英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

13-14 Wリーグ プレーオフ・ファイナル JX-ENEOS×デンソー 第3戦(4月20日)

2014-04-20 21:59:34 | スポーツ
大激戦であった。

 スターティングメンバーには変化なし。
 お互い若干硬めの動き。デンソーの厳しいディフェンスに手を焼き気味のJXはいつも通りと言えるかもしれない。
 開始3分30秒、4-5デンソーリードで、JXは大沼に代え新原をコートに。開始4分ぐらいで新原投入を決めているのかもしれない。確かに、第1戦と同様、デンソーペースではあるが、それほど悪いオフェンスリズムではない。オフェンスが重くなる新原投入より、このまま押し通した方がオフェンスが機能してくると思うが、どうなのだろう。
 対するデンソーは、ボールがまんべんなく回り、各選手が得点。大庭が1本、当たりがなかった藤原が2本の3Pを決める。JXは間宮が8得点を上げ対抗するが、10-18とデンソーが8点リード(残り3分8秒)。
 この後もJXはオフェンスの形が作れないのに対し、デンソーは気持ちよく攻める。第1Qは24-14とデンソーらしくないハイスコア。JXは終了間際、宮澤に代わってコートに戻っていた大沼がジャンプシュートを決め、クォーターの終わり方としては気分的に救われた。
 戦略面で問題と感じたのは、残り27秒で渡嘉敷が2つ目のファールを犯した時、ベンチに下げんかったこと。宮澤もいるし、残り時間を考えると、疲労気味で2ファールの渡嘉敷を出すリスクを犯す必要はない。

 第2Qは残り9分9秒(26-16)から膠着状態が続く。JXはオフェンスが重く、デンソーは詰めが甘く、残り6分45秒まで両チーム無得点。
 流れを変えたのは大沼。距離のあるジャンプシュートを連続で決め、20-26と6点差に詰め寄る(残り5分59秒)。この後も、間宮がジャンプシュート、岡本が3Pシュートを決め一気に1点差(25-26、残り4分51秒)。デンソーはボール保持者を見て足が動かない。5分間、無得点。ここで、伊藤が巧みなステップのドライブインを決め、流れを食い止める。(28-25、残り4分27秒)
 この後、ファールやターンオーバー、大沼の積極果敢なドライブイン、大庭の速攻、渡嘉敷のハイポストでのジャンプシュート(この試合初フィールドゴール)、伊集の3人抜きのドライブイン、高田のブロックショットなど巧拙を折込み?、結局、デンソーが35-33で前半を終えた。JXのターンオーバーが前半だけで10(デンソーは2)が目立つ。

 第3Qは、渡嘉敷、岡本がポイントを重ねた後、新原がスチールからの速攻を決め40-35と一気に5点リード(残り8分3秒)。デンソーは3連続ターンオーバーで停滞したが、大庭が3Pを決め、悪い流れを断ち切り、ゴール下でパスをもらった高田も決め同点(40-40、残り7分16秒)。
 この後、JXは大沼7点、岡本3点、渡嘉敷2点。デンソーは高田4点、藤原3点、大庭3点、牛田2点と一進一退の攻防で52-52で第3Qを終える。

 第4Qは、互いになかなかフィールドゴールを決められない。開始4分を過ぎて、JX5点(内フリースローが3点)、デンソーは伊藤の3Pシュートと牛田のフリースローの1点。(57-56)
 残り5分40秒で渡嘉敷がリバウンドを取ってのシュートを決めゲームが動き出す。(59-56)
 残り5分20秒、大庭がドライブで切り裂き、59-58。
 残り5分1秒、間宮-渡嘉敷のツインタワーパスを通し、61-58。
 残り4分13秒、伊藤が3Pシュートをねじ込み、61-61、同点。
 残り3分12秒、ゴール下の渡嘉敷が無理気味のパスを何とかキャッチして決め、63-61。
 両チーム譲らない。しかし、藤原のパスミスを早い展開で大沼に渡し、ジャンプシュート!65-61と4点差。(残り2分50秒)
 さらに、藤原から高田へのパスに、大沼が反応良くパスカット、それをゴール下の間宮まで展開し、間宮が決め、6点差。(67-61、残り2分38秒)
 JXに大きく流れが傾いたかと思えたが、ダブルチームを受けた高田が走り込んできた牛田にパスをさばき、67-63。(残り2分25秒)
 さらに、岡本のドライブを防ぎ、藤原がターンアラウンドシュートを決め67-65の2点差に詰め寄る。(残り1分48秒)
 さらに、ゴール下の間宮に伊藤がダブルチームを仕掛けスチール。(残り1分30秒)
 同点のチャンスだ。しかし、ここで同点を意識したのか、慎重になりボールが回らず24秒オーバータイム。(残り1分3秒)
 JXのオフェンス、渡嘉敷のドライブを狙う。外れたリバウンドを間宮が取りそのままシュート。JXツインタワーの絶対的強さを見せつけたシーンで、間宮はゴール下のリバウンド&シュートが本当に強い。勝負所で決める。69-65、残り56秒。
 さらに、伊藤のドライブを渡嘉敷がブロックショット!(残り51秒)
 しかし、デンソーもあきらめず、藤原がスチール。牛田にパスを送り牛田がレイアップを…今度は大沼がこれをブロック!これを渡嘉敷が保持し、岡本にパス。これをスチールしようとした伊藤が激突、ファール。(残り35秒)
 フリースローを得た岡本、これを2本決めれば勝利が近づくが、何と2本とも外し、デンソーに勝機が残る。
 大庭がスリーポイントを放つが外れ、このリバウンドを渡嘉敷が死守。
 デンソーはファールゲームを仕掛けるが、JXは必死のパス回し。しかし、ここは素直にファールをもらえばいいところだろう。ファールを避けるにこだわり過ぎてパスミスでアウトオブバウンド。(残り13秒)
 残り13秒で4点差のJX、ここでよもやのタイムアウト!
 ファールの数の確認や落ち着かせるためという意味はあるが、タイムアウトを使い切っているデンソーにオフェンスの打ち合わせの機会を与えるのは損なのではないだろうか。普通に流してオフェンスをさせ、決められたところでタイムアウトを取っても間に合うはずだ。

 おかしなヘッドコーチのまずい戦略をカバーするのがJXの強さだ。牛田のジャンプシュートを渡嘉敷がブロック!(アウトオブバウンドでデンソーボール、残り7.6秒。
 しかし、デンソーはスローインから大庭が3Pシュートをねじ込む。69-68。
 すかさずファール。(残り4.5秒)
 フリースローは岡本。今度は2本とも決め71-68。
 残り4.5秒。スローインのボールを受けた伊集がドリブル。走る走る。ディフェンダー二人をかわして、スリーポイントライン付近まで運び、そこで3Pシュート!、……しかし、リングをはじいた。
 71-68でJXの勝利。ファイナル3勝0敗で、6連覇達成!

 激戦だった。
 JXは、大沼が苦しい場面を果敢なプレーでつなぐ18点の大活躍。
 間宮はゴール下での苦しい体勢からシュートを決めた(16得点)。
 渡嘉敷は13得点17リバウンドの大車輪の活躍。
 岡本の安定した活躍(16得点)
 新原の必死のプレー。
 宮澤もポテンシャルの高いプレー。

 敗れたデンソーも集中力がすごかった。素晴らしいディフェンスだった。
 高田の攻守の活躍。
 牛田も飛び込むようなリバウンドでデンソーに流れを引き込んだ。
 大庭のドライブや3PでJXを翻弄。
 伊藤のボールさばきとしつこいディフェンスは素晴らしかった。
 藤原も3Pを3本決め、
 伊集の物怖じしないプレー。

 もともと、Wリーグはそのスピードやスタミナは素晴らしかったが、一昔前はシャンソン&共石時代の頃は2強のみだったが、ここ数年、特に今年はファイナルの2チームの他にも、トヨタ、富士通、シャンソン、三菱電機と拮抗している。本当に頼もしく、楽しみなWリーグ、日本女子バスケットボール界だ。


 最後に、優勝インタビューの短評を。
 大沼……うまく表現できず言葉に詰まる。2年目の初々しいインタビューだった
 渡嘉敷……大声で観客に喜びをアピールする。その姿は、まるで酔っぱらったオッサン
 新原……重圧から解放され、こみ上げるものが……よく頑張った
 間宮……もはや監督のような落ち着きと貫禄
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

近況 ~猛ペースの記事アップの理由~

2014-04-20 20:36:46 | 日記
4月13日から今日(20日)までで17記事アップしました。
予定外のペースです。

 さて問題です。この猛ペースの理由は?
①仕事が暇で、時間を持て余している
②病気で自宅療養中で、時間を持て余している
③離婚して、仕事以外の時間を持て余している
④PCを新調したので、うれしくて記事を書いている
⑤その他


【解答・解説】
①「貧乏暇なし」状態です。どなたか無給で働きに来てください。
②昨日から腰痛に悩まされていますが、よほどのことがない限り、休めません。
 腰が痛いので、どなたか無給で働きに来てください。
③今のところ、大丈夫です。
 先月、なばなの里に連れて行ったので、半年は大丈夫でしょう。
④PCを新調する余裕はありません。どなたか新品のPCをご提供ください。

正解は⑤「その他」です。
 仕事などのストレスが溜まっていて、そのストレスを記事にぶつけている……というわけではありません(多少はありますが)。
 「近況」(4月1日記事)でも述べましたが、書きたい件がありすぎて困っています。
 今年は桜の開花期間が長くて天気も良かったので、たくさん写真を撮ってしまったのが一番の要因で、冒頭にあげた期間中に10記事もアップしています。ということは、他の記事は8日間で7記事。
 ≪なんだ、今までと同じじゃん≫
と気づき、少々がっくり。写真を撮るのもアップするのもけっこう大変なんですよ。
 改めて、「近況」を読んだのですが、この時、列挙した記事をほとんど、消化していません。
 何しろ、どんどん書きたい記事が湧いてきてしまいます。旬なものが多いし、新たに考える記事の方が書きやすいです。過去のもの、特に「順位戦C級1組」などは、また考えを再構築しないといけませんし。おまけに、書こうかどうか迷っていた「電王戦」も書き始めてしまったし……

 別に、書かなくてもいいと思うのですが、書きたいものを書かないのも、書きたいことが溜まっていくのも、ストレスになります。
 無理はしませんが、「桜シリーズ」も終わったので(いえ、これも楽しんで書いていました)、出来るだけアップしていくつもりです。もし、待っている方がいらっしゃいましたら、気長にお待ちください。「近況」の時も漏らしましたが、リクエストがあればおっしゃってください。モチベーションが高まります。
 ssayさん、「山口百恵考」は当分無理です(笑)
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

13-14 Wリーグ プレーオフ・ファイナル JX-ENEOS×デンソー 第2戦(4月19日)

2014-04-20 13:01:03 | スポーツ
第1戦はJXの辛勝、第2戦は……≪勝負は分からない≫……改めて実感したゲームだった。

 第1戦はデンソーがゲームを支配、4Qに8点差をつけたが、勝利を意識したのか動きが固くなり、JXに逆襲を許し逆転負け。JXはオフェンスが機能せず、個々の能力だけで得点を上げただけ。勝負所で集中力を高め試合をものにしたのは流石だった。

 第2戦のJXは個々の役割を確認したのだろう、フリーの選手を作りそこへパスをだし、すかさずシュート。あるいは、そこを起点とするオフェンスを展開できた。
 岡本が積極的に動き、3Pシュートを3本決めた。
 問題の新原は5分30秒過ぎにコートに入った。JXがフリーのポジションを作れるようになったこともあるが、フリーの選手にパスを送っていた。
 逆に、デンソーは動きが重く、ディフェンスでは後手に回り、オフェンスのリズムも悪かった。パスを受けてからオフェンスを始めることが多く、第1戦のJXのような重いオフェンスだった。
 第1Qは21-5とJXが大量16点のリード。岡本9点(3P3本)、間宮8点、宮澤3アシスト、渡嘉敷4リバウンドとバランスが良い。

 第2Qは、デンソーもスクリーンプレーや高田のポストプレー、速攻などオフェンスを建て直し、ディフェンスもプレッシャーを掛けるようになった。大庭の3Pが決まり20-31と11点差まで追い上げる。
 しかし、JXは渡嘉敷、間宮を中心にシュートを決め、ディフェンスも厳しくプレッシャーを掛けデンソーのオフェンスを封じた。
 分からないのは、残り1分41秒、39-20完全にJXペースとなったところでタイムアウト。指示は「あと1分40秒、引き締めていけ」だけ。ここはデンソーの方がタイムアウトを取りたいところだったはず(タイムアウトを使い果たしていた)
 結局、この後、膠着状態となり40-22で前半終了。前半終了8秒で、JXのオフェンスだが、残り4秒で岡本が超ロングシュートを放ったがエアーボール。かなりもったいないプレーで、タイムアウトを取るのならここだったのではないだろうか?
 後半のタイムアウト時に、ヘッドコーチが「勝ったつもりでいるのか?」と一括したが、それは、自身に言わなければならない言葉である。
 第2Qは1Q不調だった牛田(0-3)が8点、JXは渡嘉敷8点。アシストは大庭3、岡本5.リバウンド間宮4本。

 第3Q、20点差前後で推移するが、デンソーがディフェンスのプレッシャーを強め、徐々にJXのオフェンスが機能しなくなる。デンソーはイージーなターンオーバーが目立ったが、オフェンス、ディフェンス共に集中力を高め、ゲームを支配していき、39-50と16点差まで詰める(牛田は4ファールでベンチに)。
 追い上げムードの中、高田汐織の3Pシュート。さらに新原のセンターライン付近での不用意な横パスを大庭がスティール、シュートを決め11点差(残り4分22秒)。
 それを断ち切ったのが間宮。ゴール下でリバウンド&シュート、ファールをもらい3点プレー。
 この後、渡嘉敷のフリースローなどで点差を広げ、63-45のJX18点リードで終了。このあたり、若干、デンソーのボディーチェックに対する笛が厳しかったように感じる。
 残り1分、走り込んでシュートを決めた渡嘉敷が右足首を捻挫。疲労によってバランスが崩れたことが原因。ベンチの采配に疑問。
 第3Qは高田真希7点、渡嘉敷、大沼6点。

 第4Q、渡嘉敷はベンチスタートで新原でスタート。
 デンソーのプレッシャーディフェンスに24秒オーバータイムやシュートを外すなど点を上げられない。伊集2Pシュート、大庭3Pを決め、63-50。残り8分22秒で間宮が4つ目のファールで渡嘉敷がコートイン。
 伊集が3Pシュートを決め、10点差。JXは新原はボールをキープするだけで攻める意思がなく、周りも足が止まり、オフェンスが重い。その影響か、他の選手がボールを持っている時も、周囲は見ているだけで、パスコースがなく強引にシュートを放つことになってしまう。高田がダブルチームを掻い潜りゴール下の園田にパス。8点差(63-55)。残り6分40秒差で、未だJX、このクォーター得点なし。間宮を投入。
 少し膠着状態が続いたが、残り5分43秒で高田がジャンプシュートを決め、6点差
 さらにフロントコートにボールを運べず、8秒オーバータイム。新原を下げ宮澤がコートに。新原のこの試合のターンオーバーは3つだが、オーバータイムなどを含めると、実質のターンオーバーは倍以上ある。
 岡本からのパスから宮澤がジャンプシュートを決め、ようやくJXが得点、8点差(残り5分9秒)。
 伊集のジャンプシュートで再び6点差(65-59、残り4分42秒)
 残り4分9秒、スクリーンに入った間宮の腕が相手ディフェンダーの顔に入りファール。ファールアウト、高橋がコートイン。
 残り3分59秒、園田がゴール下でジャンプシュートを決め4点差。JXも宮澤がドライブインを入れ返すが、すかさず高田がカットインを決め再び4点差。(67-63、残り3分26秒)
 宮澤トラベリングにアナウンサーも「吉田を怪我で欠き、そして間宮もこの試合はファイブファール、出られることはできません」と上ずり気味
 デンソーターンオーバーの後、JXのオフェンス、リバウンドを2度取るが、シュートを決められず、渡嘉敷がリバウンドの際ファール。高田がフリースローを2本とも決め2点差。(67-65、残り2分15秒)
 岡本がドライブインを決めるが、大庭のドライブインに高橋がファール。フリースローを2本とも決め、再び2点差(残り1分48秒)
 デンソーの激しい守りにJXターンオーバー。大庭がドライブインを試みるが決められず、ルーズボールファール(残り1分18秒)。
 ここでJXがスローインに失敗、伊集のドライブインに高橋がファール。痛すぎるJXのターンオーバー。伊集がフリースローを2本とも決め、ついに同点(69-69、残り1分9秒)
 JX、高橋をベンチに下げ新原投入。大事なオフェンスだが大沼から渡嘉敷へのパスがつながらず、ターンオーバー(残り54秒)。
 デンソー、伊集がゴール下フリーの園田にパス。園田が決めて、逆転!71-69
 残り40秒、ゴールサイド地点で渡嘉敷からパスを受けた新原がドリブルでぐるりと半周してドライブイン(無理だろう)、リバウンドを渡嘉敷が取りシュート。これも外れたが、宮澤がこぼれ球を取りシュートを決め同点
 残り28秒、ゴール下に切れ込んだ伊集がパスアウト。このパスが甘く、新原がパスカット。このまま、ゴールへドリブル。このスピードがすごく、追った大庭が突き飛ばしてシュートを防ぐが、新原がゴールにねじ込んだ。73-71、JX再逆転。(残り10.5秒)
 デンソーとしては、まだ同点で攻撃権を持っていた。不用意に攻めてしまったのが惜しまれる。
 この大庭のファール(大庭はファールアウト)がアンスポーツマンライクファールとなり、新原に2スローと攻撃権がJXに与えられた。このフリースローを新原が2本とも外したので、デンソーにも望みが残った。
 JXボールにデンソーがファール。これでチームファールが5となり、ファールゲームに持ち込む策が取れる。
 残り8.7秒、岡本のスローインがなかなかできず、ようやく渡嘉敷に通すが、余裕がない渡嘉敷はディフェンダーに囲まれ、あわやターンオーバーかと思われたが、藤原のプレスがファールに取られ、渡嘉敷の2スロー。
 安堵のJXだが、渡嘉敷がフリースローを2本とも外し、残り4秒でデンソーの攻撃、伊藤がセンターライン付近からロングシュートを試みるが外れ、ゲームセット。残り2秒あったので、もう1本パスを回したかったが、無理な要求かもしれない。
 73-71、JX薄氷の勝利

 ゲーム後のヘッドコーチのインタビューも歯切れが悪く、決め手となったスチール&シュートでヒーロー扱いの新原もばつが悪そうだった。スチールについては「パスが来たので」と謙遜していたが、確かに伊集のパスミスだった。
 それに、「相手のディフェンスを受けてしまった(攻める気持ちをなくしてしまった)」と反省のことば。
 新原も自分の能力を把握していて、ゴール下のルーズボールや「隙あらばスチール」という姿勢が見え、頑張っている。しかし、ゲームをずっとメイクできる技量は残念ながら持ち合わせていない。吉田の控えのポイントガード育成が急務だと感じる(昨年も同じようなことを言ったような気が…)。

 それにしても、JXはもっと楽に勝てた試合、というか、普通にゲームメイクすれば、順当勝ちできるはずだ。第4Qの7ターンオーバーは大問題である。
 デンソーは2試合続けて、勝てたゲームを落としてしまった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする