないで欲しい。
それは今の自分を否定することになる。
別の価値観を持っている人と出会う。
私はそういうところに行くようにしている。
 
②誰かの相談に聴く側に 
 でもそうしていると溜まっていく。全てを抱え込まないで欲しい。
自分のメモリーカードがいっぱいになったら、止める。
それは逃げることにならない。
身を引くことも考えて

 会話と対話
対話が少ない。
相手の顔色が変わったりと衝突が生まれる。
違って当たり前。

 映画を作っている。4年かけて。
キャストは8人。皆児童養護施設出身者。
でも一人はもういない。
もう丸一年になる。自殺した。
彼の話を聴いていた。
彼は自分の子どもに同じことをさせたくいないと言っていた。
施設の子どもとレッテルを貼られる。
でも、生まれた環境と親を憎んだことがないと。
5人は親に殺されかけたことがある。
それでも親を愛している。
親が老後、困ったら面倒をみたいと。

 私は彼の自殺を止められなかったことがずーっと罪悪感になっている。
彼は死ぬ一週間目にお話ししたいと私に連絡が送って来た。
その時映画の完成前でもありとても忙しかったので、「もう少ししたら会おうね」と返していた。
もし、会っていたら、彼の心を軽くしてあげられていた。
どんなに体験していても、過ちを繰り返してしまう。
仲間からの連絡はSOSだと思う。
もっと支援する側が、苦しんでいる人が頑張るのではなく、もっとおせっかいできる社会にしたい。

 エレベーターで声かけても返って来ない。
変えられない痛みがあるのは財産だと。
それを失くすと社会が悪くなる。
自殺した彼の娘は8歳。
父がどうして亡くなったかはまだ知らない。
遺された側は、自分から命を絶たれると、何かできたのではないかと、心がえぐられたままになる。
重い話でごめんなさい。

 この時の経験を友人に言ったら、母と似ていた。
その人は施設を出た人が集まれる場所がないので、その場所を提供している。
時々、夜中に「死んでやる」と電話がかかってくる。
直ぐに自転車で駆け付けていた。
今は「いいよ」「止めないよ」「この電話切るよ」
「でも明日生きていたら必ず電話頂戴ね。待っているから」と伝える。
3日後にかかって来たこともある。
ずーっと心配している。
最後の選択をする人には、「帰る場所」がない。
生まれた命は宝物。
それがどれだけ大切か。
抱きしめる。この優しさの輪が広がって、いつか平和も広げて行きたい。
そうしないと世界が良くなっていかない。
かかってくる電話に出なかった。

母は弟を亡くした。弟が先に亡くなったことを母は毎日泣いている。
ずーっと数か月泣いている。
「もう泣かないで。いつまで泣いているの」と母に言ってしまった。
母が「泣かせて」と。
母への禁句が「元気」「誕生日」の言葉。
弟と3日違いが母の誕生日。

 母の知り合いにご飯をおすそ分けしたりしていた。
その人は生活保護。
母が落ち込んでいた時、その人との関係が母をさらに苦しめると思って、しばらく連絡してこないでとお願いした。
そして1か月後くらいに、母が「しげたさん来ないね」と。その人の名前はしげたさん。
母が料理を作ったので、しげさんのところに持って言ってと。
持っていき、ドアノブに料理の入った袋をぶら下げて、ピンポンを2回押すのが私たちとしげたさんの合図になっていた。
その後にまた料理を届けたら、前の袋がそのまま。
そこで不安になって管理人さんに尋ねた。
「しげたさんは亡くなったよ。しばらく発見されなかった」
私は本当にバカだった。
しげたさんの唯一の話し合い手は私たちだけだった。
それを私が止めた。
母がまた料理を作った。
そして「しげたさんに持って行って」と言った。
私は困ったが、覚悟を決めて母にしげたさんが亡くなっていることを伝えた。
そうしたら母が「知っていたよ」と。

 この話をしているのは、どんなに気を使っても、どんなに周りを見ていても、自分が会話のない人を見て何もしないのは、どんな人間も罪びと。私も罪びと。
それをずーっと背負うこと。受けとめて、感情を持ってる。
涙は、誰も苦しい、心を出して、泣いてください。
泣けるのは、生きようとしているから。籠の中の自分を見て欲しい。
自分を一番見ているのは、インナーチャイルド。
あなたの溝を聴くのもあなた。
一人じゃない。
心の声に耳を傾けて欲しい。

 自分の中に余白が生まれると、声をかけることができる。
気にかけている人がいる。
思いやる。浮かんできた人に声をかける。
文明の発達、たとえばSNS、人とつながるために使って欲しい。

 国家と国民を一緒に見ないで欲しい。
その国民が望む戦争はない。
お互いが信じることのためにやっている。
それは戦争をしない。
戦争にはリセットボタンがない。
始まると戦争は止められない。
相手の立場に立たない人が多い。
その意識(相手の立場を考える)が低くなってきた。
流れてくるものをそのまま受け止めると加担したことになってしまう。
自分が見ているものを押しつけると苦しくなる。
自分が存在するだけで、大切な平和のピース(ジグソーパズルの一個)になる。

感想
 辛い話をされるとき、サヘル・ローズさんは涙声で話されていました。
辛い話をすることが、生きることを伝えるためには必要だと思ってだと思います。

 生きているだけで誰かの支えになっている。
生きているだけで十分だと、信じることなのでしょう。

 サヘル・ローズさんのことは知っていました。
東京いのちの電話で講演会があるのを知り、ぜひ聞きたいと思い直ぐに申し込みました。

 この講演、多くの人に聴いて欲しいと思いました。
メモしてブログにUpするのは、少しでも、サヘル・ローズさん(砂漠に咲くバラの意味)のメッセージを聴いて欲しいと思うからです。

 母と子が野宿した周辺のさいたまの人が優しくて良かったです。
その優しい人に自分がなれるかです。

 東京いのちの電話での講演でした。
埼玉いのちの電話でも、来てくれるように思いました。
そして埼玉の人の温かいおせっかいの話をもっとしていただけるのではないかと思いました。

 ユダヤの人、トルコの人、台湾の人に親日家が多いのはその国の人に優しくした先人の日本人がいたからです。

 サヘル・ローズさんのYouTubeとX(元ツイッター)に登録しました。

ノザワが肥料「マインマグ」のアスベスト含有ついに認める 一方で「基準超ではない」と新主張 “検証”報告書は非公表 ”基準を超えるアスベストが含まれていないと証明は出来ていませんと言っている”

2024-02-05 09:09:09 | 社会

 大手建材メーカー・ノザワ(神戸市)が製造し、全国展開していた肥料「マインマグ」のアスベスト(石綿)問題について、2023年12月13日、同社は1年近くにわたる“検証”の結果、基準超の含有は「確認されませんでした」と発表。一部メディアはそのままたれ流した。同社の“安全宣言”にどの程度の信頼性があるのか、この間の取材から3回にわけて報告する。(井部正之) 


◆石綿含有を初めて公表 
 マインマグは、同社の石綿鉱山で過去にクリソタイル(白石綿)を採掘した際に発生する石綿混じりの廃棄物「鉱さい」を高温で焼成処理し、同社の説明によれば「完全無害化」した肥料とされる。2010年から販売。口コミで販売を伸ばし、2021年度には推計2100トン超(売り上げ額から逆算)を出荷した。 
 ところが筆者が2022年3月にマインマグC、miniの2製品を購入して、石綿の有無を調べる国際標準の定性分析法「JISA1481-1」により3社で分析してもらったところ、いずれも白石綿を検出。石綿繊維の分布などから含有率を推計する「目視定量」でも3社とも「間違いなく0.1%は超える」と断言した。実際に1社でマインマグCを国際標準の「JISA1481-4」で定量分析してもらったところ、石綿の含有率は0.8%だった。労働安全衛生法(安衛法)施行令で石綿の使用や製造、販売などを禁止する基準である重量の0.1%を超えるため、法違反の可能性があるとして同社のコメントも含めて2023年1月4日に報じた。 
 その後同社は一部の製品に基準超の石綿を含む「おそれが高い」として同1月30日、自主回収に踏み切った。 それから1年近くが経った12月13日の同社発表で注目すべきは、これまでマインマグに石綿が含まれる「おそれが高い」と説明してきたのに対し、「当該製品に法令の基準を超える石綿が含有されていることは確認されませんでした」と変わったことだ。 ここで重要なのは、石綿を「含有していない」あるいは「不検出」とするのではなく、「基準を超える石綿」の含有について、「確認されませんでした」としていることだ。つまり、暗にマインマグの石綿含有を認めている。 当初同社はマインマグへの石綿混入との指摘に対し、こう反論していた。 
〈ノザワは「製造1時間ごとに焼成後の原料について検査を実施し、肥料造粒のバッチ処理毎に再度検査を実施しておりますが、現在までに、石綿が検出された事例はありません」(リスク対策部法務室)などと回答。
 筆者が購入した2製品の同ロット(1回の製造単位。約200キロと2022年3月に回答)についても「社内及び外部機関にて分析し、石綿は検出されておりません」(同)などと全否定した〉(2023年1月4日の拙稿) それが同1月12日に一転する。筆者が購入したのと同じ時期の2022年3~4月ごろに製造・販売したマインマグCとminiの「一部」に「法令の基準を超える石綿」が含まれている「おそれが高いことが判明」と発表した。
 同社は「これまでの弊社及び第三者機関の検査において石綿が検出されたことはありませんでした」としつつも、念のため、すべての関連製品について使用を中止するよう求めた。自主回収を知らせる同1月30日の発表でも同様の説明だった。 これまで同社は当初の石綿「不検出」との主張から、筆者が購入したのと同じ時期のマインマグC、mini「だけ」基準超の「おそれが高い」との見解に変更したものの、石綿を含有していることは認めていなかった。 そもそも同社の「検証」で石綿がすべて「不検出」だったのであれば、間違いなくそう発表するはずだ。 それが今回初めて認めた。つまり、同社の「検証」でも石綿含有を否定できなかったということだろう。

◆石綿含有だが「基準内」と新主張
 同社は今回初めて石綿含有を認める一方、基準超は「確認されませんでした」と新たに主張した。 発表によれば、同社は「マインマグ製品の石綿含有率を正確に分析するにあたって、専門機関による指導を仰ぎ、多方面から検証を繰り返し行いました」としている。その結果、マインマグに基準超の石綿が含有されているとの「事実は確認されない」との結論にいたったというのだ。 同社はすでに厚生労働省など関連省庁に「報告」したとも明らかにしている。 
 興味深い記載として、同社の「検証」では、建材などの石綿分析で使う「既存の検査方法ではその石綿の含有を正確に測定することができない」と主張。そのために分析結果が得られるまでに時間をかかったと釈明している。 ふつうの分析方法では適切に分析できないとの主張は具体的にどういうことなのか。しかし発表にはそれ以上の記載や裏付けは示されておらず、同社は「検証」したという報告書も公表していない。 
 発表当日、筆者は技術のわかる担当者も交えて話を聞きたいと同社に取材を申し込んだ。しかし同社は拒否。電子メールで質問を送るよう求められたのでその日のうちに、検証結果報告書の提供・公表をはじめ、検証の詳細や科学的根拠、今後の販売再開など計9項目を送った(その後1項目追加し計10項目)。ところが10日経っても返答がなかったので改めて連絡したところ、「対応を控えさせていただく」(リスク対策部法務室)と回答を拒否した。 
 通常、製品に重大な問題があり、自主回収までするような事態になった場合、検証結果を公表するのが当たり前だ。たとえば2018年3月、津田駒工業(石川県金沢市)は基準超の石綿を含有する部品を織機に使用していたことを発表。弁護士や社外取締役による特別調査委員会を設置し、5月に報告書を公表した。また石綿関連ではないが、認証不正問題が起きたダイハツ工業は第三者委員会による調査を実施し、その結果を公表している。これがふつうの対応だろう。 ところがノザワの場合、「専門機関による指導」のもとで、「多方面からの検証を繰り返し行いました」とあるだけで、具体的な体制や手法、内容には一切触れてない。検証過程が明かされないまま、「基準である0.1%を超える石綿が含有されているとの事実は確認されない、との結論」が一方的に提示されただけだ。同社の主張の根拠を示すはずの報告書は公表されず、取材も拒否。1年近くかかったという「検証」は完全に“ブラックボックス”だ。これでは信用などできようがない。 
 同社はマインマグの自主回収は「在庫数のほぼ全数を回収」済み(実数は非公表)としつつも、「混乱を回避」するために継続すると発表。販売再開については「現時点で決定した事実はありません」としたが、「公表すべき事項を決定した場合には、改めてお知らせいたします」との書き振りからはいつでも製造・販売を再開できるとの自信すら垣間見える。 だが、同社が今回発表した裏付けのない「主張」において少なくとも石綿含有を認めた以上、製品の有害性は明らかだ。あるいは製造・販売禁止などの規制には引っかからない基準内だから、石綿を含有していても販売するのに問題ないとでもいうのだろうか。同社はきちんと説明すべきだ。

感想
 ノザワの対応は不誠実であり、回答も論理的でありません。
なぜ、検出されないなら、回収する必要があるのでしょうか?
また販売再開しないのでしょうか?

 アスベストの試験は、医薬品添加剤のタルクに日本薬局方にアスベストの検出試験が掲載されています。

 また、製造工程でチェックしていたとのことです。
そして検出されなかったということは、検出方法が不適切だったのです。

 まあ、農林水産省が動かないということは、農業従事者の健康被害を考えていないと言っても過言ではないですね。

 まだまだ曖昧な点が多いですが、はっきりしていることは不誠実な企業だということのように思いました。
 他の製品も同じような不安を抱えてるのでは?と思ってしまいます。

 それにしてもいまだに建材にアスベストの含まれている製品を販売していたのはビックリです。