・結果というのは自然法則によって現れるもので、期待した結果にならなくても、努力は無駄になったわけではありません。
・原子脳を自由勝手に機能させていると、好きな事しか行動に移さないようになります。
・私たち人間は、理性の脳を育てられます。
・「もっと、もっと」は苦行のもと
・意志の強化とは、自分の人生の目的を達成するために行うものであり、欲のために行うものではありません。
・抱えているものをあえて手放してみる。
・自分の生き方によって、結果が変わります。好ましい結果をめざすならば、生き方を変えなくてはいけません。生き方をただ変えても意味がないので、人格向上をめざして生き方を変えるのです。それで目的を設定する時点で、自分の生き方の問題が明確になります。その問題点を直せば、十分です。目的に達します。
・正しい目的が定まれば、自分がするべきことの優先順位が決まってくるので、やめる力を強化しなくても、必要のないことは自然にやらなくなるのです。
・何かに依存している人は、まず、自分は「病気」だと自覚しましょう。
・病気にかかった本人は、自分は病気であると自覚し、病気は治療するものだと受け止め、「治そう」という気力(意志)を持つことが必要なのです。
・意志だけは時間の流れによって老化したり、弱くなったり、腐ったりすることはありません。意志も常に不安定で、安定を求めて変化をし続けていますが、意志は教化することができます。それも、老化や退化といった悪い方向ではなく、よい方向へと強化し、育てることができるのです。
・自分が意志をもって事を起こし、その意志を貫こうとするのは素晴らしいことですが、どんな結果が出るかは誰にもわかりません。しかし、それはあなたのコントロール外(管轄外)のことですから、結果という事実を受け入れるのみです。その結果が気に入るか気に入らないかは、どうでもいいことです。事実という結果がそこに存在しているというのが、真実なのです。
・お釈迦さまは、「カルマとは意志のことである」とはっきりおっしゃってます。
・あなたは、自分で気づいていないかもしれまえんが、一瞬、一瞬を自分の意志によって生きています。
・意志を強化するというのは、人間が動物から成長することを意味します。ですから、自分が動物であるということを認めなければなりません。
・何かに挑戦し続ける人生は、かなりおもしろいものです。そして、生きていると充実感を得ることができます。それが、人間にとって、真実の幸せです。
・「善」か「悪」かで決めます。
・善の行動を毎日行っていると善の心所が強化されるため、善心所と組み合わさって働いている善の意志が自動的に強化されていくのです。
・自分が「目的」と設定することが善か悪か判断するときは、
「きちんとした理性をもっている人から批判されない」
「行ったあとに自己嫌悪に陥らない」
「後悔することにならない」
「よい結果になると期待できる」
・言葉に出して言える目的をもっていますか?
・目的をしっかり求めて、そのために生まれた意志を全うさせる。そして、また次の目的を設定して、それを全うさせる。生きるとは、日々、そうした目的設定と達成の連続をくりかえすことなのです。
・目的を正しく設定し、脳が本気で達成しようと思っているかどうかという問題です。
・自分だけが健康で長生きできればいいという視点から、「まわりの人々の役に立つにはどうしたらいいか」「世の中の役にも立つだろうか」という視点に移行することができれば、それは善の目的になるといえるでしょう。
・今、この瞬間にするべき目的は、何としても一つにしなくてはなりません。余計なもの、不可能なものはすべて切り捨てます。
・意志を強化するためには、三つの仲間の力を利用します。
①行動を開始する力
②続ける力
③乗り越える力
①意欲
②精進
③観察の力
④認識の力
・精進は、怠けを叩きつぶすことが目的なので、どのように精進したらよいかということを、お釈迦さまは具体的に説かれています。
①今ある悪をなくすように
②今はない悪が将来も怒らないように
③今ある善を完成させるように
④今はない善が現れるように
感想;
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どう考えるかで、人生が変わるとのことです。
きっと0/100で考えるのではなく、ブッダの教えを人生に少しでも生かすと人生がより幸せになるように思いました。