英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

桜の開花と嵐の関係

2014-04-04 19:07:33 | 歳時メモ
 福井市は3月31日に桜(ソメイヨシノ)が開花し、3日に満開宣言。越前市の味真野小学校のエドヒガンザクラもほぼ満開。日野川堤防の桜も今日の午前中の段階で5~8分咲き。
 3月28、29日と20℃を超え、一気に開花に向かい、開花後も2日、3日と20℃を超えたのでまたまた一気に満開へと向かった。開花のピッチが速過ぎて観るのが追い付かない状態だ。

 今日は寒気が南下して、11時27分 には15.2℃あった気温が12時には10.2℃に一気に下がった。この時暴風状態で、その風が南風から北西風に変わり、気温も下がり続け、21時には5.6℃と冬の寒さである。全国的にも大荒れであったようだ。

 「桜が咲くと皮肉なことに嵐になる」という嘆きがよく聞かれる。
 この現象、実は通常の傾向。
 桜が開花する3月末から4月初旬は、暖気が優勢になるが、それでも6、7日に1回寒気が南下する。なので3月末に暖気に覆われて開花が進み、満開の頃に寒気がやってきて嵐になる。暖気に覆われた後に寒気が襲来するの大気の状態が不安定で突風が起きやすく、核となる低気圧も発達する。しかも悪いことに、寒気を伴った低気圧は動きが遅い。
 福井は月曜日には寒気が抜け晴れの予報。満開前の桜は風には耐久性があるので散っていないと思う。がんばってほしい。
コメント
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