英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

13-14 Wリーグ プレーオフ・ファイナル JX-ENEOS×デンソー 第1戦(4月17日)

2014-04-18 20:51:50 | スポーツ
6連覇を目指すJX VS ファイナル初進出のデンソー
 見所は
①レギュラーシーズンMVPの高田がJXツインタワーの渡嘉敷&間宮にどう立ち向かうか?JXは高田を封じ込めるか?
②JXは吉田不在の穴を埋められるか?


 注目のJXのスターティングメンバーは岡本、大沼、宮澤、間宮、渡嘉敷。本来シューティングガードの岡本がポイントガードを務めなければならないが、ボールキープ力もあるのこなせそう。強力過ぎるほど強力なフォワード陣にある程度の位置でボールを渡すことができれば、何とかしてくれる。ただ、パスを回す立場になるので3Pシュートの機会は減りそうだ。
 ゲーム開始、JXは間宮、大沼のジャンプシュート、デンソーは伊藤のドリブルインシュート、高田のジャンプシュートが決まり、互角の展開。この後も、8-8と両チーム譲らないが、デンソーは牛田がやや距離のあるジャンプシュートを思いきりよく決め、早い展開でサッカーの壁パスのようなコンビネーションパスでゴールに切れ込みシュートを決めたのが光った。高田のマークが強くなるのを見越して牛田が攻めるよう指示が出ているのだろう。
 開始3分、宮澤がファールを犯し、新原と交代。≪えっ、新原を出すの?≫
 「今回、3番ポジションなので外回りのディフェンスに不安がある」と言う解説だが、宮澤の動きは悪くなかった。ルーズボールを拾い、ディフェンスも悪くなかった。ファールも1回目であるし、ファールを犯す前から新原はスタンバイしていた。

 私の偏見かもしれないが、新原がコートに出てから、JXのオフェンスが重くなった。ターンオーバーや苦しいシュートが多くなり、3分以上無得点。
 とにかく、打開する意欲も能力もないボール保持、パスセンスもない(1本だけゴールしたフリーの間宮にパスを通した)。シュート力もないのでディフェンダーは下がり気味でいいので守りやすい。新原がボール保持をしている時、見方がスクリーンを掛けてくれたのに、ここも外へ渡すだけのパス。ディフェンスもマッチアップの大庭のドライブインについていけない。
 第1Qは16-17。点数は互角だが、内容はデンソーの方が遥かに良い。メンバー全員がやるべきことをしっかり果たしている。高田は渡嘉敷と間宮に抑えられているが、その分マークが甘くなった牛田が8点上げている。JXは個人の能力で何とか得点している感が強い。

 第2Q早々、牛田が立て続けに2本シュートを決める。解説者「フリーにし過ぎ」と不思議がる。
 この後も、得点は互角だが、JXは渡嘉敷、間宮、大沼らがロングシュートに近いジャンプシュートなど個人の能力で得点するのに対して(新原のパスを受けた岡本がゴールに切れ込んだのとダブルチームを受けた間宮がフリーで走り込んできた新原にアシストパスしたぐらい)、チームオフェンスで得点する。
 前半は35-35で終了。第2Qは渡嘉敷8点、大庭7点の活躍。渡嘉敷、間宮はジャンプシュートがうまいなあ。

 3Qは膠着状態。特に残り6分強から4分半お互い無得点。
 不可解なのは、後半スターティングメンバーに戻して、まずまずのボール回しだったのに、3分弱で岡本を下げ新原を出したこと。新原がコートに入ると、JXはオフェンスが重たくなる。6分以上フィールドゴールがなかった(間宮のフリースローだけ)。「止まるんですよね。オフェンスが止まっちゃう…」と解説者の声。
 デンソーはシュートは決まらないものの、打つべきタイミングでシュートを打つのでオフェンスリバウンドを取ったり絡んだりできている。この時間帯、シュートが決まらないのはともかく、ターンオーバーが出たのが痛かった。
 均衡を破ったのが牛田。渡嘉敷のマークを巧みなステップでかわしてシュート。JXも大沼がオフェンスリバウンドからシュートを決める。44-43でデンソー1点リードで終了。

 第4Q開始早々、ダブルチームを受けた高田からパスを受けた牛田がジャンプシュートを決める。さらに大庭が3Pシュートを決め6点差をつける。
 タイムアウト後も相変わらずオフェンスが重いJX。大沼が放ったシュートがリングに当たったのが認められない不運もあり(はっきり誤審)24秒オーバータイム。直後、またまたフリーになった牛田がジャンプシュートを決め、8点差。
 この後も再び24秒オーバータイム、間宮のチャージング(鼻を打撲)とオフェンス失敗。相当、流れが悪いJX。
 しかし、ここで勝利を意識したのか、再びフリーとなった牛田のジャンプシュートを外してしまう。
 この直後、岡本が倒れ込みながらもドリブルインを決める気迫のプレーで6点差。
 高田のジャンプシュートが外れ、岡本が今度はストップ&ジャンプシュートを決め4点差。
 伊藤のジャンプシュートがエアボール、渡嘉敷が遠い位置からジャンプシュートを決め、あっという間に2点差。
 タイムアウト後、大庭、新原、伊藤とシュートを外し、大沼が遠い位置(ほぼ正面、ほぼ3Pライン付近)からジャンプシュートを決めついに同点(残り4分30秒)
 そして、伊集(大庭と交代)が切り込むもターンオーバー。間宮がゴール下でファールをもらい3点プレー。
 伊集、シュートミス。間宮、フェーダウェイシュートを決め5点差。
 高田が外からシュートを決め、JXが24秒オーバータイムを犯し、残り2分40秒で3点差、まだまだ分からない。
 伊集ターンオーバー(大庭と交代)、間宮シュートミス、牛田ターンオーバー、大沼シュートミスと互いに譲らない?

 ダブルチームを受けた高田からフリーの牛田へ、チャンス!しかし、シュートが外れる。
 岡本のドリブルインが外れ、依然3点差。残り50秒でタイムアウト。
 3Pシュートを警戒したJXの隙をついて、ゴール下フリーの高田へパスが通り、1点差。スクリーンに引っ掛かった新原、それをカバーしようとした間宮。高田がフリーになった。残り、42秒、1点差。
 渡嘉敷がドリブルインし、リバウンドを間宮が取り、シュート。ファールも貰い3点プレー。残り35秒で4点差。
 高田にボールが渡るが、岡本が執拗にディフェンス、シュートが外れ、勝負あり。
 ただ、その後、スローインのボールを受けた新原がボール運びに四苦八苦。なんとか、フロントコートに運び試合終了。59-55でJXの勝利。

 デンソーはゲーム内容で勝ったが、勝利を意識して動きが固くなってしまった。
 第4Q、8点リードしたところで、ジャンプシュートが多くなってしまった。兎に角、ゴール下で高田にボールを入れる努力をすべきだった。
 第4Qはともかく、牛田、大庭は健闘した。勝負所で、疲労か勝利を意識したのか、動きが悪くなったのが残念。
 高田はマークされたが、自分の役割を果たしたと思う。伊藤がやや振るわなかったのが誤算か。
 ディフェンスの集中力は素晴らしかった。

 JXはここぞというところで底力を発揮した。
 ディフェンスも悪くはなかったが、高田を意識し過ぎて牛田をフリーにしてしまった。牛田が予想以上に良かったこともあるが、どこかでディフェンスを修正しても良かったのではないか。
 渡嘉敷、間宮はもちろん、大沼、岡本も苦しい局面をよくつないでいた。
 新原の起用は不可解。体調も良くなさそうだ。吉田の穴を埋められないのは仕方がないが、新原起用の場合は、減点面しかない。岡本、大沼、宮澤、間宮、渡嘉敷のメンバーで長所を主張した方が良いと思う。
 ポイントガードが吉田と新原だけというのも、チームマネージメントの点でもおかしい。ヘッドコーチの手腕に大きな疑問を感じる。
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上広瀬の桜 (4月16日撮影)

2014-04-18 19:36:08 | 歳時

 越前市上広瀬、枝垂桜です。
 本当は別方向からの全景がもう一枚撮ったのですが、間違って削除してしまいました。一番美しく撮れていた気がしたのに、残念です。(←「逃がした魚は大きい」の良い例ですね)

 枝垂桜はソメイヨシノよりピンクが濃く、枝は枝垂れるだけに細いので、たたずまいは可憐です。
 ただ、枝がやや乱雑に重なり合うので、枝にスポットを当てて撮ろうとすると、なかなか絵になりません。

 すぐ近くに赤い橋があります。「雷(いかずち)橋」と掘られています。


 当然、渡ります。

 実は、この川、先日ご紹介した吉野瀬川(8日撮影11日撮影)の上流です。(11日撮影地点より、もっと上流です)
 

 橋の先の光景です。

 雷神社(いかずちじんじゃ)と言うそうです。(詳しくはここ
 枝垂れ桜の横は通るのですが、この橋は初めて渡りました。神社の境内も歩きたかったのですが、また、次の機会に残しておきました。


コメント (2)
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越前市白山地区の桜(水仙、蒲公英など) (4月15日撮影)

2014-04-18 14:34:34 | 歳時

 桜の写真は、前回(日野川堤防)で終わりにするつもりだったのですが、山里の桜はほぼ満開、天気も良かったので、ついふらふらと……



 上の写真は道路側から撮ったものです。
 次に、逆側から撮ろうと思い…

 ふと見ると、水仙が綺麗に咲いています。



 別の道端には蒲公英も。


 おや、土筆も。


 よく見ると、

 少し前(3月28日撮影)にご紹介した土筆、姫踊り子草、オオイヌノフグリが共演しています。

 ちょっとうれしい気分で桜に目を移しました。

 前の空き地は、ある会社の工場の駐車場だと思われますが、現在工場は閉鎖されているようです。工場のある高台にも桜が咲いています。
 で、こちらが先ほどと逆方向からの風景です。


 アップでも撮ってみました。


 今回はこれまでです。(ということは……)
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花水木開花、チューリップ、水仙、花盛り

2014-04-18 14:26:02 | 歳時メモ
「歳時メモ」と勝手に銘打っていますが、このカテゴリーの意味は、植物の様子や気候などをメモして、翌年以降に現記事を振り返ると、季節の進み具合が分かりやすいかなと思い、記事にしています。


花水木が一斉に開花、例年より1週間ぐらい早いのではないだろうか。
チューリップや水仙やタンポポも今が盛り。
 うちのプランターのチューリップや水仙も5日ほど前から咲き始め、今が満開。
菜の花は終盤に差し掛かっている。
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