・才能のルール
①人生とは、「異能バトル」である
②才能とは、グループ内の「かたより」が評価された状態である
③ルールがあいまいな世界ほど、あなたは異能バトルに勝ちやすくなる
・才能が発揮できない、3つの理由
①「好き」や「得意」なことで才能を探そうとしている
②人生を成功に導く「特別な能力」があると思っている
③人生は「生まれ」で決まると思っている
・世の中で「成功に欠かせない能力」としてよく言われているのは次のようなものだ。
①IQの高さ
②自信の大きさ
③ポジティブ思考
④コツコツやり抜く力
⑤大量の練習
ここに挙げた能力を持っていても、世の中で高いパーフォーマンスを発揮できるかどうかはまったく予測できないんだ。
・イリノイ大学が行ったEQに関するメタ分析
EQと仕事の成績は1%ぐらいしか関係がないのに、IQの場合は、おなじ数字が約14%だった。
・遺伝子の働きは努力で変えられる。
遺伝子のなかにも、使われるものと、使われないものが存在し、それぞれの働きは環境によって変わるからね。君たち人間の遺伝子も、毎日の体験によってどのスイッチが入るかが違ってくるんだ。
・人生は”生まれ“で決まらない。
遺伝率では、「自分の才能」は何もわからない
・どんな人でも必ず“優位なかたより”を持っている。
・「かたより」が役に立つのかを掘り下げるためには、次の2つのステップをこなすといい。
①戦い方を決める
②異能を使いこなす
・合計スコアを最大にする組み合わせは?
ボーカル ギター
音楽うま太郎 10 15
音楽へた太郎 2 10
⇒音楽うま太郎がボーカルして、音楽へた太郎がギターをするのが二人のMax
・異能バトルに勝つためには一番大事なのは、グループ内の中における自分のポジションを掘り下げることだ。
・己を知るのは生涯の大事である。
・世の中で活躍するには自己アピールが欠かせない
・自分の貢献や業績を伝える際は、ポジティブな情報だけでなく、ネガティブな要素も加えるほうが無難です。
・多様化した世界では、より多彩な経験と能力が価値を持つ。
・ほとんどの人は、特定の状況でうまく機能する資質を「才能」と呼び、うまく機能しない能力を「欠点」と呼んでいるだけだった。
自分の能力が評価されるかは、状況によって変わるという話でした。
感想;
新たな視点でした。
あの人は才能があるというのは、あの人の環境で秀でているのとの説明です。
「かたより」
所属するグループ内のメンバーの中で、自分が勝っているものがあると活躍の場面が生まれるようです。それは他のグループに行けばもっと高い能力持っていても、今いるグループでは大いに役立つということのようです。
つまり、かたより、他の人と違っている、異能を活用するというか、違っていることを生かすことで才能が育って行くとのことです。
遺伝子や生まれによる影響もありますが、それだけでは決まらない、もっと様々な要因があるようです。
諦めないことなのでしょう。
遺伝子のスイッチを上手くコントロールする。
自分を苦しめるスイッチを知らない内にオンにしているのかもしれません。
でも同じ状況でも自分を生かせるスイッチをオンにしたいものです。
ロゴセラピーは「人生が自分に問いかけてくる」と考えます。
多くの困難や試練にどう自分なりの答えを出していくかが問われていると考えます。
それに答えていくことで、価値を、意味を見いだすとの考えです。
諸葛孔明が子孫に残した言葉に、「才能は努力によって開花する」があります。
自分に才能がないと思う前にチャレンジしてみることなのでしょう。
見えないガラスの天井で、自分には才能がないと諦めてしまうことが、自分の才能を見つけるチャンスを失っているのかもしれません。
何も見つからないと思うなら、いろいろな体験をしてみると、新しい出会いがあるかもしれません。
その出会いから何か見つかるかもしれません。
そしてまた新しい出会いがあり、それらの出会いが自分にとって大きな存在になるかもしれません。
それを信じることなのでしょうね。
一歩踏み出す勇気、「言うは易く行うは難し」ですが。
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